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赤沢ぶどう

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

知人から、ぶどうが届きました。
嬉しいなあ。
ありがとうございます。

岩手県の赤沢ぶどう。
品種は3つ。

ナイヤガラ
レッドナイヤガラ
キャンベル

どれも張りがあって元気いっぱい。
見た途端にテンションが上がりました。

この時期、フルーツ売り場でよく見かけます。
美味しいということしか知りません。

せっかく頂くのですから、どんな果物なのか調べてみました。
ご紹介しますね。

●ナイヤガラ

ニューヨーク州ナイアガラで誕生。
白ぶどうの品種。

→ナイアガラの滝を思い浮かべたのですが、全く違いました。

親は「コンコード」と「キャサディ」
日本へは1893年(明治26年)頃に導入されたそうです。

皮は緑~黄緑色。
糖度が高くて甘みが強く、果汁が豊富。

→期待できそう。

粒は4gくらいと小さめで種入り。
皮離れがよく食べやすいのが特徴です。

ジュースや白ワインの原料として利用されることが多い。
生食向けの流通量はそれほど多くありません。

→ドリンクもいいけれど、やはり生で頂くのがいいですね。

●レッドナイヤガラ

品種名(レッドニアガラ)
ナイアガラブドウの変異種。

栽培量も少ないため、一般的にあまり出回らないらしい。
ナイアガラ種の中でも希少種のぶどうとのこと。

→レアものでしょうか。
ラッキーです。

通常のナイアガラと同様、芳醇な香りが特徴。
甘みが濃い。

●キャンベル

「キャンベル・アーリー(Campbell Early)」は1892年にアメリカで誕生しました。

「ムーアアーリー」と「ベルビデレ×マスカット・ハンブルグ」の掛け合わせ。

→長い名前なので覚えにくい。

日本に伝わったのは1897年(明治30年)頃。

→もっと古くからあると思っていました。
意外です。

皮は紫黒色。
ひと房のサイズは350g程度。
1粒の重さは5gくらい。やや小粒。

かつては国内でも人気が高く、1970年代は生産量も多かった。
新しい品種が増えたことでキャンベル・アーリーの生産量は徐々に減少してしまったとのこと。

→懐かしくなった理由が分かりました。

現在の主産地は北海道や青森県、岩手県、秋田県などです。

○ぶどうに付いている白い粉の秘密
この白い粉はブルーム(果粉)と言います。

ぶどう自体の糖分やミネラルが結晶化して出来るもの。
品質に全く問題はありません。
新鮮さの証みたいなものです。

→あまり気にしていませんでした。

さてさて。
どのぶどうから食べようかな。
贅沢な悩みです。

見比べて、1番熟れているものにしました。
ナイヤガラです。

落ち着きのある、黄緑色。
流水で洗い、お気に入りのお皿に乗せました。

漂う、芳醇な香り。
目をつむって吸い込みます。

そっと軸から外し、口の中に入れました。
皮を出し、果肉だけの感触を味わいます。

クニュクニュした食感。
冷んやりとした口当たり。

押しつぶすようにすると、濃い甘みが広がりました。

うっとり。
酔ってしまいそう......

白ワインの原料になるという意味が、よく分かります。

食べごたえがあって、力強い。
糖度が高いせいか、少量でも満足できました。

明日は、キャンベルにしようかしら。
今から楽しみです。

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