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納豆の歴史は縄文時代の日本の祖先からあったらしい!


納豆はわたしの食卓には欠かせなくて、良質で安いたんぱく質源として活躍しています。


そんな、納豆の歴史。
当たり前すぎて全く知りませんでした!


そして、つい最近読んだ本に納豆は縄文時代から食べられていた可能性がある。
と紹介されていたのです。


縄文時代は紀元前4世紀ごろまで続いた時代。
3000年以上も前です。

そんな、昔に納豆ができていたなんて…
驚きでしかありません。

では、なぜそのように推測できるのでしょうか。



それは、戦後の応用微生物学の研究分野でのスゴイひと、上田誠之助さんのコメント。

「納豆菌は広く東南アジア全土に分布し、地殻変動で日本が現在の形になる前、つまり日本が孤立した列島ではなくユーラシア大陸の一部であったころに、すでに日本にも伝播していたのでは。」

だそう。

日本の納豆食文化はなぜか、関東よりより北や九州地方に限定されています。

これは、文明が発達した人々の移住によるものだというのです。


縄文時代の終わりごろ、東アジアの南から人々が移住してきまして、それは弥生人とも言われます。

左が縄文人、右が弥生人です。

余談ですが、上の写真を小学生のとき社会の図録で見たとき、同じアジア系でお隣の国なのにこんなにも顔が違うのか!と驚いたことが記憶に残っています。


当時、稲作や鉄器といった、超発達した文明を持っていた彼ら。
そんな人たちが、今の日本=縄文人が住む地域にわーっと圧倒したわけでございます。


今まで、その地域に住んでいた方は住まいを追いやられ、日本の北と南へ逃げて行きました。



また、縄文時代には蔓豆という大豆の野生種が日本にもすでに伝わっていたと言われています。


おそらくではではありますが、このようなことから、縄文人も納豆を作って食べていたのでは?
と推測できるようです。


今のクオリティとは全く違ったものであったとは思いますが、約3000年前くらいから納豆があったとは驚き。

枯れ草から取れる、納豆菌は日本のほんとうの初期から親しまれていたものだったのですね。

発酵のこと、毎日更新中。コメントにてネタや知りたいことも随時受け付けています♪ わたし自身も学びながら書いていますので、みなさんも一緒に発酵のものしりになりましょう^^