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本や映画や音楽のnote。

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#ネタバレ

あなたにとっての『罪の声』はなんですか、と聞きたくなった

あなたにとっての『罪の声』はなんですか、と聞きたくなった

土曜日ですね、今日の映画は『罪の声』。

やっと観ることができた。そしてこんなにのめり込んだ映画は今年何回目か、点数にすると90点以上。

もうそれ以上は何とも言えない、あまりにも良すぎて100点なんて言えないなと。

あらすじ

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察

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映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察

映画【TENET テネット】攻略-文系にもやさしい徹底解説・考察

クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』(以下TENET)を観ました。ノーラン監督はこれまで『メメント』や『インセプション』、『インターステラー』で時系列の入れ替えや時間の拡張や超越を描いており、いわば時間をテーマとした映画のエキスパートです。
今作『TENET』も時間を扱う作品な訳ですが、今作ではこれまでの映画に無かった【時間の逆行】が描かれています。それもただ逆行するのでは

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『TENET テネット』

『TENET テネット』

土曜日ですね、今日の映画は『TENET テネット 』です。

やっと観ることができました。

今回はTOHOシネマズを利用したんですが、前回のnoteに書いたポップコーン問題が解決されていて嬉しかったです。ここはやはり、かっぱえびせんを選びましたね。

そもそも去年「インターステラー」を観たんですが、これがきっかけになってクリストファー・ノーラン監督の新作も観たいなと思っていました。

でもバット

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『奇蹟がくれた数式』

『奇蹟がくれた数式』

土曜日ですね、今日の映画は『奇蹟がくれた数式』です。

数学の研究で数々の功績を残したラマヌジャンと、それを支えたハーディの事実に基づいたストーリーです。ラマヌジャンの境遇を思うと、ぼくには悲しすぎる映画でした。

最後の20分のところで温かい映画かも!?と一瞬期待しましたが、やっぱり悲しかったです。

あらすじ
1914年、英国ケンブリッジ大学G.H.ハーディ教授のもとに、遠くインドから一通の手

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『絶園のテンペスト』

『絶園のテンペスト』

水曜日ですね、今日のマンガは『絶園のテンペスト』です。

これも最近ずっと言っている気がするんですが、「今更見なくても全部ストーリー話せるよ!」と思っているマンガの1つです。これ本当に、好きなマンガなんですよね。セリフがかっこいいし。

アニメで知っている方も多いんじゃないでしょうか?『絶園のテンペスト』でぼくがすごい好きなのは、この最初

かっこいいセリフ

※「世の中の関節は外れてしまった。あ

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『ハレ婚。』だけは買っちゃいけないと思ってました。

『ハレ婚。』だけは買っちゃいけないと思ってました。

水曜日ですね。今週のマンガは、また物議を醸してしまうかもしれません。

『ハレ婚。』ちょうど1年前ごろに完結しましたよね。

ぼくは大好きなんですよ。ページを開かずとも全部話せます。どんなストーリーかというと

あらすじ
現代日本を舞台に一夫多妻制を題材とした作品。日本で唯一、一夫多妻制が認められた町で第3夫人となる前園小春を主人公に、夫となる伊達龍之介、その第1夫人のゆず、第2夫人のまどかとの結

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『サンクチュアリ』

『サンクチュアリ』

水曜日ですね、今日のマンガは『サンクチュアリ』。定期的に読み返す熱いマンガです。原作者は別の方ですが、もう池上遼一さんの漫画はね、面白いんですよ。

Vol. さんくちゅあり
ストーリーを簡単に説明すると、1巻の表紙に[光と影]と書かれているんですが、主人公は2人います。1人は暴力団、ヤクザですね。もう1人は政治家です。

その2人が「違う道でお互い登り詰めていこうぜ」というマンガです。それから、

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