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手放してよかったこと。

倉田エリさんの企画に参加させていただきます✨


私が手放してよかったこと。

どれくらいの間、このハッシュタグで何を書けるか考えたことでしょう。

ありがたいことに募集期間が割と長かったのでゆっくりと考えていましたが、なにを書こうとしても
「え?私これ本当に手放しているって言えるかな?」
とジャッジしてしまう自分が現れて、一向に書き進められませんでした。


でもひとつ、
「やっぱり”コレ”は手放せたし、手放せてよかった!」
というものが見つかったので、書いています。




私が手放してよかったもの。


それはずばり、『自分を諦めるきもち』です。



大学四年生の春 大手企業に内定を頂いて、
「培ってきた能力を活かしてバリバリ活躍するぞ」
と息巻いていた直後、うつ病になってしまった私。

それまで信じて疑わなかった自分の輝かしい未来が
ガラガラと音を立てながら崩れていくのを眺めているような、深い深い絶望を味わいました。

結局新卒でなんとか入社したその会社も、研修の時点で倒れる寸前。

華の海外営業部へ配属されたわずか数週間後に休職を余儀なくされ、1年半後に休職期間満了で退社となりました。



それからも、うつ病がよくなったと思って入社しては、次第に身体と心が限界をむかえることの繰り返し。

挫折の繰り返しの中で、
「私はがんばるとだめになっちゃうんだ。
もうきっと、ずっとこの程度の人生なんだ。」

という諦めの思考が沁みついていきました。




昨年、大きく心と身体を壊し、
”今度こそ私は私を幸せにする!”
と決めた時にできたふたつの夢。

うつ病や生きづらさに悩む方の心に
光を届ける本を書きたい。

セッションを通して”あなたはそのままで素晴らしい”
と伝えられる自分になりたい。


夢ができて、どんどん学びを深めて、
最初は「私の人生はここから変わるんだ」という大きな希望に満たされていました。

でも次第に、
「ちょっと自信がなくなっちゃったな」
「やっぱり私にそんなこと、できないんじゃないかな」
「だって私は、がんばったらすぐ壊れちゃうじゃない」
「私って、その程度の力しかないじゃない」
と、うつ病時代の私が顔を出してきます。



そのたびに、私は私に声をかけました。

「疲れたら、休んでいいよ。

 嫌だったらやらなくていいよ。

 私は私を大切にするって決めたんだから。

 でも、私は私の夢を絶対にあきらめない。

 私だからこそ、叶えられるんだ。



今でも自信のない自分がちょくちょく頭を出すし、
ちょっとしたことで揺さぶられたりする。
本当に望みを現実化できるのか、
不安になるときもある。


でも、私が私を諦めなければ、
どんなかたちであれ、私の夢はぜったいに叶う。

私が想像している何倍ものスケールで、叶っていく。




自分を諦めることほど、寂しくて惨めな感情ってない。

"こんなにも取るに足らないちっぽけな自分。"

長い間自分のことをそんな風に見すぎてしまった。



でもだからこそ、
今それを感じている方の心に私は寄り添えるし、
その方に必要な言葉や行動を一緒に探っていける。

そして、
”あなたも諦めなくていいんだ”と伝えていける。



本当は叶えたいことがあるのに、
本当は生きづらさから抜け出したいのに、
本当は幸せになりたいのに、

私はこの程度だから。
こういう人間だから。

と諦めてしまっている方に伝えたい。


私たちはみんな、"イマココ"に生きていて、
今蒔く種が、未来で花を咲かせるんだ。

耕す時間があっていい。
根をはる時間があっていい。

たっぷり栄養をあげたその先に咲く花を、
あなただけは諦めないでほしい。




思っていたよりずっと、暑苦しくなってしまった。
でもそこがまた、私らしいような。


倉田さん、
心から、素敵な企画をありがとうございます✨
こんなにも手放せたものに思いを馳せた時間をもったのは、初めてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました🌸

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