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保育園小中学校運営協議会について

保育園や小中学校の運営のため、非常に多くの関係者の方々が、様々な会議などに出席していること
子どもの時は知らなかった。

今年は地元小学校のPTA役員(教養部長)もさせていただき、さらに学校運営に関わることも増え、先生方や教育委員会の方々、PTAの方々の影の努力の知る…。

NO action NO change! 飛び込めばいろいろわかる!

昨晩は委員をさせていただいている、保小中運営協議会があり、教育長始め、事務局さん、想いをもった委員さん、校長先生らと熱く子ども達のために語り合いました。

それでも、悩む保護者や多くの関わりのない人がいる。という文脈で、会議していることも、発信していったほうがいいんじゃないですか!?と熱く自分も言ってしまったので、早朝から書いてます(笑)

何事も、1に営業、2に営業…!
「伝えていく」「つないでいく」努力は必要ですね。
必要な人に情報が届きますように。

個人ではどうにもならなそうな大きな問題に対して、あきらめていることはないだろうか??
学校教育のような大きな問題には関わらないスタンスの人、あきらめている人もいる。

しかし、松川町の保小中運営協議会とその委員で行う、月一開催「教育しゃべりまいかい」では希望の光を感じている。

昨日は希望の光と根本的課題について、発言と議論してきました。

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■続きはこちら


・ジブンの半径数mから変えよう!もっと対話しよう!しゃべりまいかいメンバーの挑戦

 私は、前回の投稿でも書いた、やまほいく認定保育園※の運営協議会なるものを開催していた経緯もあり、松川町保小中(保育園・小中学校)運営協議会の委員を3年ほど務めさせていただいてます。

※全国をリードする「子育て先進県」を実現するために、全国でも早く始まった「信州型自然保育認定制度」

協議会自体は年四回ほどですが、委員の有志(ほぼ全員)で教育しゃべりまいかいを毎月第三火曜(さんか)に行っていました。
※現在は出張も多く休みがちですが。

当初に感じたのは、そう行った会議の場や、年に一度の教育懇談会は、とても対話のしやすい空間、進行、参加者のデザインじゃないよね。ってことです。

共感してくれた、元教員で委員の大先輩である方と共に、活動の一つの教育懇談会(町の教育関係者や役の人)というの60名ほどのワークショップのファシリテーターを対話促進ツール「えんたくん」を使って企画運営しました。

「えんたくん」は直径が1メートル程の丸いダンボールの板。 人々が円座になって、ひざの上に「えんたくん」をのせると「場」と「対話」が劇的に変化します。『えんたくん革命』より


一方通行、インプットオンリー、よくて一人一言だったが、PKT(ペチャクチャタイム)を入れるだけで、場はかなり変わる


会議の場のデザイン、進行のデザインを主体である教育委員会さまと毎回詰めながら場をつくっています。
教育現場、地域の人など、立場や年齢の多様な参加者。また、従来の大会議室での会議の配置を大幅に変更し開催。

これほど盛り上がり発言が出たことはないとおっしゃっており、当時は嬉しい限りでした。課題が少ないわけではないですが、やり方ひとつで大きく変わり、対話のし易い場が私が進行しない時も含め、増えてきたように思えます。

一方で、対話はしやすくなったが、運営に大きく貢献できているのか?
それが、課題として残ったままでした。いわゆる対話だけは楽しく、盛り上がって、現実に活かしきれてない状態が続きました。

そんな中、毎月開催していたゆるーい委員の有志の対話の場にも、毎回教育長もお越しになり小さな活動が生まれていきました。

①有休農地を活用した上片桐サツマイモ栽培
②にじいろ花壇(学校前の花壇手入れや雑草取り)
③ヤギプロジェクト(町内外の協働の輪が広がり実現した。ヤギをグラウンドで飼育するプロジェクト)

等々…教育しゃべりまいかいも、ですね!

これらの活動のように、地域住民(委員)が学校運営に関わっていく関わりしろは、自ら作り出すことができるという実感を感じました。

手前味噌ながら前述のあそびの楽校では、総合学習の時間に小学生に森に来てもらうこと(年5回)や、保育園児童の受け入れ(全5園で15回)もできました。

希望の光はこのように、自分達(や協力者)でコントロールできる範囲の取り組みが多数、起きてきたことです。


・感動!学校教育の現場の取り組み〜組織変革、教育変革の秘訣をみた〜

今回も協議事項では、各学校の評価についての学校長からの報告があり、その後より深い話をグループワークで語り合った。
具体的な話は差し控えますが、家庭学習の推進についての取り組みなども、1学年1クラスの小さな小学校では結果が出てきています。これは、組織改革の際にトップ自らが動き、現場でも実践していくという姿勢や、変革の環境を整えたことが要因だと思いました。

最近Voicyで拝聴した、木下斉さんの『鬼時短に学ぼう』は、まさにその話であった。
『社長の覚悟。長時間労働はもはや完全にカッコ悪い、成果も伴わない、それは決して許せないと心から思って直接動くこと。腐るのも変わるのもトップから』
というエピソードがあった。

これ任せるね。でなく、現場に入って本気を見せながら、時にキーパーソンに直接頭を下げながら、推進することは何事も基本なんだなと感動しました。今回の校長先生の話からはその姿勢をとても感じることができた。

他にも鬼時短を実践するための組織変革のアイデアをご本人と木下さんが退団している回は、大変ためになるの是非聞いていただきたい!


また、別の話で「学級懇談会」が活かせてないとか、全く盛り上がってないところとそうでないところの違いも見えてきました。
盛り上がらないところや発言のしにくいところがあるということです。
これは保護者会やPTAも全く同じことが言えると思います。

①保育園から付き合いのある地域では盛り上がる
②少人数は盛り上がるが、大きな人数になると、無関心になり盛り下がりがち

場づくりを企画運営する私としては、どんな風にやってるのか気になるところではありますが、大体話しにくいデザインになってますよね w

お菓子でももっていって、乗り込もうか!という委員がいて笑いました。

結局は「人」が大事です。数人仲間を巻き込んで、未来の子どもたちや学校のためよりよい「学級懇談会」「PTA」がつくれるといいですね!


・これからの学校運営協議会の在り方と、っでお前は何すんのって話

前述した、学校運営に貢献できているのか?というモヤモヤをもったまま、昨日の運営協議会も終盤のざっくばらんなディスカッションタイムになりました。
3月誕生日の人??と聞かれ、

私「はーい!」(3月15日)

まさか自分が口火を切ることに。こういうことって、私よくあるんですよね?持ってる?w

そこで、前述したような希望の光はあるもの運営にもっと関わっていくために、特別な少人数の推進チーム制を提案したところ、気の合う教育コーディネーターの委員さんも同じこと考えていたみたいで。(笑)

来年度からは11の設置する専門委員会※の興味のあるテーマに各委員が参加していくことになりました。
※不登校支援、総合的な学習の時間・キャリア教育、学力向上 等々の11の専門委員会と校長会、園長会、教委事務局の推進委員会が組織される。ここには、保小中12年間の系統的な連携、一貫教育のためという大方針があるのですが、大粒すぎるので今回はさらっと書くに留めます。

私は仕事柄も現在関わっている「総合的な学習の時間・キャリア教育」について実践しながらともに学んでいきたいと思います。

月一開催のしゃべりまいかいへの参加は減ってますが、悩めるリアル子育て世代の人と学校運営を橋渡しし、よりよい教育環境に貢献できればと思います。

しかし、今回の内容は大粒すぎでした。だいぶ端折っているので分かりにくいところもあると思います。
後でコソッと加筆修正したり、また詳しくレポートしていきたいと思います!

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!!

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