こんにちは！
（一社）全日本ミニマリスト協会です。

【したようになる】

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よく言われる言葉で、
《思ったようにはならないけど、やったようにはなる》
というのがあります。

例えば、部屋が片付いたらいいなーとは思うけど、思うだけでは片付くわけがない。
逆に、部屋を片付けようと思って片付けていくと、部屋は片付いていく。

ごくごくシンプルで簡単な話だけど、多くの人は思うばかりして実際に動かないし動けないのです。
俗に言う、成功する人は行動力がある人みたいな感じで、思うだけでは何もしていないのと同様なのです。

けど、片付けやお掃除はやればやるだけすぐに結果が出る。
目標を達成するよりも、夢を叶えるよりも、
ダイエットで効果を出すよりも、筋トレで身体を変化させるよりも、片付けやお掃除は結果がすぐに出ます。

まさに片付ければ片付けるだけ、効果が出る。
しかも、目に見えてわかる。
これがある意味では快感なのです。
少し中毒性を持っていたりします。

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お掃除も同じです。
習慣化することはなかなか難しいかもしれませんが、小さなことを毎日コツコツすることはできるはず。

毎日やらなくとも、例えば週に2回の月曜日と木曜日だけはトイレ掃除を必ずやるというのでもよいでしょう。
お掃除もやればやるだけ綺麗になって応えてくれるし、やればやるだけ自分の心も磨かれていきます。

少しスピリチュアルな話にはなりますが、
お掃除が好きな人に悪い人はいないと思っています。
お掃除ができる人は心も綺麗な人であり、お掃除ができない人ほど心は荒み、生活はいい加減でお金に無頓着。
お酒はガバガバ飲むしギャンブルも好き、タバコも吸うし部屋は散らかるし、見た目も清潔ではない。

人の見た目はその人と成りを表しているのは、ある程度真実だと思います。

物を手に入れることも、したようになった結果だと言えるでしょう。
手放すことをせず、手に入れてばかりだから物が溢れるし、物に縛られる。
手に入れてきた結果として無駄な物に囲まれるのです。

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しかし手放すことは、すればするだけ、したようになります。
手放せばその場から無くなるし、自分の所有物ではなくなる。
買わない選択をするから手に入らないし、
手放す選択をするから物の絶対数が減っていく。

何事も《したようになる》というのは、
この世の摂理かもしれません。

ということを理解しているはずなのに、
なぜかついつい後回しにして手放すことや、片付け掃除、整理整頓を怠る。
だから、『週末の休みには片付けをしよう』ということになり、せっかくの休みなのにそんな時間の使い方をしてしまう。

片付けの時間も必要ではありますが、平日に散らかった物たちを週末に片付ける生活は、前向きで積極的に片付けているとはなかなか思えないでしょう。
平日に片付ける時間がない人ほど、実は無駄な時間を過ごしている傾向にもあります。

なぜなら人は、
『やらない、できないを探す天才』だから。

片付けより、整理整頓より、お掃除より、SNSを見ていたほうが楽しい。
YouTubeを見てる方が楽しい。
ドラマを見る方が楽しい。

そうやって目の前の楽しいという欲に負けてしまうから、ブーメランのように返ってくるのです。

小さなことを毎日コツコツと《したようになる》ことを信じて、お掃除もできるところから、手放しもできることから、片付けもやれる範囲で、整理整頓も小さなところから、たったこれだけを継続するだけで、自分の心は整ってきます。

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すぐにすぐ結果を求めようとするから、
心が整う前に雑になるし、続かないし、自分でやろうとしないし、コツを求めてすぐに近道しようとする。

それでは自分の生活に落とし込めないし、心が追いつかないのです。

至る所、ミニマリズムとは【心】のお話なのかもしれません。

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