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【教育改革】世界上位の学力 遅れる教師の専門性

12月14日(月)
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おはようございます、つよまる です。
先日、久しぶりに友達に会って
やっぱ人はいいなぁと感じました。
今週は元気とパワーで乗り切ります。
#友達の影響力はすごい
#元気とパワーはきっと同じ

さて今回は
世界上位の学力
遅れる教師の専門性

というテーマでお話しします。

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▼TIMSS 2019

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あなたはTIMSS(ティムズ)を
聞いたことはありますか?

文部科学省のサイトには
このように書かれています。

国際数学・理科教育動向調査(TIMSS;Trends in International Mathematics and Science Study)は、 国際教育到達度評価学会(IEA)が4年に1度実施する教育分野の国際調査です。

超簡単に言うと、
小4・中2を対象に理科と算数のテスト
国際的にやるよって感じです。
ちなみにこの調査は4年に1度行われます。

そして世界の学力ランキングの結果に
ああだこうだといっているわけです。

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▼教員の専門性に遅れが出る

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TIMSSの調査によると
教える側である教員の専門性が
遅れていることを指摘しています。

ここでの遅れているとは、
TIMSSに参加した他の国と
比べてということです。

例えば教員の最終学歴です。
海外では大学院を卒卒業しないと
教師になれない国もあります。
そのため大学院卒の割合が高く、
理科・算数を担当する小学校教諭28〜29%
同様に中学校教諭35〜38%です。

一方で日本の場合は、
大学院卒の割合が小学校教諭4〜5%
中学校教諭12〜15%に留まっています。

また、教員の研修参加率も指摘されています。

「個に応じた指導」を要望する教員が多いなか、
タブレット等のICTに関する研修も
需要が高まっています。

しかし、研修の参加率は低く
教員の多忙化が問題視されています。
(ずっと問題視って言ってるだけ)

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▼気になる順位

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こう言うと、
日本の順位が気になるところですね。
気にならない方はすっ飛ばしてください。笑

2019年の調査で日本は
小4 算数5位 理科4位
中2 算数4位 理科3位

でした。
順位でいうと、
前回と比べて1つ上がったり下がったりなので
そこまで大きく順位は変わっていません。

日本の課題に挙げられたのは
自由に解くのではなく、
教えられた通りの正解を求めすぎる
傾向が
他国に比べて強いことです。

また、
理科や数学を使う職業に就きたいか?
というアンケートに対して、
就きたいと回答した中2の割合が
2〜3割とかなり低かったそうです。

他国とのランキングや比較に
どれほど意味があるのかわかりませんが
GDPとか国同士で競争している限り
ずっと比べられるのかなぁと思っています。

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▼まとめ

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今回は
世界上位の学力 遅れる教師の専門性
というテーマでお話しました。

現状日本の学力は、
教員の質が下がっていると言われながらも
世界の上位に位置する不思議なことが起きています。

これは学校の指導が良かったり、
子どもが学習に前向きだったり、
教育熱心の家庭が子どもを塾に通わせたり、
と様々な理由が考えられます。

世界トップクラスの結果を出しちゃうから
国も教員も甘えてしまうのかなと
思ったりもしますが、
これ以上は言わないようにします。笑

最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!!




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