こんにちは！
（一社）全日本ミニマリスト協会です。

【空腹ってすごく良い】

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『極限の空腹は幸せになれる』
と言われていますが、現代では空腹になることを意識的にしなければ難しいです。

「何を食べるかより、いかに食べないか」
を意識するほうがはるかに難しく、
ある意味では食欲という本能に従っているので逆らいにくいです。
でも、健康に良いかどうかは別としてこれだけの食べ物に囲まれていると、基本的には《食べない選択》をすることにものすごいエネルギーを使うのです。

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腹八分目で医者いらず。
腹六分目で老いを忘れ
腹四分目で神になる

とはヨガで有名な言葉。

昔から腹八分目がちょうどいいと言われながらも、ある程度のお金が入ると自制しない限りはお腹いっぱいのご飯を食べてしまうことが多々あります。
しかも美味しくて幸せだからついつい。

そして食べた後に動けないことに後悔し、頭がぼーっとすることに後悔し、何より眠気が襲ってくることであんなに食べなければよかったと思うのです。

しかし、学ばないのがまた人間。

なぜ繰り返してしまうのかは永遠の謎です。

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断食やファスティングなどと聞きますが、
意識的に空腹時間を作ることは僕個人的にもものすごい効果を感じています。

美容とか健康とかの面も去ることながら、
何より空腹時はやっぱり思考がすごくクリアになる。
これが一番。

ボーっとならないし、どんどん思考が回るし、
アイデアも豊富だし、やるべきことが明確になる。
ごちゃごちゃと色々考えなくて済む。

空腹に至るまでの間には誘惑がすごいけど、ある程度を超えたところで何も気になることがなくなり、お腹が鳴ることがむしろ気持ちよくなる。

鳴れば鳴るほどに思考がクリアになってどんどん集中力が増す感覚。

ご飯を食べる幸せももちろんあるけれど、
それよりやるべきことが多いときや集中すべきことが多いときは、何も食べないほうがいい。

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現代は何をやるかより、《何をやらないか》のほうが価値が高くなっている傾向があり、物と同じで誰でもなんでもほぼ同じ物を持てる現代、何かを持っていたところでそこの優位性は低い。

だからシェアリングエコノミーが成立してきているし、所有することに疑問を持つ人が増えてきている。

なんでもできてしまうからこそ、《何をしないか》を決める必要があり、なんでも食べれてしまうから、《何を食べないか》を決めなければいけない。

お店もこれだけ溢れているし、24時間開いている店もあるし、円安が進んで貧乏になっていってる日本だとは言っても、飢餓になることはない。

今日何も食べれないという日はほぼない。

そもそも人間が3食食べることが間違いという説もあるくらいだし、16時間断食とかファスティングとかもどんどん科学的根拠を持ってその効果が証明されてきている。

現代人は、根本的に食べ過ぎている。

栄養がどうとか健康がどうとかいうより、欲に振り回されて食べ過ぎている。
その反面で企業努力で美味しい商品が提供されているという側面はありつつも、食欲もコントロールできなければ、チリも積もれば山になるエンゲル係数になってしまう。

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食欲をコントロールしお腹がすいていない時は食べなくてもいい体のサインということで受け取り、空腹時に食べるご飯ほど美味しいものはないと理解して、一週間のうちの一日でもいいから一食で過ごしてみる。

それだけでも、空腹が自分に与えてくれるエネルギーとスッキリさを感じることができると思います。

たまに一日一食にしたり、もしくは何も食べなかったり、そんな生活に慣れてくると、食べること自体に疑問を持つようになり、そこまで食べる必要ないかと思えるようになる。

結果的に朝ごはんはプロテインで済むようになるし（個人的にそれが最良の体調）、お昼もそこまでいらない。
むしろ食べなくてもいいぐらい。
晩は家族で囲って腹六分目ぐらいまでにする。

ぐらいがちょうど良くなりました。

あくまでこれは僕の例ですが、
結論としてはそんなに食べなくても全然平気だということです。

食べる幸せはもちろんわかるけれど、かと言って人間の歴史的に食べすぎるのは体調不良を引き起こす原因にもなっているのです。

『動物は体調を崩したら何も食べない』
と言われているように、人間も食べ過ぎたら体調を崩すし、体調を崩したら何も食べないで治療にエネルギーを専念させたほうが、早く治ると言われています。

空腹を実感してみましょう。
人間にとって最良の薬は空腹だとか。

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