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努力ではどうにもならない就職氷河期

就職氷河期世代とは、一般的には、1993年から2003年または2004年くらいに就職活動をした人の世代をいいます。私は2006年に就職活動をしたので、ギリギリ氷河期ではありませんでしたが、2015年以降の急速な人手不足による売り手市場と比べると、まだまだ厳しい時期でした。私の妹も早稲田大学卒業なのに、リーマンショックの頃に就職活動をしたために、ブラック企業に入社するはめになりました。その後、彼女は公務員試験を受けて公務員に転職しましたが。

今の人手不足は、人口減少も確かに要因かもしれませんが、氷河期世代を放置してきた人災であると考えています。もし、氷河期世代の人をリスキリングするなり、公務員の採用を増やすなりして救済していたら、結果は違っていたと思います。私よりも5歳くらい上の世代は、本当に少ないですよ。何度か転職していますが、私の上は、いきなり50代というパターンが多かったですね。

いい加減にしませんか?これを放置してきたのは、自民党政権ですよ。民主党はわずか3年しか政権を担当していません。

もちろん、私は保守なので、れいわ新選組などを支持することはできません。だが、保守だからと盲目的に自民党を支持している人には、批判をしたいと思います。

企業にも注文をつけたい。私の最初の会社は、当時は徹夜などが当たり前でした。あまりに厳しすぎる仕事で疲れ果てて、優秀な人材が多数ドロップアウトするのを見てきました。特に女性は、あの環境で出産など不可能でしたよ。最近は変わったようですが。しかし、あの時期に絶望してドロップアウトした人は、ブランクがあり過ぎて、もう戻ってはこないでしょう。

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