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どろリンピック2022

とどろリンピック2022開催〜!
朝から地域起こし協力隊の人たちと車にのり昇竜棚田のまだ稲植える前の泥だけの状態の田んぼに向かう。そこでいろいろ準備に取り掛かる。
どろリンピックでつかうさまざまな道具や泥を洗い流すためのちょっとしたプールなど置いたり。
用意しているとどんどん集まってくる。子供や大人がワラワラと、結構集まってくるなぁ。

そして、宣誓の言葉を地域起こし協力隊の方が高らかと言い放ち、どろリンピックは始まった。

まずは「どろサップリレー」
サップを田んぼに浮かべてスタートして漕ぎながら端にいったら戻ってきて、次の人にかわるリレー方式。もう始まるや否やサップから転げ落ち多くの人が泥まみれ。これぞどろリンピック。

田んぼにサップが浮いている怪しい光景


次に「どろサップ手押し相撲」
その名の通りサップにそれぞれ乗り手押し相撲をするが、ここで更にほとんどの人が泥んこに。子供も大人も泥んこになりながら楽しんでいる(中には泣いてる子供もいたが)光景がとてもいい。

このあとに昼休憩がはいった。みんな泥を少しだけ落としながらご飯を食べ始める。おれはおもむろに誰もいなくなった田んぼにはいり、その時の景色や状態に身体を委ね動かしはじめた。足に粘りつく泥、目の前に広がる壮大な景色などを感じながら何も考えないでひたすら身体を委ねる。
ここにある豊かな自然といかに自分の身体を調和させていくか?それを即興的にやっていた。

やっているとある子供から「やめろー」の声が……勿論止めませんよ(笑)暫くしたらまた同じ子供かな?「やめないで~」と……親に注意されたのかな(笑

怪しい(笑

ある程度自分の身体がこの空間に馴染んでいったのを確かめて終えると周りのポカーンとしてる顔が(笑)そして子供たちからは「田んぼの妖精だ〜!」と呼ばれるようになった。

そこからはたんぼの妖精として、最後の「どろんこ合戦」に参戦。5.6人位のチームを作り大将を決めてその大将にカラーボールを当てられたら負けで最後まで生き残ったチームの勝ちという総当り合戦。
守りながら攻めながら、もう泥なんて関係ないとばかりにみんな泥にまみれて楽しんでいた。


大将になった田んぼの妖精
円陣

いろんな人が繋いでくれた事によりどろリンピックに参加でき、スタッフや参加者の人達と触れあう事ができて尊い時間を経験できた。

前日農業仙人が語っていた、美しいだけでは片付けられないこのたんぼ、ここの翔竜棚田の現状(高齢者が年金切り崩して管理したり)やらを含めてここをどう継続させていくか?という企画者の信念が見えとても面白い試みに参加させてもらい充実だった。

自分の企画としてはやはり3日間は短い。でも3日としてはどの日も充実の日々で結果はんぎりからどろリンピックへいき¨たんぼとからだ¨になったからよかったんじゃないのかぁと。これが今回の佐渡物語ですな。

また会おう、佐渡!


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