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840 当たり前のことを、当たり前にできること

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【当たり前のことを、当たり前にできること】

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《ミニマリズムとは、心に余裕を持たせるための考え方》
だと僕は考えています。

日々忙しい僕たちは、家事育児仕事プライベート食事睡眠など、生きるためにやらなければならないことがたくさんあり、ただでさえ忙しいのに別にやらなくてもいいことも入ってくるのです。

これだけ忙しい日々を一生懸命駆け抜けているけれど、そんな時だからこそ立ち止まる勇気を持たなくてはいけません。

忙しすぎて忘れてしまう心。
『こんなにバタバタして、本当は何がやりたいんだ』

たまに自分の心に問いかける必要があるかもしれません。
時間は一瞬にして過ぎ去っていくのです。

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心に余裕を持っておくだけで、日常で過ぎる時間の速さは少し変わってきます。
また、心に余裕があることで、『当たり前を当たり前にやる』こともきっとできるでしょう。

例えば時間に余裕がない人は、玄関で散らかっている靴を見てもきっとそのままです。
揃えて置いたら綺麗だし、誰が見ても揃っているほうが気持ちいいし履きやすい。

扉が少し開いていたらきちんと閉めることができるだろうし、部屋が散らかっていたらきちんと片付ける。
使った物は元に戻すことができるだろうし、シンクの中にいつまでも洗い物が残っているわけもない。

掃除も細かいとこまで日頃から気を配ることだってできるし、服もしわくちゃのままじゃないはず。
靴下も穴が開いているやつは履かないし、お財布の中はレシートやカードでパンパンにはならないはず。

寝ぐせがついたままではおでかけしないし、バッグの中に何が入っているかわからないまま外出はしない。

などなど、日常の何気ない人として最低限のマナーのようなものがしっかりできる人になるでしょう。

こんなことは当たり前だと思うでしょ?

そんなことはありません。
ふと見渡してみたら喫煙場所でタバコを吸っていない人はたくさんいるし、横断歩道を渡らない大人もたくさんいる。

お店でいただきますもごちそうさまも言わない大人はたくさんいるし、空き缶とかがほったらかしの人もいる。

当たり前のことを、当たり前にできない人はたくさんいるのです。

とは言え、人と比べても仕方ないもの。
大切なことは、【自分は、どう生きたいか?】ということです。

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別に誰が見てるわけでもないし、誰に何かを言われるわけでもない。
でも、人には心があって、自分の行動を一番見ているのは自分。

だとすれば、自分を偽るような、自分を卑下するような、自分を落とすようなことは誰もがしたくないはず。
いただきますだって別にやらなければいけない決まりはありません。

でも、やることが人としてもマナーであり、人としても生き方だと僕は思います。
とっても大切なマナーであり、心遣いであるからやる。
やることが自分にとって少しだけポジティブで+なエネルギーが流れるから、やる。

当たり前のことを、きちんと当たり前にできる大人こそ、きっと美しい時間の使い方と心の余裕を持っています。

毎日どうでもいいことに忙しく振り回されてしまうと、いつしか大事なことを見失ってしまいます。

人として、大事なこと。
心に余裕を持つこと。
やるべきことがきちんとできること。

人の生き様というのは、日常の小さな小さなところに現れます。
誰に影響を与えるわけでもないし、マナーなんか守っても世界が変わるわけではない。
でも、当たり前のことをきちんと当たり前にやるだけで、なんだか心がほっこりするのは間違いないのではないでしょうか。

当たり前がきちんとできなくなったら、生活が歪んでいる証拠。
心が荒んでいる証拠。
そういうときは、あえて立ち止まって考えるのです。

何が自分を人たらしめているのでしょうか。
適当でもいい加減でもやらなくてもいいことばかりな世の中です。
本当にそれでいいならそれでいいけれど、
自分ことは一番自分が見ています。

どんな生き方をしようとそれは人それぞれだけど、少なからず僕は当たり前のことを当たり前にきちんとできるように自身を律していこうと思います。

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