4月末に10回目の人生シェア会を開催しました！この記事は、私がシェアしたことをまとめる記事です。気になっていたけど当日参加できなかったという方に届くと嬉しいな☺️

人生をシェアすることは豊か。人生で一番つらかったとき、私は人生の少し先をいく方々のエッセイに救われていました。だから私の人生も定期的にシェアをして、みなさんと分かち合いたい思いがあります。

今回のゲストはコーチングスクール時代の同期、かのこのさん。かのこのさんのお話もすんごく興味深くて愛にあふれていて、開催中のチャットもその後のアンケートも、愛を受けとったみなさんの思いがあふれていました。

▼前回のシェア会

#人生シェア会 コーチとクライアント編②

今回の私のシェアは、コーチングスクール時代に変化をしたときのお話。コーチングをお仕事にしようとスクールに入った私でしたが、私にとってのコーチングの本当の価値はそこではありませんでした。

コーチングって、深いよね。やっぱり大好きです。

▼自己紹介

スクールでコーチングを学んだのは2021年7月から2022年5月まで。特にかのこのさんとご一緒したのは、私が通った #THECOACH の最後のコース、プロコースでのことでした。

当時の私はけっこうカオスな時期だったというか、会社員を辞める前後にいました。7年半勤めた会社を辞めて、有休消化をしながら韓国に滞在。コロナ禍2年目の冬〜春に、韓国語の学校に通い7か月間留学をしました。

会社員という私の存在を下ろすことにしたけれど、会社員生活中に得たいろんな傷からはまだ癒えておらず。でも、生きていくために何かせねばの思いに駆られて、留学しながら商品作りをしたり、でもコーチングはまだ学びが続いていて、なかなかハードな期間でした。

▼一番最初の大きな変容

当時の私の変容を語るうえで外せないのが、性被害のことです。こういうテーマだったから、実は開催すると決めてからも資料作りがいっこうに進まなくて、開催1時間半前まで資料を作っていました。

会社に勤めて営業職をしていたとき、私はクライアントから性被害を受けました。それを当時の上司に報告したとき、最初は守ってくれる風だった上司は、「それって100%相手が悪いと言えなくない？」「なんでそうしたの？」と、態度を変えました。

性被害そのものも私の人生に深く傷をつけたけれど、上司の態度はさらに私を傷つけました。このときには話さなかったけれど、そんな私のことを見守って、そっと言葉をかけて、心のより所になってくれた当時の庶務さん、ありがとう。いま思い出しても、あなたの存在に救われます。

会社員時代の性被害とは、実は退職直前のことではなく、その後私は1年半ほど別の部署に勤めました。それからの退職と、THE COACHのプロコース。

かのこのさんは、私がTHE COACHのプロコースで学んだときの練習セッションのコーチ役。性被害から2年近くを経て、かのこのさんとのセッションが始まるや否や、私は早々にこのテーマをセッションに持ち込みます。

当時の感情を思い出して、語って、上司や同期への感情を弔いました。そうしてひとつカタがついたら、また別の重たい感情も出てきてくれました。

そうやってセッションを重ねて、最後にたどり着いた願いはこれ。「私の周りに居てくれる方に、よく生きてほしい」ということ。家族やクライアントのみなさん、友人。みんなに人生をよく全うしてほしいという願いでした。

そうやってかのこのさんとのセッションを過ごしたのち、私はドイツへの渡航準備として、韓国から日本へ帰りました。

その期間にはまた性被害のことが顔を出してきて、私はこれらをトラウマとして向き合うことに決めました。具体的には何かといえば、カウンセリングを受けることにしました。

というのは、こういう重たいものをコーチングで扱うのもいいけれど、私はどうもコーチングを受けると、自分をポジティブにさせてしまうところがあるの気づいたのです。

だから、ポジティブにさせなくてもいいように、とことん落ち込めるようにとカウンセリングを選択。しばらくは性被害のことを話し続ける……と思いきや、家族との話にたどり着きました。

性被害を受けた当時の私は、自分のことを大切にできなくて、大切にできない結果が性被害として現実に現れたのだと思います。

結局は、すべて「愛」がテーマ。私は自分への愛が足りなかったから性被害という結果にたどり着いたし、そこから変化を始めたら、次は家族との愛というテーマにたどり着いたのでした。

▼愛と私の願い

かのこのさんとのセッションを経て、私は自分が願っていることに気がつきました。

ほんとうはずっと持っていたのに、気づかなかった願い。コーチングで深めていったら、願いが姿を見せてくれました。

セッションによって願いに意識的になった私は、願いを叶える私に少しずつ変わりました。

昔の私は「何かしたい気持ちはあるのに、何をしていいかわからない」と思っていたけれど、願いがわかると具体的にやりたいことや叶える方法もわかってきます。

2024年4月、ベルリンに暮らす私は、自分を一番大切にできるようになったし、自分には価値があると思えるし、もう一生触れることはないんじゃないかと思っていた恋愛を再開して、先日恋人との同居をはじめました。

家族との関係性も変わって、話せる時間やテーマが増えました。まだ解決していないこともあるけれど、私にとっては大きな変化が起きています。

そうやって生き方の変わった私。いまここでの願いは、こんなことです。

私が私らしく生きて、私が幸せだから誰かとも幸せが分かち合える世界を作り続けること。自分らしく生きると決めたら、空気を読んでいるヒマなんてないなと、ここのところ思うのです。

私にとっての大切な人たちが、自分らしく生きていけるように、私は私の近くにいてくださるみなさんと関わっていきたいと思っています。

▼これからのこと/お知らせ

さて、ここまで読んでくださってありがとうございます。ここからは未来の話です。

人生シェア会では未来数か月の私の目標を掲げることとしていまして、今回はその中間振り返り。けっこう進んでいることもあって、宣言すると叶うなと思います。

そして、人生シェア会をまたやります！次は今月末、5/28(火)。今回は家族との別れ（死別）ということをテーマにします。

これまた少し重いテーマで、私はまだ資料作成に手をつけられていないのですが、このテーマに関心を寄せてくださるみなさんと、大切な時間をご一緒できたら嬉しいです。

そして、私が主催しているカナエルバ。相談会の日程調整を始めました。

もうご連絡くださったみなさん、ありがとうございます☺️気になっていたけれど、まだaimiに伝えられてないよ！という方、お気軽にお知らせください。

来期のカナエルバのことは、私も情報をまとめきれていないので、aimiさん結局何するんですか〜！と聞きにきてくださるのもウェルカムです🥳

ここまで読んでくださってありがとうございます。ここまでが今回の人生シェア会でのことです。

今回のテーマは、私にとって痛みのあること。自分の心を守りながらだったので、正直ぜんぶ明らかにできたというわけではないけれど、このテーマをみなさんと分かち合えたことに、私は安堵を感じています。

当日参加して見守ってくださった方も、この記事で受けとってくださった方も、本当にありがとう。みなさんの人生の物語にも、いつか触れることができたら嬉しいです。