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810 丁寧な暮らしは、小さなことから

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【丁寧な暮らしは、小さなことから》

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僕が日常生活において大切にしている言葉があります。

【丁寧は、アナログ】

ということ。
急速に発展するテクノロジーのお陰で、世界は狭くなり、ほほ誰とでも連絡が取れるようになり、いつでもどこでもエンタメに触れることができるようになりました。

そのテクノロジーの恩恵を受けてるのは間違いないですが、とは言えいつの時代でも人の手に代われないことはたくさんあります。

AIが発達してどんどんとロボットに変わることがあると言われる昨今ですが、僕個人的にはテクノロジーでは届かない部分が必ずあると感じています。

もちろんテクノロジーを使って自分がやること、自分がやらなくてもよいことの線引きもできるようになったことはたくさんあります。

例えばお掃除ロボットと言われるルンバを使えば、きっと掃除にかかる手間は少なくなるでしょう。

食洗機を使えば食器を洗わなくて済むし、乾燥機付洗濯機を使えば洗濯物を干す作業が不要になる。

インターネットのお陰でアレクサを使えば電気はつくし、テレビも点けたり消したりできるし、カーテンも開けれる。
風呂も入れれるし、なんでもできてしまう。

確かに便利。
でも、果たしてそれが《丁寧な暮らし》と言えるのかどうか、僕は疑問に感じます。

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例えばお掃除に関して、僕はお掃除の時間が無駄だとは感じていないし、内観の時間と捉えているので自分の手でやるようにしています。

ほぼ毎日どんな季節もお掃除の始まりはまずは玄関から。
玄関扉を開けて、家族の靴を外に出して一度はたき日光が当たる場所に出す。

靴を外に出すときに、空を見上げて深呼吸とストレッチを軽くして身体をほぐし、その日の気温と新鮮な空気を身体中に取り込む。

その後に玄関を掃き掃除して細かいチリやホコリを外に掃き出し、その達成感を噛み締める。

たったこれだけでも、心に与える影響は全然違います。

清々しく落ち着いた気分で朝一を迎えることがてきるだけでも、その日一日の気分はまるで違います。

気持ちの良いスタートは、そのあとも続くのです。
しかし、食べ過ぎや寝不足などが影響して、気持ちよく起きれない日もあるでしょう。
そんな時こそ、小さなことを丁寧にすることで心と向き合う時間を作るのです。

めんどくさいのがわかっていながら、玄関掃除はあえて箒で自分の手で、時間をかけて掃除するのです。

食器洗いだって食洗機に任せず、あえて自分の手で洗うのです。

機械では届かない、ちゃんとした手応えがそこにはあるでしょう。

朝起きたら布団がぐちゃぐちゃのままではなく、ほんの3分でいいから時間をかけてベッドメイキングする。
珈琲が好きならめんどくさいのがわかっていながら、 豆から挽いてハンドドリップで淹れてみる。
小さな小さな丁寧な所作が、大きく丁寧で整った生活を生むのです。
それはデジタルやテクノロジーでは届かないと僕は思っています。

基本的に丁寧なことは、めんどくさいのです。
時間がかかるし手間もかかるし、労力もかかる。

けど、その分手応えややり応えがあって、小さなことでもやってよかったと思えることががあると、少しずつ生活が整っていくのです。

今の時代にわざわざ箒なんかで掃くのはめんどくさいと思うでしょう。

そうなんです。
めんどくさいんです。

でも、その時間を適当に過ごすのか、もしくは箒で掃きながら自分と向き合う時間にするのかは自分次第。

僕はやってよかったと思っています。

小さな適当は、大きな適当を生み出す。
人は基本的にめんどくさがりでやらない理由を見つける天才なので、それでは生活は何一つ変わりません。

今までと違う生活をしたいと願うならば、それなりの行動を伴わなければならないのです。

めんどくさいめんどくさいと後回しにしてきた結果が、今なんだとすれば、もしかしたら変わるきっかけかもしれません。

たったひとつ、まず今日から《丁寧なこと》をするとしたら、何をしますか??

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