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ええぞ、カルロス 多言語版

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多文化共生絵本「ええぞ、カルロス」の動画を多言語で掲載。日本語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、英語、ベトナム語、インドネシア語、ロシア語、タガログ語、日本手話。
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記事一覧

中国人転校生 2012年の思い出

目前为止今天是最让我感受到学了汉语真好

 中国人の転入生Zくん。13歳。先週、お母さんと転入手続きに学校に来た。しかし、日本語がわからないから学校に行くのはイヤだと言って、校舎の玄関で泣きながら立ち往生してしまった。先生たちも中国語が話せず、なだめることもできない。そこで、隣のクラスの担任のあびが呼ばれた。
 あびが、中国語で話しかけると少し顔が緩んだ。少しずつこっちを向いて、受け答えをしてくれ

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多言語化はDAISY絵本の定義にあてはまらない?

2019年6月7日の日記

拙著「ええぞ、カルロス」はNPO法人子ども多文化センターの尽力によって多言語化されてきた。

それはどんどん増加する外国からの転校生(日本語がわからない子ども)のために、この絵本の多言語版は有効だと判断していただいたからだ。

しかし、資金が潤沢なNPOではないので、翻訳や録音、文字入れなどの作業をボランティアに依頼とはいうものの、実費や交通費ぐらいは払いたいので、苦労

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ええぞ、カルロス (日本語)

ブラジルから転校してきたカルロスくんは、日本語が一言もわからない。
クラスの子どもたちとどのように仲良くなっていったのだろうか。

ええぞ、カルロス 手話バージョン

私の作品「ええぞ、カルロス」手話版 ブラジルから転校してきたカルロスは日本語がわからない。クラスの子たちはブラジルの言葉がわからない。どうやって仲良くなればいいのか、とまどうクラスメートたち。そんな中、幼いときアメリカで同じような経験をしたことのあるアキラのとった行動は? 大阪市教育委員会はぁとはぁと絵本優秀作