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Lessons no.55 「場づくり」Society Menu

こんにちは、「だんすまん」です。

既にある原稿から、note用に編集した書籍の一部を載せます。
タイトルに番号を振って、小見出し毎に載せています。
予定投稿数を数えてはいませんが、おそらく
60回くらい切り分けて投稿することになりそうです。

no.01no.39までは、筆者が抱く課題意識を中心にガイドしました。
no.40からは「あなたを社会に届けるプロセス」の創造のガイドです。

投稿当初は100回、半分から前回まで80回くらいの投稿と思っておりましたが、最終章に入ったことであと数回となる予定です。

「あなたが社会に届く」少し長いツアーへようこそ

業界や領域にある垣根やカベを超えることに挑みます

Society Menuの中身をここに紹介します。下記にある各企画は、賛同者と協業することによってバリエーションを拡げます。

Society Menu
業界をまたぎ社会に横たわる数々の変革すべきテーマを対象に、一人ひとりの挑戦と成長が届くようにする働きかけ。
①Café about Business
 マネジメントとマーケティングについて垣根を越えて高め合う勉強会。
②Café about Society
 社会課題とジレンマについて垣根を越えて道筋を見出す勉強会。
③100Meeting
 自分以外99人が味方になる場づくりをするイベント

①Café about Businessと②Café about Societyについては、既に一人ひとりが抱く歯がゆさと、領域や業界に横たわる変革すべきテーマと結びつくことから、個人向けの場づくりであるPersonal Menuに含むことをお伝えしています。(no.52「場づくり」Personal Menu

ただ、Personal Menuでは一人ひとりが持つ価値を解き明かすことを切り出しますが、Society Menuは業界や領域にある垣根やカベを超えることを意識しています。

③100Meetingは、下記の趣旨で開催する単独・共催のコミュニティイベントとして企画中のイベントです。目的は2つあります。

1) あなたの「味方と理解者」をプレゼントすること。
2) あなたが自分以外の方に貢献することを後押しすること。

私が、自らの人生を挽回したく数年以上の時間を過ごした時に、「味方と理解者」が欲しいと思ったことから企画化したいと考えていたイベントです。

私もFacebookは便利だから使っていますが、そこにいるのは「友だち」です。過去のつながりを保つには充分ですが、そこに居る方があなたの価値を磨くことにつなげる挑戦に手を貸してくれるかは全く別の話です。

友だちは応援をしてくれることはありますが、あなたのアイデアの実現化に関心を持つことは稀です。あなたは物理的には孤独ではないかもしれませんが、あなたが抱くアイデアや挑戦は孤独のままです。応援をすることが悪いのではなく、

Facebookは、応援に留まるやり方である

ことを案じているのです。互いに評価し合う社会においては、アイデアの優劣がモノを言いますが、私は優劣をつける以上に、そのアイデアに価値付けを施すことができる「味方と理解者」が居ないことに長年苦しんできたことから、違うやり方を興したいのです。

あなたの手元に届くセールスやイベントの情報は、出稿者が「売りたい」ものであり、「あなたのアイデアや価値の実現化に関心がありますよ」というメッセージとはイコールではないので、あなたの手元に届く多くの情報は「味方」でも「理解者」でもありません

たとえばSNSで見かける「100人カイギ」は、登壇者が100名を数えるまで実施しようという内容ですが、この企画の目的は登壇者を募ることではなく、あなた自身が社会に届くことを後押しすることです。

仮に100人同じ場所にいる場合、自分以外の99人に対して「私はあなたの味方と理解者です」というメッセージを伝えることを可能にするやり方を思案しました。

そのやり方のイメージは、入場の時に集めた名刺を「リスト」に編集して、イベント終了時にお渡しするやり方です。

同時性を持たせることは難しいかもしれませんが、リストのフォーマットを配布して回答後に、出席者全員に送信するやり方でも良いと考えています。

昔、電柱に「家庭教師します」といったチラシが貼られていましたが、一番下に連絡先が切れ端になっていて切り取って持ち帰ることができました。あのような元から用意している数枚のチケットを発行することだったら、誰でもお試しできるのではないかと思うのです。

イメージyourlist

上図は、ここまで思案した「リスト」の様式とそのメリットと活用方法を若干粗いレベルでありつつも並べたものです。

about Youは、①名刺情報と②未来構想と③連絡チケットを合わせたあなたの味方と理解者のリストをこう名付けました。

「your List」

画像2

上図のレイアウトは、縦向きで出力するときの配置となりますが、横向きで出力する場合は若干編集を施します。

③100meetngは、企画を展開できそうな段階に来たらスケジュール立てを考えておりましたが、2020年はウイルスによって社会活動が抑制されている状況にあることから、違うやり方を建てつける必要性が生じています。

このところ、オンラインミーティングやイベントが流行となったことで、もう少し気軽にお誘いできる可能性が出てきたので、私の手が届き次第、企画に移りたいと考えます。(2020年6月時点未定です)

プロジェクト 社会課題の「事務局」

Society Menuの中身について、ここまで手づくりでできそうなアイデアを並べてみましたが、私の手が届いていない企画があります。

「プロジェクト」です。

no.43「あなたが社会に届くプロセス」でも、一人ひとりとビジネスとソサイエティを結びつけようと、点と点を線にしようと各領域にあるテーマをプロジェクトとして擬人化・可視化することを書き込みました。

ひとり一人が抱く歯がゆさと、各業界に横たわるマネジメントとマーケティングを阻む課題と、社会で克服が望まれるジレンマには距離がありますが、about Youでは「事務局」を設置することで、業界と領域に横たわるカベの解消に挑む仕組みを創出することを試みます。 

SMプロジェクト図

設立した後は、手づくりに留まるかもしれませんが、下図のような個人とビジネスと社会課題がコミュニケーションできるやり方を企画することを考えています。

プロセス全体

プロジェクトの設立数は、設立開始時点では私自身の実力の範囲内に留まるものと考えています。本書の発刊以降、いくつかの活動を並行しながら、一つか二つ設立できれば御の字です。

しかし、メニューの充足を推し進める中で、no.47「変革すべきテーマ リスト」とこれからの創造に紹介した「変革すべきテーマリスト」に掲げた一覧表に対応するSDGsで掲げられている17のゴール(目標)や169のターゲット数以上の設立数を目指します。

変革すべきテーマリスト 大分類
1.個人の自己実現を阻む問題・課題
2.仕組のケアが届かない領域にまつわる課題
3.各領域にある社会課題
4.各業界内にある構造的課題
5.各業界間にある変化を阻む障壁
6.各組織に内在する課題
7.統治に起因する問題・課題
8.SDGsで掲げられた目標群を達成・実現するための問題・課題

ここまでの規模で「プロジェクト」を設立することができれば、自己実現の解放先である社会の扉が開き、一人ひとりの挑戦の矛先が増え、ビジネスのマネジメントやマーケティングにも多様な提案ができるはずです。

筆者注:なお、事務局を設置するにあたり、「要綱」が要ると考えていることから、ダウンロードできる全文の巻末資料(3)にabout You内「プロジェクト」事務局 設置要綱の原案を掲載しています。

筆者から補足

ここまで、ご覧いただきありがとうございます。
次は、no.56「あなたが社会に届くプラットフォームへ」
という小見出しを掲載します。

全文について

no.07から毎回貼り付けることにしました。
目次を見て興味あるところからご覧ください。
よろしくお願いいたします。



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