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愛鶏園の経営理念 ミッション・ビジョン・バリュー

 創業から98年4か月、会社設立から69年が経ちました。10月1日から新しい会計年度70期が始まりました。そして、今期から今まで使用していた経営理念をブラッシュアップした新しい経営理念を使用します。

 17年前まで愛鶏園には明文化された企業理念はありませんでしたが、5代目の愛鶏園社長であり、私の先代の社長である齋藤大天が経営理念を制定しました。経営理念は創業者の言葉である『養鶏とは 働くこと辛抱すること鶏を愛することとみつけたり』の考え方をわかりやすく噛み砕いたものとしてつくられました。変更前の経営理念は以下です。

<経営理念>
鶏からの贈りものである この栄養豊かな玉子を生産者としての誇りと責任を持って一人でも多くのお客様に安心を添えてまごこころを込めて贈ること

全従業員が自身の持っている能力を最大限に発揮しながら共に成長し、会社と家族、自身の夢と幸せを追求し続けること

感謝の心と共存共栄の精神を持って 社会に貢献し「食の輪」、「人の輪」、「地域の輪」を広げ結んでいくこと

 この経営理念を読み解くと、それは私達が大切にする価値観と行動指針を表してることがわかります。つまり、どのように考えるか、どのように行動するかがまとめられています。私達は、この価値観と行動指針(どのように行うか?)に、目的(なぜ行うのか?)と目標(何を目指すのか?)を加えることにより、100年を超え200年に向かって更に羽ばたけるのではないかと考えました。

 私達が採用した手法は、ピーター・F・ドラッカーが提唱する経営方針MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)です。ミッションは企業が目指す目的や使命、ビジョンは企業が目指す中長期目標、そしてバリューは企業が大切にする価値観や行動指針です。この手法を採用することにより、事業を続けるための目的、目標、方針が明確になります。経営者も社員も向かう方向が明確になるため、一致団結して進んでいくことができると考えました。

新しい経営理念は以下です。

<ミッション
 たまごを通して大切な人を幸せにする
<ビジョン
 *非公開 社内のみ中期事業方針
バリュー>
 鶏からの贈りものであるこの栄養豊かな玉子を生産者としての誇りと
 責任を持って一人でも多くのお客様に安心を添えてまごこころを込めて
 贈ること

 全従業員が自身の持っている能力を最大限に発揮しながら共に成長し
 会社と家族、自身の夢と幸せを追求し続けること

 感謝の心と共存共栄の精神を持って 社会に貢献し「食の輪」、
 「人の輪」、「地域の輪」を 広げ結んでいくこと

今日10月2日は、会計年度で70期の事業方針説明会でした。200人以上の社員がWEBで集まてくれました。そこで社員に伝えたことは、

 私たち愛鶏園はただ養鶏業を営む会社ではなく、たまごを通して大切な人を幸せにする会社であることです。



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