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ユウキ
2024年4月21日 17:43
口で歩く丘 修三(作)小峰書店タイトルの「口で歩く」とは?と手に取った時に思いました。小学校の課題図書(絶対読んでねリストに掲載)の一冊。登場人物はタチバナさんという人。彼は実は身体に障害があり、ベッドに車輪が付いたような車いす?ベッド?で移動しています。自分で操作するのではなく、道行く人に「操作して貰って」移動するのです。鏡に映る人を見て話しかけます。駅の方に行くな
2024年4月10日 22:01
1つぶのおこめデミ(作)光村教育図書「さんすうのむかしばなし」とサブタイトルがついているように、算数を使って王様を懲らしめるというお話です。今日は米粒を1粒明日は今日の倍の米粒を明後日はその倍の米粒を更に次の日は…と1粒の米粒がどんどん大きな数になっていくのを一緒に読んでいると、最初は面白くなさそうだな…と眺めていた我が子も最後はどうなるの?どうなるの?と身を乗り
2024年4月8日 21:50
ひとしずくの水ウォルター・ウィック(作)あすなろ書房写真絵本です。形も状態も色々と変化する水その水の一瞬を撮影した写真がたくさん使われています。水って綺麗だな水って面白いな水ってこんな姿にもなるんだな堅苦しいことは考えず水の流れに身を任せてパラパラとめくりながら読み進められる一冊です。水の音には癒し効果があったり滝など水しぶきのある場所はマイナスイオン効果な
2024年4月7日 16:13
このあいだに なにがあった?佐藤雅彦(著)福音館書店ビフォーアフターの写真を並べ「このあいだに なにがあった?」と想像させる本です。小学生というより年長さんくらいでも理解できる内容なので3~4年生だとあっという間に読み終わります。でも、簡単な本だからと言って、読まなくても良いという訳ではなくこの「なにがあった?」という間(ま)が子供の想像力を掻き立てるのにちょうどよいなと
2024年4月2日 18:18
すずりくん 書道具のお話青栁孝史(著)あかね書房習字の授業が始まる小学3年生頃に読むのが丁度よい一冊。我が家は小学4年で読みましたが、習字道具は無下に扱ってはいけないよという事を絵本で教えてくれます。「習字」という扱いなれない教科を身近に感じてもらうのには良いと思います。少し前に、中国では習字の授業がない学校もあると聞いたことがあり、中国4000年の歴史でも逆らえない
2024年4月1日 20:27
ぞくぞく村のミイラのラムさん末吉暁子(著)あかね書房ミイラと聞いて「ちょっと怖い話?」と思われるかもしれませんが、このミイラのラムさんのお話はとても楽しいお話です。ラムさん、奥さんの為に新しい包帯を買いに行くのですがその途中で包帯を置き忘れてしまい、慌てて取りに戻ったけど、そこに包帯はなく誰かが持ち去った後でした。その誰かを探して包帯を取り戻しに行くのですが…というお話
2024年3月31日 15:20
ヘビとトカゲ新装版増田戻樹(著)あかね書房ヘビやトカゲの生態について書かれた一冊。ヘビってどうやって進むの?という質問が答えられなかったら読むと良いと思います。大人もどう説明して良いか躊躇しますよね。静岡県の伊豆半島にはiZoo(イズー)という爬虫類専門の動物園があります。実は昨年、遊びに行きまして、たくさんのヘビやトカゲに会ってきました。外来種のミシシッピアカミ
2024年3月30日 16:25
昆虫の体重測定(たくさんのふしぎ傑作集)吉谷昭憲(著)福音館書店昆虫の重さってどのくらいあるのだろう?という疑問から色々な昆虫の重さを測ってみたという内容の一冊です。虫が好きならおススメします。単純に天秤にのせて測っていますが、羽根のある昆虫だと、のせても飛んでいくのですよ…当然といえば当然なのですけど。そこで知恵を絞って測ります。そして測る事で知らなかった
2024年3月20日 17:20
はてなし世界の入り口森毅、木幡寛(著)福音館書店・卵が先か鶏が先か・この世の中で一番大きな数字は・メビウスの輪とは・金の板を3人で均等に割るには・一番小さな数字は子供向けの本なのに大人も数学の不思議に引き込まれてしまうそんな一冊です。森毅さん、数学者で「エリートは育てるもんやない、勝手に育つもんや」という持論をお持ちだったそうです…我が子は育たんな(笑)。小学校
2024年3月20日 17:00
ノラネコさいばん大原興三郎(著)偕成社鳩をとったノラネコの絵を描いた絵がコンクールで賞を取ったことから始まる、猫と女の子(と男の子)のお話。ノラネコが鳩をとったことでノラネコ退治にベクトルが向かうのが夢の無い現代と重なってなんともいたたまれない気持ちになります。保護猫、地域猫、私たちの周りにも猫に対する保護活動は行われていますが、それでも保健所に連れていかれるネコもい
2024年3月5日 22:05
野鳥もネコもすくいたい!高橋うらら(著)学研プラス小笠原の野鳥を、なんとノラネコが襲ってしまい数が減っていることを知った島の人たちがノラネコを駆除しようとしますが、獣医師が「ネコの命も大事」と保護するお話です。元々は島の住人がネコを放してしまったり、外飼いするうちに野生化したり、でノラネコが増えてしまい住人が気が付かないうちに、野鳥の巣を荒らすようになってしまいました。ネ
2024年3月3日 17:25
カ しゃしん絵本 小さな生きものの春夏秋冬中瀬潤(写真)、池田菜津美(分)ポプラ社カ(蚊)の一生を写真で追いかけた一冊蚊の一生なんて…イヤだな(笑)と、大人は思う内容ですが、子供は案外そこまでイヤがらず興味津々に読み進めた一冊でした。昆虫だからかな?ボウフラとか普通に出てくるのだけど。我が子は、写真絵本シリーズは何歳になっても好きな種類の本のようです。年齢がどうだとか、
2024年3月3日 17:00
つるバラ村のパン屋さん茂市久美子(著)講談社パン屋のくるみさんが作るパンが食べてみたくなる一冊。パンを普段食べないせいか、我が子の感想は、特にありません(笑)。お米大好き息子には、響かなかった…お客さんの要望に合わせて、色々なパンを作り出すくるみさん。パンを作る様子が楽しそうで、読んでいる私も思わずパンを作りたくなります。(実際、手ごねパンを作りました)作った
2024年2月27日 21:48
ニレの木広場のモモモ館高橉 方子(著)ポプラ社モカとモモとカンタという3人の登場人物、モカとモモは同じ年、カンタは1つ下の学年で偶然出会った3人が壁新聞「モモモ館」作りを始めます。最初は身の回りの事を「モモモ館」に書いていた3人ですが、ポストを作ったことをきっかけに新聞作りのネタ(事件)が舞い込んできます。違うニレの木に集まったことで日常がどんどん楽しくなっていく3人、