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速くなる方法は無数にある

おはようございます!
ランニングコーチの大野です!

「速くなるにはどうすればいいんだろう」
「調べたけど結局走り込むしかないのかな」

といった悩みはございませんでしょうか。
結論から言えば、速くなる方法は一つじゃありません。
無数にある中からたくさん試していくことが1番の近道です。
それはどういうことか。詳しく解説していきます。

速くなる大きな要素


マラソンというスポーツに限らずの話になってきますが、大原則として以下3つの要素が大事になってきます。
それは

トレーニング
食事
休息

です。

なんだ、そんなことかと思う方もいる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今一度よく考えてほしいのです。

よくランナーの間で話になるのは
「どんなトレーニングが有効か」
「どんなシューズがいいのか」
といった話題が非常に多いです。

実はこの話題は大きなカテゴリでいう「トレーニング」の話ばかりです。
他の大事な要素である食事や休息の話題はやや少ない印象。
これでは、他の要素が抜け落ちるため、問題が生じてきます。
具体的には、「月間〇〇走るべき」「スピード練習は〇〇をすべき」といった情報が先行すると、理想論ばかりが先走ることになります。

「どうすれば、月間〇〇走れるようになるのか」
「どうすればこのスピード練習をできるのか」
「では、その練習を行うには」

を考えていくと、食事や休息といったこともトータルで考えないといけませんよね。
これを例えるなら
人生において仕事もバリバリやって、家族や友達とも有効に過ごして、趣味にも没頭したい、やりたいこともたくさん!でも身体を壊してどれも叶えられなくなった。とった状態に近いです。
健康という大事な土台を疎かにしたために起きた悲劇です。
マラソンも食事、休息を疎かにしたため、怪我をしてしまったという例はたくさんあります。
以上のことから速くなるためには末端のテクニックではなくトータルで考える必要があります。

やることは無限

これらのことを踏まえるとできることはたくさんあると思いませんか。

食事の見直しで言えば
・筋肉を回復させる栄養素を調べ摂取する
・脚を攣る原因を探り、必要な栄養素を摂取。
・無駄な栄養素、カロリーを摂取していないか。
・体重のコントロールをするために必要な栄養素は?
・コンディショニングを整える栄養素はなんだろう?

休息で言えば
・身体を回復させるための睡眠環境を整える
・シャワーではなく入浴が効果的であることを調べ実践
・仮眠の必要性
・睡眠の質を妨げる要素の排除
・トレーニングの強度の調整

やることは考えればたくさん出てきます。
つい、トレーニング方法やシューズという話題に流されがちですが、ほかの要素も考えると速くなる方法はたくさんあると思いませんか。
逆に、ほとんどのランナーがここまで深く考えれていません。
ここで差別ポイントを作るのは非常に効果的だと思います。

もちろんトレーニングのカテゴリでもたくさんの要素があります。

・ランニングエコノミーの向上
・フォームの改善
・有酸素能力の向上
・筋持久力の向上
などなど。(この中カテゴリからさらに分解していくとさらに膨大な要素が出てきます)

具体的なアクション


ここまで広げると、「結局何をすればいいの?」という話になってきそうです。
これは、人それぞれ課題や特徴が違うため具体的な例は出せません。

しかし考え方として、
より俯瞰して考えてほしい」
ということです。

今まで、トレーニングの要素ばかり見ていたものをスマホでピンチイン・ピンチアウトするようにぐっと視野を広げてみてください。
ことわざで言うなら「木を見て森を見ず」です。木ではなく森を見る。
森をみて、今自分に必要な要素を見つけて実践することが重要になります。

まとめ

今日は速くなるには無数の手段があるよという話をしました。
一旦俯瞰して考えてみると、意外とやることはたくさん出てきます。
一度にたくさんのことはできないので、そこから絞って自分なりにカスタマイズしていく必要があります。
自分と他人では必要な要素が変わってきますので、あの人がやっていることと自分が必要なことは別という考えを持っていただけたらと思います。
それではまた!

ランニング教室開催しています。サブ3.5~サブ6のランナーで一人ではできないインターバルトレーニングなどの練習をしています。興味ある方はぜひお待ちしてます。


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