小林 明子(OTEMOTO)

OTEMOTO創刊編集長 / 新聞、週刊誌の記者を経て、BuzzFeed Japan編…

小林 明子(OTEMOTO)

OTEMOTO創刊編集長 / 新聞、週刊誌の記者を経て、BuzzFeed Japan編集長に就任。社会課題とビジネスの接点に関心をもち、2022年4月にハリズリー入社。子育て、教育、ジェンダーを主に取材 | https://o-temoto.com/akiko.kobayashi

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BuzzFeed編集長から老舗ものづくり企業に転職して、やっぱりメディアはじめました。

2022年3月に、5年半つとめたBuzzFeed Japanを退職しました。次の挑戦は、老舗ものづくり企業でのメディアづくりです。 そしてこのたび2022年8月10日、新しいウェブメディア「 OTEMOTO [オ・テモト] 」を創刊しました。 私は20代で新聞社、30代で週刊誌、40代でネットメディアと場所を変えながら、約20年にわたって記者や編集者として働いてきました。 ものづくり企業に転職したのにまたネットメディア? と思われるかもしれません。オウンドメディアってこ

    • 「小1の壁」、不安よりワクワクを。入手困難なマガジンの秘密

      OTEMOTOを創刊してまもなく1年。このたび、ウェブから飛び出して、紙のマガジン「COMPASS」を創刊しました! しかもこのマガジン、とっても入手困難なんです。 ウェブメディアを始めたばかりなのに、なぜ今の時代にあえて紙媒体なのか。実は7年前まで週刊誌をつくっていた私。久しぶりに台割を書いた興奮とともに、お伝えしたいと思います。 「COMPASS」は、小学校入学前のお子さんがいる保護者の方に向けて、入学に向けた不安を少しでもやわらげ、お子さんが選ぶ道に大人も伴走して

      • こんなタイアップ記事が書きたかった!

        OTEMOTO創刊編集長の小林明子です。 OTEMOTOの創刊から半年が過ぎ、ありがたいことに広告出稿のお話をいただくようになりました。今回は、メディアのマネタイズのひとつである「タイアップ記事」についてお話させてください。 広告記事に署名をつける理由 OTEMOTOの運営会社である株式会社ハリズリーは、老舗革製品ブランドの土屋鞄製造所の親会社であるため誤解されることが多いのですが、ふだん編集部は自由に「編集記事」を制作しています。これとは別に、グループブランドや他社ク

        • 「オウンドメディアですか?」と聞かれたときに答える"ことわざ"があるのだけれど

          2022年8月10日にウェブメディアOTEMOTO[オ・テモト]を創刊して、早いもので半年が経ちました。日々、取材して記事を書くことに精いっぱいで、半年ぶりのnoteになります。 このたびOTEMOTOの記事、「出生数80万人割れの衝撃。地方の少子化対策はここがズレている」が、Internet Media AWARDS 2023のテキスト・コンテンツ部門を受賞いたしました。 Internet Media AWARDSとは、信頼性のある情報をわかりやすく世の中に伝え、社会を

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        BuzzFeed編集長から老舗ものづくり企業に転職して、やっぱりメディアはじめました。

          私が卒業アルバムを二度と開けない理由

          先日noteで紹介した OTEMOTO [オ・テモト]の記事 「上半身裸の騎馬戦という『地獄』に苦しんだ僕は、教師になった」に、さらに多くの反響をいただいています。 記事の感想に加え、学生時代に経験した騎馬戦や組体操のことや、男子が上半身裸になることについて、さまざまな意見がみられます。 上半身裸になるのは嫌だったという人。いや、自分は嫌だとは思わなかったという人。 SNS上で可視化されている範囲内の意見について、何が正しいとか正しくないとか、どちらが多いとか少ないとか

          私が卒業アルバムを二度と開けない理由

          上半身裸の写真から考える、私たちの現在地

          2022年8月10日に新しいウェブメディア「 OTEMOTO [オ・テモト] 」を創刊して1週間が経ちました。 おかげさまで多くの反響をいただいております。その中でも、特に読まれている記事がこちらです。 小学校教師である星野俊樹さんが自身の子ども時代を振り返り、「あのとき、大人にどうしてほしかったのか」を率直に語ってくれました。男性の生きづらさの根源について深く考えさせられるインタビューでした。プライベートに踏み込んだ内容だったため、第三者の主観が入らないよう、一人称の構

          上半身裸の写真から考える、私たちの現在地