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コンフロントワールド代表のひとり言(コンフロントワールドのビジョンとミッション)

こんにちは。NPO法人コンフロントワールド荒井です。
NPO法人コンフロントワールドは、アフリカに水や石鹸・教育を届ける活動をするNPO法人です。(その他にも色々やってます!)

先日、オンラインでビジョン・ミッションを考える合宿を企画いただき、様々な議論を行いました。
そのあと、コンフロントワールドのメンバー向けに送ったメッセージをこちらでも記録しておきます。

コンフロントワールドではメンバーを募集中です。

以下、


荒井がたまにつぶやくやつです。
先日オンライン合宿が行われました!岩尾さん、渡井さん、準備・運営ありがとうございます!
めちゃめちゃ良い時間でしたね!その日のメモはこちらです。

XXXXXXメモは非公開XXXXXX

改めて良い時間となりました!
そしてビジョン・ミッションを代表の僕がまだまだ伝えきれていないな、議論の土壌を作れていないなと思ったので、今思っていることを書いてみます。

■ビジョン
コンフロントワールドの【ゴール】は、
地球上の人間全員が
生活と権利が保証され、自分で未来を決められる状態になることです。これはビジョンである、
「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」
の通りです。
ここについては認識はほぼほぼ揃っており、

それを自分亊か出来るかどうかなのかなと思っています。

■ミッション
では、「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」に向けて、何をすれば良いのか?
そのために必要なのは、一つ目
水や教育を届けるような、自律の後押し
今目の前の人を救うことです

そして、それだけでは足りず、一つの団体が出来ることは限られてます。

コンフロントワールドがどんだけ頑張ったとしても、一つの団体・概念だけで出来ることが限られています。
少なくとも今の国や政府・国連などのあり方で、不条理の無い世界の実現が出来ていないことが現状です。
なので二つ目
多くの人々と手を取り合いながら実現することです。
国や国連などさまざまなアプローチをしていますがまだまだ足りないです。
なのでコンフロントワールドは、副業学生のような、社会的には少ないセクターで活動しています。

より多くの人を参画させる。
より多くの運動体にすることが必要です。難しく考えず、サイバーエージェントやDeNAを見てITベンチャーがばんばん現れたように、
コンフロントワールドを見て、副業や学生でも主体的に国際協力に関わるようになればと思っています。

そして、三つ目
社会を変えることです。
これは誰が悪いだはなく、構造自体変えなきゃいけないことも多くあります。
人権も環境も戦争も。
なので、社会を変えるアプローチを、コンフロントワールドはまだまだ出来ていないですが、取り組んでいきたいと考えてます。

RPGゲームやワンピースのように敵を倒せば平和が訪れる、人間が人間らしい生活をおくれる。
ただしその敵がものすごく複雑な構造となっています。
そこにちゃんと立ち向かう。

不条理な世界に”立ち向かう”という意味でコンフロントワールドです。

不条理と理不尽は違って、誰かのせいに出来るのが理不尽です。

ただ世の中には誰のせいと決めつけられないことばかりです。
なので、不条理なのです。


「世界」の実現ではなく「社会」の実現なので、目的語が「社会」です。

条理という言葉は坊っちゃんにも出てきます。
事件の凡例でも法で決められない判断できないことを条理で判断しています。
なのでルールがないところにルールを作る。

そして、自分で未来を決める。
なのでコンフロントワールドは自律や主体性を大事にしています。

ミッションの①は目の前の人を救うこと
ミッションの②はコンフロントワールドではできないことを仲間を集めること、そして構造を変えることを意味しています。

少なくともブタンバラの水問題やピエタなど伝えられるのはコンフロントワールドだけです

戦争や紛争のように目立つものではなく、
平和の中でも生活に苦しんでいる人がいます。

そういった人々のことを、伝えられるのはコンフロントワールドだけです

コンフロントワールドのメンバーや事業規模が10倍になったら、
本当に救える人が多くなります。

今後とも頑張っていきましょう!
ミッションの②について、スレッドに補足を続けます。

ミッションの②についての補足です。

例えば、海岸にゴミが大量に捨てられていました。
拾っても拾ってもまたゴミが増えていきます。
本当に解決するためには、ゴミを減らすことや焼却炉を作る等、根本的にゴミを減らしていく取り組みが必要です。

例えば、児童労働を解決したいと考えました。労働させられている子どもを少しずつ減らしていきます。
それでも例えば先進国が購入するチョコレートやファッションは児童労働によって作られています。
ここでの購入や児童労働なしの商品が世の中に周らないと、根本的に児童労働を減らせません。

例えば、トイレや水が無い場所にトイレと水を届けています。
それでも一つの団体では足りません。国連機関が協力していますがまだまだ足りません。
政府のお金の使い方や国際機関のお金の使い方を変えなければ、もしくは先進国のお金の使い方が変わらなければ根本的な解決になりません。

このように、「対処療法」と同時に、「原因療法」が必要です。

「魚を与えるのではなく、魚釣りを教えよ」ではありません。
「魚も与えるし、魚釣りも教えなければいけません」

では、誰を後押ししないといけないか?
それはまず、日本の国民・企業。社会貢献・国際協力をする人を増やしましょう!(メンバーでもコンフロントワールドに関わらなくても)

そして次に国や国際機関。より現地の状況を伝え、効率よく活動してもらうことが必要です。

そして、現地の政府やNGO。より支援のあり方や、より良い届け方をすることが必要です。

なので、我々が後押ししないといけないのは、
日本の国民・企業、世界の国際機関、国、現地の政府、NGO。

0→1が、日本の人々。
1→10が、国際機関や国。
10→100が、現地のNGO。のイメージ。

メンバーを増やす。

国際機関や国に現場の状況を伝え、より良い支援のあり方を伝える。

現地のNGOに、より良い支援のあり方を伝える。

ただ、日本人に啓発するのではなく、我々が専門家となり、様々なセクターに、
0→1、1→10、10→100を促していく。
それがミッション②の「後押し」です。

僕も勉強不足です。ただ今日のグローバルフェスタでも、様々なセクターが手を取り合い活動していました。色んな人がそれぞれの役割で社会を変えようとしていました。
もっと役割を見つけ、尖らせることが必要だなと思いました。頑張りましょう!



コンフロントワールドではメンバーを募集中です。
メンバーまでいかないけど自分のスキルを還元したいという方もぜひご連絡ください!


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