ADHDの人は、細かい事務作業が苦手、自分の興味が無いことはやりたがらないなど、かなりのデメリットも多いですが、頭脳と自己管理能力が伴えば、ビジネスパーソンとして最強クラスとなります。モチベーションを持てるかどうかが鍵となるため、部下がこのタイプの場合は、とにかく仕事を好きになってもらうことに集中しましょう。ただし、本当に、いわゆる「普通の人」からかけ離れた人もいるため、周囲の理解が必要です。ダイバーシティの時代には強いと思います。

・ストイックである
ADHDの人は、常に何かに追われているように行動・思考します。それこそ、睡眠時以外は自分の好きなことに夢中になって取り組みます。それが「仕事」であれば、圧倒的な強さとなります。土日も仕事のことを考えて、仕事のためのスキルアップです。ワーカホリックになるということです。ただし、結婚生活や育児には向かないという致命的な欠点にもなり得ます。が、年収が高ければパートナーも容認してくれる場合があります。

・情熱的である
自分がやりたいこと、自分の進みたい方向について、ありえないほど情熱的です。そのため、多少のハードルがあっても突破していきます。プレゼンテーションなども情熱的に実行することが可能です。ただし、人の気持ちを読むのは苦手なので、そこは自己認識して注意深く顧客や上司の気持ちを汲み取るクセをつけなくてはなりません。