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僕のコラム/ラジオ

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僕が徒然なるままに思ったことを書き連ねます。 そして、僕がラジオに出演したときの模様やStand.fmに投稿したものもそのままお届け!
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2021年2月の記事一覧

調味料のミニマリズム

調味料のミニマリズム

ロンドンでのロックダウンの中、「節約」というのは大きなテーマになる。無駄な買い物はしたくないし、まして家で料理するといっても余計なものも買いたくない。

3カ月程度で家を転々としているような僕の現状では

「いかに少ないもので多くのものが作れるか」

ということが勝負になってくる。だからこそ、服などに限らず「調味料」ということでも「いかに、安く、少なく」と考えてしまう。今日は、そんな僕なりの調味料

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無知の無知が偏見をうむ

無知の無知が偏見をうむ

世の中に「知らない」ということは数多くある。「知っている」に越したことはないにしても、「知らない」ということを知っているということは素晴らしいことだ。

それに対して、世の中に知らないものがあるということを知らないということほど恐ろしいものはない。「わからないことがある」ということを自分でわかっていないのだから、「自分のなすことは完璧」などと身勝手な偏見で物事を語ってしまい、自分を陥れるという残念

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ロックダウンで得られたもの。

ロックダウンで得られたもの。

「ロックダウン」

日本ではまず起きない(というか、憲法上発令できないと言われている)もの。
日本に住んでいる人は、緊急事態宣言という形で似たような経験をしたかもしれない。まして海外のことでニュース等でしか得られない情報しかないだろうから、「ロックダウン」というものがどんなものかわからないだろう。

簡単に言えば「Stay at home /外出するな」ということだ。
乱暴な言い方かもしれないが、

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パッと散る儚さは寂しげで美しい

パッと散る儚さは寂しげで美しい

どんなものであれ、盛っているものはきれいである。

満開の桜や真っ赤に染まる紅葉。

豪華絢爛な城。

世界に誇れる街並み

見るだけできれいに思えるものは、それ自体で僕らはそう思えてくる。

しかしパッと散ってしまうような儚さのあるものには、盛りにはない、
言葉を加えたくなるような美しさを感じる。

満開から散っていく桜の花

ひっそりとたたずむ古い寺

一夜にして去りゆく色恋事

完全でなくな

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期待というもの

期待というもの

世のなか、期待というものにかけているとロクなことはない。

他人に期待をするような人はそれが思うようにならなかったときに
ありもしない勝手な不満を並べて他人にあたる。
まして子どもに対して親が自身の夢を叶えてもらうがために期待をするのは
迷惑極まりない。

自分に期待するような人はそれができないと自分を卑下し、
自分を信じることが難しくなる。
そうしてできたかもしれないことを過小評価してしまい、で

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「もったいない」という人

「もったいない」という人

身軽に生きたいと思うのなら、まずは自分の身の回りをすっきりとしておくことだ。

モノがあると、それを管理するためにスペースや頭を使わないといけない。
使っているものなど、自分が思っているものよりもずっと少ない。
まして使っているものであればしっかりとメンテナンスをしていない限り、数年で変わっていくだろうから自分の心持ちが変わったときに自分の身の回りを変えることもすぐにできる。

使ってもいないもの

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