松本愛

市。2020/6までFMPORTナビゲーター。現在BSNラジオ 「3時のカルテット」月…

松本愛

市。2020/6までFMPORTナビゲーター。現在BSNラジオ 「3時のカルテット」月曜。燕三条FM「やっぱり夜が好き」毎月第2土曜19時。新潟日報デジタルプラス「愛ちゃん&麻理ちゃんお悩み相談スタジオ」。とても猫が好き。読書好き。番組でおすすめ本の紹介もしてます。お仕事募集中!

最近の記事

虎に翼 

今まで、いわゆる「朝ドラ」というものを一切見てこなかった。別に確固たるポリシーがあってのことではない。ただ単に私の生活スタイルに合わない&せっかちで一話完結ものや2時間サスペンスが好きな私にとって、15分ずつ半年続くという亀の前進レベルの速度を楽しめない自信があったからだ。   そんな私だが、4月1日からスタートした「虎に翼」を視聴している。きっかけは、X(旧Twitter)のタイムラインに流れてきたある投稿。確か「『エルピス』にハマった人は見た方がいい」というような内容だ

    • 不適切じゃないにもほどがある⁈

      3月いっぱいで、BSNラジオ「3時のカルテット 」、燕三条FM「松本愛のやっぱり夜が好き」が終了し、これでラジオの仕事は残念ながら一旦終了となってしまった。新潟日報デジタルプラス内で配信している「あいまりタイムズ」がかろうじて私の喋り手としての自尊心を保ってくれている。  燕三条FM「松本愛のやっぱり夜が好き」最終回に、あるリスナーからこんなメールが届いた。 「放送局は【リスナーが一番大事】とか言いながら、平気で人気番組を切るじゃないか。結局金なんでしょ?リスナーが一番

      • ジャニーズについて(個人の見解)

         今日10月5日〜6日にかけ、東京都港区のジャニーズ事務所本社ビルから「Johnny&Associates」というロゴが撤去された。なんだろう…この感じ、以前にも味わったことがある…。そうだあれだ、FM PORTの入っていたビルから「FM PORT」のロゴが撤去された時だ。「全然意味が違うだろ、一緒にすんな!」とお怒りになる方がいそうだが、私個人の中に似たような複雑な感情が走ったことは事実なので記した。  性加害は犯罪である。それがまだ年若い少年が対象だったなんて何があって

        • ステッカーができた!

           燕三条FMで毎月第2土曜日に生放送している「松本愛のやっぱり夜が好き」のステッカーができた!完全自腹である。私とディレクター2人で折半。とりあえず50枚作った今後、発送するにあたって必要な切手代も含めての完全自腹。どうしても欲しかった、愛しい愛しい我が番組のステッカー。  ご存知の通り?私が以前「ナイトアイ」という番組を長く担当していたラジオ局・FMPORTは、ちょうど3年前になくなった。わかりやすく言えば、つぶれた。県域の放送局がつぶれるなんてことあるんだな、と今だに思

        虎に翼 

          こっち側とあっち側

          先日、大学生から取材を受けた。その中でFMPORTのこと、閉局への思い、そして今、いろいろお話しさせてもらって、最後に聞き手の男子学生さんにこんなことを言われた。 「とてもリスナーに感覚が近いなと思いました」 「YES」と即座に思った。そりゃそうだ、だって私はずっとこっち側にいた、いや今もいるのだから。 ラジオの送り手側(パーソナリティ)を「あっち側」とするなら受け手(リスナー)はこっち側だ。私は恥ずかしながら意識があっち側だったことがない。20年以上喋る仕事をしている

          こっち側とあっち側

          エンタメ徒然

          ●ドラマ「ブラッシュアップライフ」が終わった。今クール、唯一視聴を続けたドラマだった。脚本は芸人のバカリズムさん。【バカリズムにハズレなし】を今回も証明した。観ていなかった方に超簡単に説明すると、平凡な若い女性がある日突然交通事故で死んでしまう。死後の世界の案内人に「来世は動物」と言われ拒否すると嫌ならもう一度今の人生をイチからやり直せる」と言われ…。 何年か前にドラマ、映画化された同じくバカリズム原作・脚本・出演の「架空OL日記」も面白かった。バカリズムさんはどうしてあん

          エンタメ徒然

          ゴールデン街のこと

           8年程前、新宿のゴールデン街に頻繁通っていた時期がある。当時、私は東京に住んでいて平日は東京で派遣社員として働き週末はラジオ番組出演のため新潟に帰るという生活を送っていた。そんな東京砂漠で読書を通じて親しくなった女の子がいて彼女が夜アルバイトをしていたのがゴールデン街にあるAという店だったのだ。  古くて狭いその店(ゴールデン街はそんな店ばかりだけど)の木の扉を開けるとゴールデンな洗礼が待っている。まず最初に目に飛び込んでくるのは数種類の大人のオモチャ。不健全極まりない光

          ゴールデン街のこと

          トークライブのこと

           言葉を扱うのは本当に難しい。仕事上だけでなく家族や友人との日常会話でも然り。「言葉のキャッチボール」なんて言うが、そんなに簡単なもんじゃない。投げたボールをこちらが意図した正確な大きさ・形で受け取ってもらえるなんてことは絶対にない。私だってそうだ。相手が投げてきた言葉を曲解していることが多いと思う。なので面識のない人と話す時には慎重にならざるを得ない。  それがごく稀に、ほぼこちらの意図と違わぬ形状・重量で受け取ってくれる人がいる。  例えば遠藤麻理さん。まあ、彼女とは2

          トークライブのこと