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画像素材サイト『ピクスタ』の写真から見える、かけがえのない家族の一瞬を切り取る想いとは?

こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は所属する会社が運営するサイトや、このnoteの見出しの画像を探す時に、フリー画像素材サイトなどから探して来て、記事に適した画像を選んでいます。

この記事で紹介させて頂きたいのが、有料ではありますが、画像素材サイト『ピクスタ』の裏側です。

対人関係や学習面での困難など、支援が必要となる子どもや、「発達特性」を持つ子どもの成長を見守る家族がいます。大事な記憶を記録として残したい—。そんな願いを叶える活動が広く進められています。根底にあるのは「当たり前であること」を諦めないで済む社会を願う心からでした。

今回は画像素材サイトに使われている写真のその裏側にある家族のドラマについて迫ります。

『ピクスタ』に依頼したご家族のご両親が、おこさんに届けたい想いとは?

「シャボン玉、沢山浮かんでいるね」。真っ青な空が広がる日曜の東京都の隅田川沿いにやって来ました。会社員の男性と妻が、シャボン玉が出るおもちゃを手に持って駆け回る息子に呼びかけ、カメラを前に笑顔を見せました。ご家族は誕生日を迎えたばかりの息子のために、仲の良い親子の姿を残したいと、写真素材などを提供する『ピクスタ』の出張撮影サービスを利用したといいます。

「息子はダウン症です。人ごみなど苦手なものもとても多く、外出するにも場所が限定されます。七五三の写真も息子に負担の少ない経路で行けて、発達特性に対応して頂ける写真館をどうにかして見つけました」と、妻がそう明かしました。

同じ境遇にいるママ友は、病院や店で子どもを冷たく扱われたことも多いそうです。「私は入店を拒否されるのが嫌いで予め調べ抜きます。それでも制約はありますし、事前準備をするにも時間を要します。壁にぶつからなかったとしても、でこぼこ道を息子と歩く様な気持ちです」。

『ピクスタ』に出張撮影サービスの依頼をしたのは、発達特性に対応できる様に研修を受けた登録フォトグラファーの紹介欄に「発達凸凹でこぼこ相談歓迎」というタグを2023年3月に『ピクスタ』がスタートしたからでした。

「将来の夢はお店屋さんになること」と笑顔を見せる息子が社会に出る日に向け、妻は今回撮影した家族写真に、ある想いを託しています。

私たち親がこの世からいなくなった後で、息子が一人で悲しんだり、悩んだりする時があるかもしれません。なので、幸せな家族の『記録』と『記憶』の両方を沢山残し、この子をサポートできる力にしたいと思っています。家族写真もそのサポートできる力の1つです」。

参考:家族の大切な記録を残す ダウン症の子を育てる夫婦が「当たり前」を諦めずに済んだサービスとは 東京新聞(2023年)

同『ピクスタ』広報担当の女性は「発達特性を持つお子さんの親御さんから『撮影をお願いして良いかを迷いました』という声が年々増加していきました」と背景を説明しました。同『ピクスタ』と一般社団法人「こども発達支援研究会」の実態調査でも、光が苦手、集中できない、などの事情でプロの撮影を諦めた家庭が、48.6%にも達しました。

発達特性に対応できる洋になる研修を受けて今回のご家族を担当した男性は「発達特性や家庭のご事情などで撮影依頼を躊躇される方もいます。思い出作りにもなる撮影のチャンスを、皆さんに持って頂きたいです」と述べ、世の中の壁が崩れることを願いました。

宣材写真の裏側を観ました!

私が画像素材サイトなどで画像を探す時、特にご家族やカップルの写真を観ると、「凄く笑顔で撮影しているけど、本当のご家族なのかな?もし違っていたら、あんなに弾ける笑顔だし、他人同士なのに密接して、モデルさんって凄いな」と思っていました。

ですが、この記事を書いて、『ピクスタ』では、そのご家族のかけがえない一瞬を、1枚ずつ撮影していることを知りました。

本当にご家族なので、笑顔も心から出たものだと知りました。なので、私が子育てなど、家族をテーマにした記事を書いた時の見出しの写真に選ぶと、違和感もなく、すんなり馴染むんだなと思いました。

撮影に協力したご家族も良い思い出になりますし、それがダウンロードされて、実際に使われたら、さらに嬉しいですよね。

最近は実写ではない宣材写真も増えて来ましたが、実写でしか感じられない温かみのある写真を、これからも記事の中で使っていきたいなと思いました。


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