餡子

きらきら醒めない悪夢たち

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きらきら醒めない悪夢たち

最近の記事

いつか忘れちゃうことが嫌で、 だから書いてるのかなってふとおもった。 でもそんなことしなくても消えないものは消えなくて、それをあの人も同じように感じていたのなら私たちはどんだけ不器用で、どれだけうつくしいんだろうって、思ってしまうよね。交わらなかった線の続きはぐちゃぐちゃになりながらも、最終地点はまだみえなくても、途中で、交わるんだろうね。不思議な縁、不思議な夢、不思議な物語。今でも、今でもずっと、ずっと、 忘れたくないな今日のことだけは 散歩したことを 泣いたことを ひたす

    • 朝焼け

      AM 6:31。窓の外の色に目が惹かれてぼーっとしても、その色はすぐに過ぎ去ってしまう。刹那。ふと、渋谷でハロウィンを楽しんだ人たちは今日の朝、この上ない虚無感を感じたりするのだろうかとかおもったりおもわなかったり。コスプレすることに縁がないから、ハロウィンという文化をきちんと楽しんだことはないけれど、ハロウィンやクリスマス特有のなんだか街が楽しそうに華やかになるところは夏のお祭りと違って、とても好き。モチーフが可愛いからだろうか。パンプキンもサンタクロースも、みつけただけで

      • 夜と明日

        今日、占いが一位だったの。 今日君から連絡が来なかったらもう諦めようとおもっている。一年前のことをおもう。夢じゃないの?バカみたいなことを思い直す。夢だったの。もしかするともう交わらない線の上で私だけがもがいていて、歯がゆいなあ。夜空が綺麗なのを見上げて思い出したりする、大好きだったことを。やり直しの効かない線を少し引いて、少し、諦める。ビー玉くらいきれいな蒼い瞳でそっと撫でる。過去の匂いと、あの日々たちを。さよなら。

        • 冬の匂いと一緒に運んでくる感情はきらめきと揺らぎでわたしはたちまちうずくまる、この部屋で 怖くなるんだおもいだすんだ 違う部屋での、あの部屋での、全てを 全部消すなんて無理だけど、でも、あの日より少しずつは進んでいる自分を少しだけ好きになる あの日から少しずつ自分が形成されてゆく、ずたぼろのこころが少しずつきれいになる、でも、傷は消えないまま。傷、とゆうのは完全に消えることなんてなく、ただずっとそこにあるだけ。その傷に触れてはおもいだす、あの日とか、雪の日とか。傷さえつけれな

          「刹那」

          私には、ウメちゃんと過ごした夏がある。 「これ、サクラちゃんに似合うとおもって」 おばあちゃんが一人でお店を回している古い喫茶店の隅の席。色づいているガラス窓はレトロなものだった。薄暗がりの店内でウメちゃんはあるものを机に置く。プレゼントだ。 「中身をみてもいい?」 勿論とにっこり笑った彼女の笑顔は、嘘がひとつもない。私の大好きな笑顔。 中身はクラランスのコンフォートリップオイルだった。私はそれをみて思わずうっとりした。コンパクトなサイズ感と、透明のガラスの中の青

          「刹那」

          夏の終わり

          生きてるだけでめちゃくちゃお金かかる。 今月はこれだけ使おうっておもってた額を大幅に超えていた気づいたら。口座の残金が表示されて、驚いて、まあでもなんとなく気づいてたなーって。交際費ほぼほぼゼロで、引きこもりのくせに、まあよくもこんなふうになっちゃうなって自分に感心した。文章書かなかったら自分に対してなにしてんの?っておもっちゃうし、映画みない日々がつづくとなんか怖いなって気持ちになる。ひとりぼっちみたいな。だんだんそうやって、芸術だけが友達になっていく感覚にやみつきになって

          夏の終わり

          生活

          わたしが出した答えは二年後自立目標、生活しながら書く、忘れない、このみっつだったとおもう。この、忘れないってゆう項目は特にたいせつで、本質だとおもっている。忘れないことだけが全て。傷つけたことも傷つけられたことも全部。一番たいせつなのに、でも一番たいせつだから、みんなわすれてしまう。みんなわすれてしまうけど、わたしはわすれたくないよ。わすれないでって言わないけど、わたしはわすれないよ。あなたがわすれてしまっても、わたしはずっと、みつめているよ。 家の冷房が効かなくて、大好きな

          ゴミ箱に捨てたゴミ

          なんか、急に、誰かに抱きしめてもらいたいなーとおもっちゃってでも、愛されている時の満たされている幸福感は絶望にすごい似てて、だからわたしはいつも怖くて、愛してる時はいっつもなんか空っぽみたいになるから、嫌で。だからってテキトーにその辺で、まあ今の時代SNSでいくらでも出会い厨してせっくすしてるかわいい女の子とかいっぱいみてきたし、でもわたしそんなんだけは勘弁だし、それだったらべつに部屋で過食ーでそれでいっかあーみたいな。あはは、ダメか。テキトーにお酒飲んで、テキトーにそこそこ

          ゴミ箱に捨てたゴミ

          朝マジで辛い

          昨晩はお風呂にも入れず寝落ちしていた。目がさめるとなんと朝で、ひかりが、ぜんぜんひかりじゃないもはや敵で、アー、マジかあ…とゆうきもちになった。こうゆう日のほんとうのひかりは夕方の空だったりする。今日がバイトなくて良かった。普段は映画しかみないくせに、今日みたいな日は映画みてもテキトーにしか頭の中で処理できない!ってわかってるからそんなん嫌で、だから、だからと言ったら悪いけど、テキトーにでも処理できるバラエティとかみたりして、テキトーにでも処理できるから見るんじゃなくて、こう

          朝マジで辛い

          ラーメン

          ラーメン食べてないけど、めちゃくちゃラーメン食べてーって感じの気分のいちにちだったから題名はラーメンにしてみた、あー、そういえばラーメン屋でラーメンとか、いつから食べてないだろ?父親がケーキとかパスタを女の子が好きなものだと言い表すのが私はめちゃくちゃ嫌い。店長のこだわり、みたいなものがぜんぜんわからなくてでもかろうじてこれかなー?って考えてたものがまさかの違ってて、じゃあこの店何の為に存在してんの?やりたいことじゃないの?わざわざ仕事辞めてまでこれしてんの?何の為に?ってな

          ラーメン

          変わらない色

          得体の知れないなんかがわたしを覆ってて、打ち消す為に勝つ為に、いつもより丁寧にお化粧をする。なのに、仕上がりはいつも以上に醜くてうんざりする。そのわけわかんないなんかが、なんかわかんないまま膨張してゆくから、仕方なく負け決め込んで過食したりして、次の日の後悔にもまた負けて、今度は自分で自分を傷つけたりして知らないうちにまたどんどん蝕まれてゆく、そのギリギリにきてやっと、生理だったー、ってなって、え、生理だったー?生理でこれ全部済まされんの?ちがうくね?そんな安易に終わっていい

          変わらない色

          8月17日 21:42

          どうしても、引きずりこまれちゃうから整理とか鬱憤の為に文字を書く。書くって言っても打ってるだけで、私の三分の一くらいしか記せないかもしれないでもけどそれでも私、スマホ世代だしほぼほぼ携帯と一緒に思春期は育ったし、ノートに記す文字なんかの何倍も嘘ない言葉たちだーってそれは証言できるし、できることなら私だってこんな人生とっとと捨てて次の人生に賭けてみたいなっておもうしそれくらい退屈で、幸福ボケし過ぎてて、常になにか満たされない気持ちとどん底でぐるぐる彷徨ってるかのどっちかだし、安

          8月17日 21:42