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あなたの頭を撫で続ける夢を見た
私はこの人の心を満たしているんだと
身体を満たすことなんかより、うんとすごいんだと
身体のない私は自分に言い聞かせた
いつから心と身体に優劣をつけてんだろ私
どんな力も使ってないと溶けていく
新しい経験たちに覆われて
そんな力を持ってたことさえ
身体は簡単に忘れてしまう
空気が冬の色を含みはじめてきた
時が経つのを祝福できるゆとりが欲しい
あなた何気なくおめでとうと言う
そうねと思ってもない言葉で受け止める
いじめられ経験のことを
謝られたことは結局一度もないけれど、勝手に「あなたも苦しかったんだよね」と大人になって、同情して、許した。
私のどこか大切な心の部位が削られていくのに比例して、それを栄養とするかのように彼女は楽しそうにしていた。
風邪で来ていませんように、今日行ったら「あの子やめたよ」って報告がありますように、どうか、どうか会わずにいられますようにと家からの行く道は願い続けていた。いい子でいることが最優先事項
鍋の中のだしが沸騰する様が、たくさんの卵を産んでいるように見えた。すごい速さで出現しては殻を破るこの気体の生命に、死はあるのやろかと思った。
私男やったら絶対モテてたわ
と思うのはこれまで女として嬉しいも悲しいも経験してきたからなので、私男になったら絶対モテるわ、のが正しい