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ヨガセラピーとは? ①

こんにちは。Aliceです。
今日は、私がお客さまに提供しているヨガセラピー について
ご紹介します。

◇ヨガセラピーとは

海外では、患者さんを対象に
補完代替療法として用いられている
セラピューティックなヨガです。

ヨガセラピーでは、
人が健康ではない状態、病が起きている状態というのは、
その症状だけが問題ではないと捉えます。

根本的に解決していくには、
その人全体を見るアプローチ Whole-person valued approach 
が必要である、という観点からケアをしていきます。

例えば、身体的な痛みでお悩みの場合、
塞ぎ込んでしまっている感情、ネガティブな思考や
傷ついている心の状態があるか。
家族や職場、社会やコミュニティとの関わりのなかで、
本来の自分らしく、いきいきと生きられているのか。
症状が起きる前後に起きた出来事、トラウマが関係しているかどうか。

そのようなことも確認しながら、
呼吸の長さ、深さ、なめらかさ、リズム、体のどこで呼吸をしているか、
などをみることで、
主訴とは別に、精神的なケアの必要性、
トラウマがあったかどうかなど、
も整理していきます。

そして、症状はどうして起きたのか
再発させないためにはどうしたらいいかなど、
その人の全体を見ての健康で幸せな状態へサポートするために、
以下のポイントをケアをしていきます。

Bio-Physical Body       (身体的状況)
・Psycho-Mind (Emotions, thoughts)(マインド:感情や思考、心)
・Social-Environment       (社会的状況 置かれている環境)
・Spiritual-Belief system      (スピリチュアル:信念)

The Yoga Therapy Institute 資料から和訳

米国ではそのエビデンスが認められ始め、
ヨガの伝統的な要素から宗教的な観点を除き、
医学的に客観的な視点から研究、検証されてきています。
International Association of Yoga Therapists(IAYT)組織が設立され、
医学博士、心理学博士など各界の専門家により研究が進められています。

アメリカ、ヨーロッパを始めとした海外では、
心身の様々な疾患を持った患者さんに対して、
補完代替療法として医療機関や各種リハビリ施設で用いられています。
心臓疾患、慢性疼痛、線維筋痛症、自己免疫疾患、IBS、変形性膝関節症の患者の有効性についてのエビデンスも種々報告されています。

現代医療の西洋医学では、病の症状が起きている箇所のみを診て、
対処療法としての治療が施されます。

薬による治療は緊急時にはとても役に立ちますが、
長期服用による副作用のリスクも伴います。
また、現代医療では未だ治しきれない、特効薬がない病もあります。

では、私たちの長い人生、真の健康で幸せな状態、
ウェルビーイングであるために
どんなヘルスケアが必要なのでしょうか?

ヨガセラピーの学びと実践、臨床を通して気づいてきたのは、

《ヨガセラピーで可能になること》
心身の病の回復へのケアをしながら、
人として健康的な生き方に、
自分で気づき、自然と身についていく。

ということでした。
私自身、線維筋痛症の完治に向けて、
こうしたヨガセラピーのアプローチに、
大いに助けられました。

体の痛みだけに特化したケアではなく、
常に痛みにとらわれていた
脳や思考、あり方も、
一緒に変えていくことができたからです。

ヨガセラピーのサイドシャバーサナで心も体も緩んでる私

人の真の健康真のヘルスケアって?と考えた時、
あなたは、魂も体も心も健康だ、と自信を持って言えますか?

ヨーロッパ初、世界中の生徒が集まる
The Yoga Therapy Institute での学びと経験をもとに、
日本も世界にも、
もっと真の健康で病から回復する輪を
広げていかれればいいなと思います。

◇ヨガセラピーとヨガの違い

みなさんはヨガというとどんなイメージがありますか?

ヨガは、生き方をマットでの練習を通して学ぶもの。
でも、治療に関してはどうなんだろうと、
心身病んでいたときは、自分に合ったものをずっと探していました。

ヨガセラピーに出会ったときは、衝撃を覚えました。
なぜって、アプローチの仕方がヨガと全く異なり、
むしろ真逆なことも多いからです。

例えば、線維筋痛症を患っていた当時の私は、
アシュタンガヨガの練習や資格取得を通して、
体力は回復できていたのですが、
痛みに関しては、
アシュタンガヨガは身体的能力を修行のように
進めていくヨガの要素が強いため、
時に痛みを伴うものの練習は、
正直にいうと、苦しい、と感じることもありました。

特にアシュタンガヨガにはレッドクラスと言って、
他の練習生と一緒に同じリズムで動いていく練習があるのですが、
どうしても身体的な痛みでついていけない時、
果たして、線維筋痛症の治療に最適なヨガなのかな?
と疑問が湧くこともありました。

軽度の軽いヨガを探していくと、
ゆっくりと呼吸して動きを深め、
グラウンディングしていく陰ヨガに出会うこともあるでしょう。

陰ヨガのリズムはゆっくりですが、
鬱の傾向が強い時は、
さらに気持ちが落ちてしまうこともあります。
また、深め方を間違えると、
さらに身体的な痛みを悪化させてしまうこともあり、
注意が必要です。

他にも、アイアンガーヨガ、ハタヨガ、カルマヨガ、
クンダリーニヨガ、ホットヨガなど、
ヨガの流派や手法はいろいろありますが、
それぞれ疾患ごとに禁忌があります。

それぞれの効能と禁忌を正しく
医学的にも理解されている先生のもとで練習するのは良いですが、
そこまで勉強されている先生、とても少ないのが現状です。

さて、ヨガセラピーでは、
「Pain-free Practice 痛みのない練習」が基本です。
ヨガのポーズは、呼吸で力まずに動ける範囲を探していきます。
完璧なポーズができるように練習するのではなく、
その日の体調に合わせて、その日の呼吸のリズムで動いていきます。

海外では医師とコラボレーションして
サポートしていく補完代替医療なので、
ヨガセラピストは、医学的な専門的知識も踏まえて、
科学とヨガの良さを融合してサポートしていきます。

そして、サポートアイテム
(プロップス、壁、ボルスター、クッション、ブランケットなど)
もたくさん使っていきます。

The Yoga Therapy Institute 授業での一コマ

たくさんのボルスター、サポートを使うリストラティブヨガ

イマジネーションを使って、遊ぶように楽しむこともあります。


私自身、一番最初に体験した時、サポートされた途端、あれ?
「こんなに痛くなく動けるんだ!」と感動したのを覚えています。


ヨガセラピーでは、痛みがない状態を脳に覚えなおさせるために、
痛くない、辛くない、心地よい状態を増やしていくことを
とても大切にしています。
(ヨガセラピーは神経科学、解剖学も大切にします)

以下にヨガとヨガセラピーの主な違いをまとめてみました。

いかがでしたか?
全然アプローチが違いますよね。

トラウマインフォームドケアを必ず取り入れているので、
身体的な不調に限らず、
トラウマメンタル疾患がある場合でも、
安心して参加できます。

何より、ヨガセラピーは、
一人ひとりに合わせて、
患者さんの体調や人生の状況に合わせて、
どうありたいか、を、一緒に作っていくというのが、
とても大きな特徴の一つです。

今何かの病で治療中の方は、
ぜひ一度試されてみてはいかがでしょうか?

次回は、なぜヨガセラピーなのか?
をシェアしていきますね。

今日もお読みいただきありがとうございました。
明日もあなたの笑顔がより輝く日となりますように🕊🌈

愛と光と感謝を込めて,
Alice

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