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ちょっと疲れちゃった話

休日は、平日よりも体と心が疲れる。1日中、2歳の息子の相手をしているからだ。

朝、6時すぎになると、ゴロゴロしはじめ、わたしに身を寄せつつ、頭をごっちんしてきたり、わたしの体の上に乗っかってきたり。休日くらい朝寝坊したいのに、希望が叶ったことは、ここ最近の記憶にない。

家から出ると、抱っこマンが始まる。駅までの道も、出先でも、そして、それは、夫にではなく、決まってわたしに向いている。息子の体重は14㎏超え。もう、ずっしり重い。じっと抱っこしてくれていたら、まだいいけれど、体を反らしたり、バタバタしたり、負担が大きい。

自分で歩くときもあるけれど、ちょこまかちょこまか、行きたい方にダッシュしていくから、それはそれで大変なのだ。素直に手をつないで歩いてくれることなんて、1日に何回あるのだろうか。

きっと、一緒にいる夫は、あまり大変な思いをしていない。抱っこはわたし、夫は、せいぜいわたしのリュックを持つくらい。「抱っこ変わろうか」と言ってくるけれど、わたしに抱っこされた息子が嫌がって身をよじり、わたしに更なる負荷がかかるから、もうやめてくれ〜となるのだ。

さて、ヘトヘトになって帰宅すると、今度はお昼寝の寝かしつけ。これも自然とわたしの役割になっている。夫に「パパが寝かしつけしてくれてもいいんだけど」と言っても、「俺では寝ないよ」と言い訳をする。

そうやって、新生児のときから逃げているだけなのでは、と心の中で思いつつ、わたしは息子と寝室へ。わたしと一緒でも、息子は1時間くらいは眠らない。わたしの顔をいじったり、ゴロゴロしたり、しまいには毛布で顔を隠して、うーんときばりだす…はぁ。

さ、天使の寝顔を見届けて、わたしはコンビニに珈琲を買いに行こうかな。朝から動きっぱなしで、頭が痛い。久しぶりに心と体が疲れた日曜。

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