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【図解】話題のテスラの決算をみてみよう①~テスラの最新決算速報 _ 2023年9月期~

今回から、自動車業界やイーロンマスクそのもので話題となっているテスラの最新(2023年9月期)決算をみていきたいと思います(これはシリーズ化していこうと思ってます)。
まずはテスラの概要と、テスラが属するEV市場について簡単に見ていきたいと思います!


※数値比較を容易にするため
直近12カ月値 ( ≒ 年率換算値 )の推移を表示

スライド中心なのでサクッとみれます

テスラの簡単な歴史をみてみましょう。

まずはEV市場をみてみよう

EV市場は中国のBYDがNO1であり、テスラは2位。
ただBEVだけでいえばテスラがNo1という構図です。

BYDの成長は異常ともいえる速度です。
卓越した製造技術、特にLFPブレードバッテリーという低価格電池を実現し、通常は高価となるEVを低価格で提供し急速に数量を増やしています。
安いが日本車にも見劣りしない高い品質が脅威となっている点ですね。
テスラよりも安く、多品種展開している点がテスラとの違いといえます。

自動車全体で見でもテスラModel Yは4位の売れ筋です。とはいえトヨタはトップ5に3モデルもランクインする強さです。EVが注目されてばかりいますが、トヨタの強さは健在です。

急成長しているとはいえ、テスラはまだ自動車全体でいえば15位のカーメーカです。とはいえ、日本のマツダやスバルはもう抜かれてしまっています。
テスラよりも急成長し10位にまでランクインしたBYDが脅威といえます。
とはいえトヨタはまだ圧倒的な強さを見せつけてます。

そもそも自動車は中国と米国で全体の50%を売る構図。
この2か国での地位の獲得が非常に重要といえます。
この2か国を中心にEV化の状態をみていきましょう。

中国、欧州ではEV化が進みますが、テスラのお膝下である米国はあまりEV化は進んでません。われらが日本もほとんどEV化は進展しておらず。。

中国ではBYDと価格競争でシェアの維持を、米国はEV化の進展待ちという状態。テスラとしてはこの2か国以外での拡大が成長には非常に重要といえるわけです。

テスラとしては、この欧州での地位獲得が非常に重要といえます。まだ大きくシェアを獲得し独走するメーカがいない欧州で地位を確立できるかが今後の注目点ともいえます。
とはいえBYDも欧州進出を狙っていますし、欧州でのEV競争は今後激しさを増すことが予想されますね。
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今回はここまでです。
次回はいよいよテスラの成長性(売上)をみていきたいと思います!

今回は以上となります。
次回もお楽しみに!

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