眩しくなった
日当たりの良い場所に長時間停めてあった車の中は常夏だった ヒートテックを脱ぎ捨てたいのだが外から丸見えなので控えた
どうしたものかと思案していると向かいの車にカラスが3羽舞い降りた どういう関係性だろう訳ありに違いない が物語を膨らませる余裕もないほどに暑かった
そうして強炭酸を欲したわたくしは一先ずコンビニへと向かった
いつも買うウィルキンソンの前に動かない人がいた あまりの動じなさに痺れを切らしその脇からサッと取れる範囲の炭酸水に甘んじた
三ツ矢サイダーZERO これは炭酸水流行りに乗じた新商品だろうか 車に戻り早速一口を求め開封した
ぶふっ 無味を裏切るまさかの甘味に吹き出した
同時にそれを上回る漠然とした懐かしさに襲われた 三ツ矢サイダーって青春の香りだったんだ 10代とかそういう味だった
最近車道に教習車が溢れている
たった今も数台通り過ぎて行った 新生活の期待と不安と、あれこれ入り混じる季節を後々眩しかったと思い知るんだろう
期待も不安も大してない堂々とした今だが、そんな甘酸っぱさを思い出し浸り春を感じた
ありがとう三ツ矢サイダー
としみじみ思い浸っていられるのは無意識にクーラーをつけていたかららしい そりゃ涼しいわけだ
3月だと思って遠慮したけど最初からつければよかった
ナターシャ
くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています 本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください かるえ&なたーしゃ