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夫婦東南アジア旅Day.13 ベトナム最大の都市🇻🇳"Ho Chi Min(ホーチミン)"~グルメ満喫&ベトナム戦争証跡博物館~カンボジアへバスで入国するには?~

2022年9月25日、ベトナムDay13。
今日はホーチミンでバイクをレンタルし、市内を一日観光します。

快晴のホーチミン、バイクをレンタル

時刻は朝9時40分。
昨日のスコールが嘘かのように、快晴です。

この時期は天気がコロコロ変わりやすいと聞いていましたが、今までベトナムでのステイを振り返ると、必ずと言って良いほど1日に1〜2回は激しいスコールに出会しているので、どれほど変わりやすいものかを実感しています。

今朝は少しゆっくり起きてから、バイクをレンタルするためにホテルを出発。

お目当てのお店まで20分程歩きます。

もちろん今日もカッパを持って出発です。


どうやってバランスを取ってコーナーを曲がるんだろう、と考えてしまう様な三輪車に今日も遭遇。

道中の散歩も、色々なものに遭遇するのでとても楽しいです。

東南アジアの配線はカオスすぎていつもまじまじと見てしまいます。

こんなに混乱した配線、日本では絶対に見かけないものなので、面白くて出くわす度に写真を撮っていました。


ちなみに今日のレンタルバイク屋さんは「Motorbike Rent CHO THUÊ XE MÁY Giá Rẻ Tại Saigon」です。

この記事の後半でも触れますが、入口こそかなり分かりづらいものの、英語が喋れるカッコいいお兄さんがテキパキとバイクを貸してくれて、とても良い感じのお店でした。

ちなみにお値段は下記の通り。

一日レンタル : 260kドン = 約1,560円

ホーチミンのバイク渋滞

無事バイクをレンタルできたので、遅めの朝ごはんへと繰り出したのですが、さすがベトナム最大の都市ホーチミン、渋滞がすごいです。

ハノイでもバイクの量と運転の荒さにも圧倒されましたが、ホーチミンは主要道路は詰まってしまってなかなか前に進みません。

先ほどのレンタバイクショップにて、オートマが出払っていて借りられず、マニュアルをレンタルしたせいもあって、後部座席に跨っていると、ブレーキを踏むたびにガッタガッタと前後に揺れます。

進まないし、乗り心地も良くないので、やはりオートマがおすすめです。

バイクはまだしも、車の人はもっと時間がかかりそうでした。

そんな中、よく見てください。

大きな額装された絵画を担いでバイクにまたがる人を発見。

前が全く見えていないし両手が完全に塞がっているので、ニケツに後ろの人が絵画を持っているのだと思いますが、前の人もあれだけ大きな絵画がすぐ背後にあれば、なかなかの姿勢で運転しているのではないでしょうか。

渋滞中には人間観察をしながらゆっくり進むと飽きずに待てます。


朝ごはんにホーチミン名物「フーティウ」を

さて、11kmの道のりを50分かけて辿り着いたのがこちらのお店。

"Hủ Tiếu (フーティウ)"が食べたくてチョイスした「Hủ Tiếu Nam Vang Thành Đạt」です。

こちらのお店は、Googleで「フーティウ」と調べると一発でヒットするほどの名店。

観光客だけでなく、地元の方々も足繁く通う、広く愛されているお店の様です。


お店の入り口では、テキパキとフーティウを作っている姿が見られます。

ちなみにフーティウはフォーの様なものなのですが、元々フォーの発祥はベトナムの北部であるとされています。

そして、ここベトナム南部発祥の麺料理が「フーティウ」。

フォート違って一度天日干しされた麺を使っているため、より強いコシを楽しめる様です。

汁ありと汁なしと、2種類の麺が楽しめるようなので、そう言う時はどちらも頼んでしまうのが我々。

わくわくが止まりません。


届いたのがこちら!

まずは汁ありのフーティウです。

麺は冷麺やチャプチェの麺に似た、コリコリ、クニクニ、コシのある細麺。

別名「全部のせフォー」と呼ばれているだけあって、具材は海老、豚肉、レバーにホルモンと、盛りだくさんです。

臓物系が入っている分、フォーよりも色々な味と食感が楽しめる、大人の一皿です。


汁なしバージョンも届きました。

別添えでスープものっています。

元々味はついているので、お好みでスープもかけて、混ぜながらいただきます。

これは箸が止まりません。

是非とも2種類食べ比べて欲しい美味しさでした。

ちなみにお値段は合わせて112kドン = 約672円でした。


カンボジア🇰🇭プノンペンへ渡るバスチケットの取り方

今日の私達には達成しなければならない重大なミッションがひとつあります。
それは、明日ホーチミンからカンボジアはプノンペンへと渡るバスの予約です。

バイクで訪れたのは「Phuongheng Bus(フォンヘンバス)」のオフィス。

いくつかバス会社を比較したのですが、比較的こちらのバス会社の口コミが良く、乗り心地も良いとのことで今回はこちらにお世話になることにしました、が、

こちら大正解。

何よりチケットカウンターのお姉さんの英語が堪能で、フレンドリーで親切に色々と教えてくれたのが本当に助かりました。

お値段は下記の通りです。

バス代 : 550kドン×2 = 1,100kドン(約6,600円)
カンボジアのアライバルVISA : 40$×2 = 80$(約11,520円)

カンボジア入国のビザについて

お姉さんの話によると、カンボジアでは現在「USドル」と「リエル」2種類の通貨が使われており、VISA取得の際はUSドルで支払う必要があるとのことでした。

そもそも入国に必要なVISAの取得方法は2種類あります。

1つ目は、入国時にビザを申請する「アライバルビザ」

2つ目は、予めオンラインでビザを申請・取得しておく「eVisa」です。

私たちは結構フレキシブルに移動するため、ざっくりとした日程しか立てておらず、eVISAは申請していませんでした。

そのためアライバルビザを取得する必要があったのです、が、もちろんドルの手持ちなどありません。

ドルユーザーを除き、バスでベトナムとカンボジアの国境越えをするほとんどの旅行者が私達と同じような状況なのでしょう、ありがたいことにお姉さんがドルに換金してくれるとのことで、私達はまずベトナムドンを引き出し、チケットカウンターにてベトナムドンからドルへと換金してもらいました。

このお金はアライバルビザの申請料として明日の移動の際に支払う必要があるため、1人40$ずつ、バスチケットと一緒に無くさないように大事に持っておきます。

ちなみに予めeVISAを取得しておいた方が若干安くVISAを取得できる様なので、日程が決まっている方はオンラインで申請しておくと良いと思います。


今回手続きの最中に手持ちが足り無かったため、なおちゃんは近くのATMまで現金を引き出しに。

その間、わたしはお姉さんと色々な話をしました。

ベトナムの暮らしと日本の暮らし。日本がいかに恵まれているか、しかし恵まれている中にどんな苦しさがあるか。

色々なことに思いを馳せる、そんな時間でした。

お姉さん、ありがとう。


ベトナム戦争証跡博物館

チケットも無事に取れたところで、ホーチミンに来たら訪れたかった「ベトナム戦争証跡博物館」へ。

ベトナム戦争について、バックグラウンドや経緯も含めたリアルな実態を知ることができる貴重な博物館です。

敷地に入ってすぐの場所に、実際にベトナム戦争で使われていたアメリカ軍の戦闘機が展示されています。

戦闘機だけでなく、戦車も展示されており、間近でその迫力を感じることができます。

ベトナム戦争とは、ベトナムにて1960年頃から1975年4月30日にかけて、長期に渡り続いた大きな戦争のことです。

ベトナム戦争と言えば"枯葉剤"というワードだけ飛び抜けて有名だと思いますが、実際に歴史を辿ってみると、当時世界で起きていた「資本主義」と「社会主義・共産主義」との争いに、ベトナムという東南アジアのひとつの小さな国が巻き込まれてその争いの舞台となってしまった、という何とも理不尽で悲しい戦争です。

当時ベトナムは南北に分断されており、社会主義であった北ベトナムと資本主義であった南ベトナムの間で起こっていた争いに、1965年アメリカ合衆国が本格的に軍事介入したことをきっかけとして、ベトナムは大きな戦争の渦へと没入していきます。


博物館の中へ、より詳しい歴史を知る旅に行ってきます。


こちらはアンダーグラウンドで発刊されていた、反戦争を掲げる冊子です。


「From military uniform to "AO dai" / 軍服よりアオザイを」というタイトルの写真。

心に突き刺さる一枚です。

あどけない笑顔の少女。
この笑顔が枯葉剤によって燃えて溶けて行ったのかと思うと、言葉が出て来ません。

実際に館内には、直視できないほどの写真もありました。

実は、ベトナム戦争は初めてメディアが最前線まで入った戦争だったと言われています。

それまでリアルタイムで戦争のニュースが流れることはなかった中、丁度テレビが普及したタイミングで、初めてこの凄惨な戦争の様子が世界中に放映されたのです。

それにより、そのニュースを見ていたアメリカ人の間にも反戦運動が広まっていきました。

もちろん日本でも反戦運動が広まり、その実態を伝えたいと最前線でカメラを撮り続けた日本人カメラマンもいました。

博物館には、欧米の方々が大勢足を運んでいました。

テレビや教科書ではなく、実際にベトナムを訪れてその文化に触れ、人々を知り、そしてこの展示を観て、歴史を知ることにとても意味があるように思えました。

3階建ての館内に、ぎっしりと情報が詰まっているので、私達は2時間以上滞在していました。

入場料は1人40kドン = 約240円です。


ダラットコーヒーが飲めるカフェ「La Viet Coffee Saigon」へ

ベトナム戦争証跡博物館でかなり神経と体力を消耗したので、カフェに入ってひと休みすることに。

こちらの「La Viet Coffee Saigon」は、「美味しいダラットコーヒー」が飲めるという人気のカフェです。

ダラットコーヒーとは、ベトナムのダラットにて栽培される高品質な「アラビカ種」のコーヒー豆です。

フランス焙煎師から受け継いだ技術を基に焙煎してできる豆は、バニラやトフィーを思わせる風味と、深く上品な苦味が魅力のコーヒーです。

19世紀末、かつて統治されていたフランス人によって開拓され、その文化が色濃く残る美しい「花の街」ダラット。

その名の通り、年間通して色とりどりの花々が咲き乱れる美しい街だそうです。


私たちが頼んだのはこちら、コールドブリューコーヒーと、ラベンダーミルクコーヒーです。

シンプルにとても美味しい。

コールドブリューコーヒーは、すっきりしていながら上品な甘い香りが立っていて、ごくごく飲むのが勿体無い程のお味、しかしごくごくいきたい美味しさ。

ラベンダーミルクコーヒーは、コーヒー豆の持つ甘い風味とラベンダーのアロマの相性がとても良く、そこにミルクのまろやかさが加わり、こちらも最高の一品でした。

店内は地元の大学生達で賑わっており、たまたま空いていたテーブルに運よく着くことができました。

どんな場所なんだろう、花の街ダラット・・・
今度はぜひ、ダラットに足を運んでみたいです。


必見の建築美!お土産探しにも最高な「サイゴン中央郵便局」

カフェで少しゆっくりしたところで、お次はホーチミンの観光名所として有名な"Sai Gon Central Post Office / サイゴン中央郵便局"へ。

メインストリートである「Đường Đồng Khởi / ドンコイ通り」に面している、大きな郵便局です。

実はこちらただの郵便局ではなく、“世界で最も美しい郵便局”と称されるほど。

19世紀末、フランス統治下だった頃に建てられており、フランスのオルセー美術館をモチーフに建築されたようです。

外観は優しい黄色と緑の上品で可愛らしい姿です。

近くにバイクを停め、わくわくしつつ中へ突入。

入った途端に現れる、美しいアーチ型の高い天井。

入口より正面奥に飾られているのは、ホーチミン氏の肖像画です。

広々とした、美しい造りに、一瞬美術館に迷い込んだのかと錯覚します。

中ではベトナム雑貨や小物、バッグなどのお土産も買うことができます。

値段的にはマーケットで買うよりも少々お高めな印象ですが、他では見かけなかった可愛い雑貨があったり、客引きも一切ないので、落ち着いてお土産を選びたい方にはおすすめです。

私たちも実際にベトナム滞在中に色々マーケットを回りましたし、大体マーケットで売っている雑貨はどこも同じような物が多いですが、ここでは初めてみる雑貨が結構たくさんありました。


中でもおすすめなのが、館内中央のポストカードコーナーです。

たくさんのポストカードはどれも可愛くて、選べません・・・!

ここから実際に葉書を送ることもできるので、購入した一枚にメッセージを添えて、サイゴン郵便局の消印でお手紙を送るのも素敵ですね。


スイーツ好きには見逃せない、ホーチミンのChè!"Thi Thi Chè"

さあ、本日も私の大好物であるベトナムスイーツ「Chè / チェー」のお時間がやって参りました。

ホーチミンで行きたいChè屋さんがいくつかあり、というかこれでベトナム最後ということで、ホーチミンでは思う存分Chèを食べると決意していた私がまず訪れたのがこちらのお店「Thi Thi Chè」さんです。


見てくださいこの店頭のビジュアルを・・・

店内でも食べられますが、私達は今夜のデザートにとテイクアウトすることに。


美味しそうすぎるカラフルな袋が所狭しと積まれています。

それにしてもこんな液体のスイーツを、よくこんなに綺麗に袋詰めしてあるものですね。

屋台の技です。


こんな感じのゼリーみたいなスイーツも。

どれも美味しそうで、全部食べてみたいので選ぶのにかなり苦戦します。

幸せな光景です・・・

迷いに迷う私達を横目に、同じくバイクで訪れた地元の方達が素早く注文して去って行きます。

だいぶ迷った挙句に注文へ行く私。

ちなみに積まれている状態では何がどれで何なのか全くわからないので、メニューを見せてもらいましたが、こんな感じです。

ベトナム語は読めませんが、写真を見て大体のイメージをつけます。

こっちのお豆の入ったChè達も美味しそう・・・

私達はこのメニューの中から2種類をチョイスしました。

テイクアウトだと、タピオカジュースのお持ち帰りの時のようなビシッとビニールの蓋を閉じた容器にChèを入れてくれて、氷を入れたビニール袋の中に容器を入れて、冷やした状態で渡してくれます。

何を選んだかはこの記事の後半、夕食後にお披露目することにします。

店内もテイクアウトも、とても賑わっていたので地元に人たちにもとても人気のお店のようでした。


鮮やかなピンクが絵になるタンディン教会

天気がだいぶ怪しくなって来ましたが少し寄り道。

こちらは鮮やかなピンクとガーリーな外観がとても素敵な「Tân Định Church(タンディン教会)」です。

曇天にはあまりピンクは映えていませんが、これが青空の下だったらかなり映える写真になること間違いなしの可愛さです。

こちらもフランス統治下時代に建設された教会で、敷地内は自由に立ち入り見学することが可能なようですが、観光客が増えすぎたため、教会の内部へは地元の信者の方以外は現在立ち入りを禁じられているようです。

空模様があまりにも怪しかったので、今回私達は外からチラッと見て、先を急ぎます。


土砂降りの中バイクで夕食へ、雨の中のリアルマリオカート

日が暮れて本格的に雨が降って来ましたが、ベトナム最後の夜にどうしても行きたかったレストランがあるのでバイクを走らせます。


スコールに慣れているベトナムの人々は、雨でもカッパをかぶってバイクでブンブンと進みます。

こんな感じで屋台に立ち寄り、夕食を調達する人たちの姿もたくさん見かけます。

雨でも屋台で夕食を食べる人たち。

暗い雨の中、光るネオンに何故だか“ベトナムらしさ”を感じます。

そしてご覧ください、こちらがベトナム名物「マリオカート」です。

ハノイでもそうでしたが、大きな交差点ではみんながあっちこっちに向かってハンドルを切るので、バイクに慣れていない人は恐らく一生進みたい方向に進ことができないでしょう・・・

みんな車の前だろうがバスの前だろうがお構いなしに、わずかな隙間を器用にスイスイとすり抜けて進んでいきます。


そんなことをしているうちに、見てくださいこの土砂降り。

カッパの意味もなく上から下までずぶ濡れですが、なんとかお店まで辿り着きました。

お店を濡らすことだけはしない様に、手持ちのタオルで拭いてから入店です。


オバマ大統領やブラッドピットが訪れた名店「Cục Gạch Quán(クック ガック クアン)」

ようやくご飯です!!

今回来てみたかった「Cục Gạch Quán(クック ガック クアン)」は、ベトナム人の友達がお勧めをしてくれたお店で、オバマ大統領やブラッドピットなどの名だたる有名人も訪れるという名店です。

こちらが私達の食べてみたかったソフトシェルクラブ。

脱皮したての柔らかいカニを揚げた一品で、これは確かに絶品。

サクサクの食感に良い味付け。これはご飯が進みます。


別に頼んだフライドライスもパラパラで美味しかった・・・


メニューはこんな感じで、何よりも怖いのが金額が書かれていないことです。

お味はとても美味しかったのですが、ただ個人的には店員さんの対応が客によって違うように感じたので、お金を持った人たちに向けて商売をしているレストランなのかなあと思ってしまいました。

ですがまあ、その辺は当日のスタッフさんにもよりますし、対応はどうあれ、来てみたかったレストランで美味しいお食事がいただけたので、それだけで私達は満足です。

ちなみにお値段は2人で570kドン、約3,420円と、さすがの高級店。

お水がチャージされていたような気がしたのですが、最後のレシートに内訳が書かれておらず、謎のままです・・・


“Cảm ơn”

ありがとう、ベトナム。

終始座席を濡らさないように気をつけながらのお食事でしたが、雨の中わざわざ来てよかったです。


バイク返却と、ベトナムのレンタバイク事情

さて、最後のミッションはバイクの返却です。

こちらが今日一日バイクを貸してくれた「Motorbike Rent CHO THUÊ XE MÁY Giá Rẻ Tại Saigon」。

民家の中にあるのですが、バイクを返却しに来たときはこの手前の門が閉まっており、看板も見えず一体入口がどこだったのか全くわからず10分ほどあたりをぐるぐる彷徨いました。

彷徨った挙句、交換していたWhatsAppで連絡を取り、門を開けてもらいました!

ベトナムでは、バイクをレンタルする際に必ずと言って良いほど、どこのお店でもWhatsAppで番号を交換するのでアプリを入手しておくことをお勧めします。

ちなみに、バイクを借りる際に必要な物は
・パスポート
・レンタル料
・預かり金(デポジット)
です。

パスポートは借りる際に店主に預け、返却の際に返されます。

そのため、バイクレンタル中にバスや鉄道のチケット等を予約したい場合は、予めパスポートの写真や写しを持っておくか、その旨を店主に伝える必要があります。

預かり金は店舗によって違いましたが、こちらもパスポート同様に返却の際に返金されます。

事故等を起こしてしまった際には、そこから引かれるのではないかと思います。

ちなみに免許についてですが、ベトナムはジュネーブ条約を締結していないため、国際免許では車やバイクを運転することはできません。

なので実際はベトナムでベトナムの免許を取得しないとバイクはレンタルできないというのが正解です。

が、実際にレンタルの際に免許の提示を求められたことはありませんでした。

たというのも、無免許で運転しているベトナム人も多かったり、バイクをレンタルしている観光客は実際警察に止められても言葉が通じなかったりするため、まあいいか、ということで"事実上黙認されている"という状態になっている様です。

ベトナムのレンタバイクで流通しているもののほとんどが100ccで、ベトナムでは50cc以上は免許が必要、と定められています。

とはいえ、欧米をはじめとする世界中から訪れている観光客がバイクをレンタルしてベトナムを観光しているところを見ると、完全なる黙認、というルールになっている様です。

ちなみに違反金は1,000円ほどという噂で、渡せばそのまま行かせてくれる様ですが、私達は実際にその現場には遭遇していないのでどんな感じか定かではありません。


ただ、ひとつ言えることは、ベトナムのバイク事情は本当にカオスで、信号や交通ルールもあって無い様なものなので、特にハノイやホーチミンなどの大きな都市では、バイクに慣れている人以外はレンタルしない方が安全だと思います。


おしゃれなスーパーでお土産探し

レンタバイク屋さんからホテルまで、夜の散歩道の途中、良い感じのお洒落なスーパーを見つけたので立ち寄ってみることに。

バスチケットを取る際に引き出したベトナムドンの余りがまだあったため、せっかくなのでちょっと高級なスーパーでお土産を物色することに。

訪れたのは「Annam Gourmet Nguyen Van Troi」、日本で言う成城石井のような高級スーパーです。

みてくださいこのチョコレート!

パッケージがとても可愛いです。

これは私が絶対好きであろう類のお菓子。

ローストしたカシューナッツを、ハチミツやグァバシロップでコーティングしてあるという物。

これも!

こちらはローストした蓮の実や、ジャックフルーツの種をハチミツでコーティングしてあるそうです。

文字情報とパッケージだけで、好きだという自信があります。


お洒落にパッケージデザインされたコーヒーもありました。

こちらはブラジル産の様ですが

こちらはベトナムで焙煎されたコーヒー豆の様です。

パッケージがお洒落だと美味しそうに見えますよね。

お土産にも絶対喜ばれるだろうなあ。

結局購入したのはこの2つ。

そう、美味しいナッツが美味しいものでコーティングされているというスナックです。

旅のおやつとして、まだこの先長い道中どこかで食べることにします。


今夜のデザート"Thi Thi Chè"

さて、忘れてはならない今夜のデザートです。

私たちのチョイスはこちらでした。

1つ目は、ライチ×可愛らしい色の杏仁っぽいゼリーのChè、
2つ目は、ココナッツミルク×お豆ちゃん達×お餅っぽいものが入ったChèをチョイス。

ライチと杏仁風ゼリーの方はシロップベースでみずみずしくさっぱりとした美味しさ。

ココナッツミルクベースの方は、冷たくて甘いココナッツミルクの優しい味わいに、甘く煮た豆、そしてもっちもちのお餅?の組み合わせが最高。

ベトナムのChèは、数え切れないほどの種類と組み合わせがあるので、ぜひ皆さんもいろいろ試してお気に入りの一品を見つけてくださいね。



旅のスケッチ


ベトナムのバイク、ニケツで、雨の中


ありがとう、チケットカウンターのお姉さん


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