不完全で欠けているのが私

こんにちは、ピアサポーター愛音です
久しぶりにピアについて語ります


ピアサポーターはどんな人だと思いますか?


障害をリカバリー、克服した人
当事者なので気持ちがわかり、共感を得られる人

うん、間違いではないですが
全員がこうとは限りません

実際働き感じたのは、全てに共感はできないです
なぜなら同じ障害名でも感じ方も辛さも違います
そこを「私も統合失調症だから分かります」
という言葉を安易には使えない

私が言うのは「その感じ方をもう少し教えてもらっていい?」
共感出来るものも、出来ないときも、
相手に教えてもらっています
知ったかぶりの共感は出来ません

無理に共感して、誰が心を開くでしょう?
知らないことは知らないので教わらないとね

あとリカバリー、克服した人達という考えですが…
私は外の世界に出て仕事を頑張って
仲間も出来ましたが
なにかのきっかけて崩れます
今がその崩れているときなんです

ベテランの方は分かりませんが
私みたいな新米ピアサポーターは
崩れて、落ちて、でも立ち上がれる
この繰り返しを何度も何度もすると思います

そして強さを手に入れる

強さとは頑丈になることではなく
倒れたとき立ち上がる強い力です
その力が支援にも役立ちます
生きることに対し余裕が生まれます

余裕のない支援者に支援されたいですか?

いつもイライラしてたり、忙しそうにしていて、
話しかけるタイミングが掴めない、
そうしているうちにも相手の心は辛くなります
余裕を持って働きたい
だから笑顔でいたし、利用者の前でバタバタ忙しい姿は
あまり見せたくなかったです

今の私には残念ながら余裕がなく
安心させる笑顔でいられる自信もなく
それで休んでもいます

ピアサポーターは決して凄い人でも
パーフェクトな障害者でもありません
どこか欠けてて、支えてもらって
協力してもらわないと本来の力は出せない


私は弱くて不完全なピアサポーターです


でも、そこが私らしさに繋がると信じたい

*愛音*

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