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裏の主人公・黒幕として事業を楽しみたい。動画戦略家【Spot Light代表】津本高宏

全国各地の経営者様をインタビューし、事業の特徴や人柄をお伝えするインタビュー企画。今回ご登壇いただくのは、動画戦略家【Spot Light代表】の津本高宏さんです。

塾の運営から動画事業に移行しつつも、根幹にあるのは「教育に携わりたい」という強い思いを持つ津本さん。趣味も仕事も”楽しむ”ことを体現している津本さんに、今取り組んでいる事業や今後の目標について伺いました。


津本高宏/動画戦略家
2015年から2019年の約4年間、大学受験塾『STUDYBANK』を仲間と運営し、塾長・CMOを担う。趣味で運用していたYouTubeチャンネルが、半年で登録者数4万人を達成し、経営者にYouTubeのやり方・コツを教えることが増え、2021年からYouTubeプロデューサーおよび動画ディレクターとして活動開始。現在は、大学生を対象としたコミュニティ『プログレス・ラボ』も運営しており、学生に対するキャリア教育支援も行っている。

YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC0YM61WJfvbXUn4c7tu94aw
プログレスラボ:https://purorabo.com/
小幡 渉(おばた わたる)/ライター
2021年よりSNS運用代行・コンサルタントとして独立。Web集客に力を入れたい企業様の代わりにSNS運用や発信のサポートを行なっている。人と距離を縮めること、文章を書くことが得意。滋賀を中心に活動中。野球、お笑い、筋トレが好き。特に好きなのは、オードリーとなかやまきんに君。

note:https://note.com/all_happy
Instagram:https://www.instagram.com/obata__line/


「クリエイター、もてぃす」と「プロデューサー、もってぃー」

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ーー自己紹介をお願いします。

津本高宏と申します。ネット上では”もてぃす”と”もってぃー”という名前で活動しています。

もてぃすは、YouTubeとTikTokで怖い話について発信をしているクリエイター。YouTubeの登録者は4.2万人で、TikTokのフォロワーは15万人。最近ではTikTokの方をメインに動かしています。

もってぃーは、動画編集やディレクション、YouTubeプロデュースなどの動画事業を行っています。こちらはリアルな関わりがメインですね。そこから発展して、SNSマーケティングやWEBマーケティングのアドバイスも行っています。



動画チーム、Spot Light

ーー動画チームとしての活動詳細を教えてください。

僕がオーナーとなって、”Spot Light(スポットライト)”という動画チームを組んでいます。所属メンバーは、フリーランスや副業で動画編集をしている優秀な人たち。企業さまからご依頼いただいた案件をチームメンバーに流したり、僕がチェックしたりして案件を回しています。

そうは言っても、メンバーは元々動画編集を仕事にしていた人ばかりではありません。副業や趣味で動画編集をしていた方ばかり。「動画編集で生活を変えたい」と思っている人に声をかけて一緒に頑張るスタンスをとっています。最初は素人レベルの出来栄えですが、フィードバックや実践を通して編集スキルを身につけてくれています。


実際に手がけたサムネイル

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チームメンバーの満足度を高めることが何より大事

ーーチームとして組織を作る上で、意識されていることやこだわりはありますか?

チームメンバーの満足度を高めることを意識しています。動画編集ってどんどん値崩れしてきているんですよね。このまま低価格で案件を受ける人が増えると、質が落ちてきてしまう。だからこそ、僕がチームメンバーに払うお金は相場より高く設定しています。

また、無理な依頼は投げないようにしていますね。「この動画を今日中に編集してくれ」とか、納品後の大幅な修正とか。さらに言うと、チームメンバーにはできるだけ平等に仕事を振るようにしています。

こういう背景があるので、チームメンバーを一気に増やすようなことはしていないんですよね。少数精鋭で、チームメンバーに対してのサポートを手厚く行う。これが僕のこだわりです。



自己実現の一歩を踏み出すためのコミュニティ、プログレス・ラボ

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ーープログレス・ラボについて教えてください。

人生の選択肢が増える学生・若手社会人のためのコミュニティ、”プログレス・ラボ”を運営しています。月に1回交流会や勉強会を実施している少数精鋭のコミュニティ。

コンセプトは「自己実現の一歩を踏み出そう」。もっと具体的に言うなら、「自分のビジネスを作ろう」ということです。参加メンバーには自分のビジネスを作ることを大前提としていて、少しずつ自分のビジネスを作るメンバーが出てきました。


ーーコミュニティを立ち上げたキッカケを教えてください。

プログレス・ラボに関わっているのも、「教育に関わりたい」という軸がブレていないから*。今までは受験に対する教育をやってきたけど、そこには何か違うなという違和感があって。僕は、自分の選択肢を増やすための教育がやりたい。教育にも色々な形があると思うんです。だからこそ、完全無料で関われる、プログレス・ラボを立ち上げました。

*津本さんは以前塾を運営されていました。


津本さんの過去の経歴はこちらから。



バイトしすぎの大学生に危機感を覚える

ーープログレス・ラボを通して、大学生や若手社会人と関わることで感じたことはありますか?

まず大学生は時間があるので、挑戦がしやすい。だけど、行動できない人がめちゃくちゃ多い。「これやります!」と言っても3日後には忘れている。やらずに終わっているパターンが多いんですよね。

あと、大学生はバイトしすぎ。みんな「お金を稼ぎたい」と思いつつ、バイトに時間を費やしすぎて、お金を稼ぐための行動ができていない。僕が経営者とお会いする時、勉強になると思って学生に声をかけるんですよ。「一緒にこない?」って。すると、ほとんどの学生が「バイトで行けないです」って言うんですよね。興味がある分野の経営者に会えるチャンスなのにもったいない。フットワークが重いのはかなり致命的ですよね。



スキルのある学生と人材不足の企業をマッチングしたい

ーープログレス・ラボに期待していることを教えてください。

コミュニティメンバーには、自分ビジネスを作りつつも、着実に自分の力もつけていってほしいんですよね。僕がやりたいのは、スキルを身に付けた学生と企業をマッチングすること。


色んな企業さんと話をしていくと、「学生の力がほしい」と言われるんですよね。だけど、企業側はどんな学生をほしいかが分かっていない。とはいえ学生なら誰でもいいわけではない。即戦力となる学生をほしいのが本音なんですよね。

「動画編集できる人を探しているんだけど、プログレス・ラボから派遣してくれない?」と企業から依頼がきて、マッチする学生を派遣する。このマッチングの仕組みを目指していきたいと思っています。

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楽しいから継続できる

ーー津本さんって色んな事業をやられていますよね。津本さんの行動源や行動する基準について教えてください。

「楽しいかどうか」でしか動いていないですね。動画事業と言っても、編集やディレクション、プロデュースなど色々な工程があります。その中でも僕の場合は、ディレクションやプロデュースをやるのが楽しいですね。


ーー最初は「楽しい」と思っていたことも、途中から義務感として捉えてしまうこともあると思います。津本さんはご自身の感情とどのように向き合ってらっしゃいますか?

僕も昔は義務感に囚われていたんですけど、全部自分でやろうと思うと結局パンクしちゃうんですよね。なので、去年からは「とにかく人に仕事を振っていこう」ということを意識するようになりました。信頼できるチームメンバーへの外注化ですね。そこからは自分自身もかなり楽に仕事ができるようになりました。



相手が求めていることを察知し、解決策を提案する

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ーー仕事をする上で大事にされていることはありますか?

ヒアリングを大事にしています。相手が何を求めていて、どんな人なのかをヒアリングする。その上で、自分の話をするようにしています。


僕はビジネスの話はノリノリで次から次へとできるのに、雑談になると途端にコミュ障になるんです。雑談をしている時は、相手が何を考えているのか掴めないんですよね。どういう話を期待しているのか分からないからつい黙ってしまう。

一方ビジネスの話だと、相手が何を求めているのか明確に分かっているから話しやすいんですよね。相手が求めていることに対して、「じゃあこれをやりましょう」と提案すると、喜んでくれる。それが嬉しくて。だからこそ相手のニーズを掴むためにも、ヒアリングを大事にしています。



注力していきたい3つの事業

ーー今後注力していきたい事業について教えてください。

1つ目は、WEBマーケティング事業です。現在チームメンバーは6人いるんですが、15人まで増やしたいですね。その中からディレクションができる人、営業マン、コンサルティングができる人が出てきたら嬉しいです。


2つ目は、プログレス・ラボです。学生と若手社会人のためのコミュニティを拡大していきたいです。実は今シェアハウスを作るために準備をしていて。今後はシェアハウスをどんどん作っていきたい。自分の選択肢を増やしたい、自分ビジネスを作りたい人が集まれるようなシェアハウスを作っていきたいです。


3つ目は、もてぃす名義の活動です。フォロワーもファンも増えてきているので、さらに伸ばしていきたいです。具体的には、マーダーミステリーのシナリオを作っていきたい。今僕がやっているホラー系のコンテンツとマーダーミステリーは相性がいいと思うんですよね。

マーダーミステリーのシナリオを作って、TikTokのフォロワーやファンに披露しつつ販売していく。これができたら面白いなと思っています。



こんな人たちと出会いたい

ーー今後活動していく中で出会いたい人を教えてください。

学生や社会人に関しては、「何かしたいけど分からない、でも熱量はある」という方と出会いたいです。

企業さんに関しては、「WEBマーケティングに力を入れたいけど、何をしていいか分からない企業」と「学生の力を借りたい、学生と繋がりたい企業」と出会いたいです。特に、プログレス・ラボに興味を持ってくれて、学生の力になりたい企業さんとは話がしたいですね。

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黒幕(フィクサー)になりたい

ーー津本さんご自身の今後の目標を教えてください。

黒幕(フィクサー)になりたいと思っています。僕のことを知らないけど、どこにいっても津本と繋がっているな、みたいな感じが理想。「もってぃーって何者なんだ?」という状態が作れたらワクワクしますね。

僕の現状は動画編集もプログレス・ラボも、どちらかと言うとサポート役。今後は黒幕的に動けたら、”裏の主人公感”があって楽しいなと思っています。



編集後記

実は僕の人生を語る上で、切っても切り離せない存在の津本さん。改めて津本さんのお仕事の話が聞けて本当によかったです。「楽しい」という感情を大事にしながら、仕事も趣味も全力で楽しんでいきたいなと思います。

WEBマーケティングの相談やプログレス・ラボについてのお問い合わせはホームページやSNSから。気になる方は小幡までご相談ください。


■Spot Light

■プログレス・ラボ

■もてぃす(YouTube、TikTok)




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