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【入社エントリー】事業会社、マッキンゼーを経てAntwayの事業開発へ:私の挑戦

自己紹介

こんにちは、AntwayのCEO室(2024年5月~経営推進室(仮称))で事業開発を進める時本です!

新卒でイオンモールに入社し現場のショッピングモールで管理運営やリニューアル事業の企画・実行を経験し、最後に経営監査部で急成長する海外子会社の監査に携わりました。リニューアル事業は3年かけて企画から実行まで携わり、オープン後にお客様の喜ぶ生の顔が多く見れた時には込み上げるものがありました!

その後、ショッピングモールのリニューアル事業のような大きな意思決定に短いサイクルで多く関わりながら事業成長に貢献したいという思いで外資系戦略コンサルティングファームに転職し、日系コンサルティングファームを経て現職に至ります。

コンサル時代は銀行の大規模コスト削減や製薬業界の生産体制構築、銀行や素材メーカー、電力会社などの新規事業の構想や事業化伴走などにも携わり、様々な業界の大きな意思決定に取り組み転職当初の希望は叶いましたが、なかでも私は小売業の商品MD改善やネットスーパー改革などのプロジェクトに面白みを感じ、普段の生活につながる身近な分野に関わり続けたいのだとイオンモール時代の経験含めて改めて実感しました。

Antwayとの出会い

転職の経緯

様々な業界の様々な課題に携わるコンサルの経験は非常にやりがいを感じられましたが、企業を支援する立場から自身で事業を推進したいという思いが次第に強くなり、自分自身がコミットできる事業に中長期で取り組みたいと転職活動を始めました。

Antwayに興味を持ったきっかけ

転職エージェントさん経由でAntwayの存在を知り「あらゆる家庭の義務をなくすというミッションを掲げ、現在は炊事の義務をなくすべく冷蔵の惣菜を自社で製造しサブスクでフードデリバリー」を提供するユニークなサービスと聞き、以下の点で興味を抱きました。

当時1歳半になる娘を持つ父としてミッションへの共感もありましたが、お客様にサービス提供をお待ちいただくほどの需要がある一方で、冷蔵の惣菜を自社製造するため製造キャパシティがボトルネックとなっており、その解消のためにフランチャイズ展開を推進するタイミングと知り、非常に面白いフェーズと感じました。

イオンモール時代のリアルビジネスの経験や、コンサル時代に手触り感があり特に面白みを感じられた小売やネットスーパーのPJ経験が活きそうという点や、未経験のネットビジネス、特にもともと関心が高かったD2C領域を学べる点にも惹かれました。

Antwayを選んだ理由

転職の軸

将来の目標として「自身が長くコミットしたいと思える事業で事業家として非線形の成長に貢献する」というのがあり、そこにつながるかという観点で転職先を見ていました。具体的には、

①(業界、事業、社風の観点で)コミットしたいと思える環境か
② 挑戦する機会が多く得られそうか
③ 会社の成長ポテンシャルが大きいか

の3軸を転職の軸に置いていました。

Antwayを選んだ決め手

有難いことに複数の上場企業からも経営企画・事業企画系で内定をいただき、いずれの企業も上記3つの軸で魅力的だったため非常に悩みましたが、最終的には社員数が少ない企業の方がより自身の影響度が大きく、かつ会社全体を意識しながら仕事できそうという点と、CEOの前島さんに内定後面談でお伺いした中長期戦略が非線形の成長を目指しながら根拠に納得感がありワクワクできたことで入社を決めました。

入社して感じること

サービスリリースから4年前後のスタートアップということで目まぐるしく制度や戦略が変わるカオスな環境で働くことを正直少し覚悟してましたが、良い意味で想像と異なりました。「王道+PDCA」のカルチャーが浸透しており、それに基づき人事制度や仕事のやり方など社内の型のようなものが確立していたのです。特に私が新規事業に取り組むうえで現在の上司や他部署で過去に推進した取組が資料として相当蓄積されていたため、それを参考にすることでかなり効率的に進められました。

いまやっていること、任されていること

現在推進しているPJ

私が入社した2024年1月から惣菜と一緒に届けるスープオプションの小規模トライアルという全社PJをPLとして任せてもらい、周囲のサポートのおかげで企画開始から3か月でなんとか小規模トライアル実施までこぎつけられました!

スープという分野は、世の中に選択肢が多く、検討すべき観点が多いなかで「どのような提供形態でどんな商品を届ければつくりおき.jpのお客様に喜んでもらえるか」という大きな論点を手探りで少しずつ不確実性を下げていきました。

具体的には、既存顧客へのアンケートやインタビュー、試食会を中心に市場調査や競合調査と組み合わせて仮説の精度を向上させつつ、購買意向を検証し、お客様からのニーズと実現可能性・実現速度を総合的に判断し今回は常温パウチスープを提供することになりました。

ちょうどこの記事を書いているときに第1週のお届けをしているところですが、初週は目標の注文率を上回る結果が出ております。

今回のトライアルでのお客様の声を踏まえ、さらに商品を改善していく予定です。

事業開発を推進するうえで感じた当社の強みと面白さ

事業開発を進める中で当社ならではの強みを2点感じたので、当社で新規事業に関わる面白さとして共有いたします。

1. ロイヤリティが高く、フィードバックに積極的なお客様の多さ
大規模の複数のアンケートや多数のお客さまへのインタビュー及び試食会を短期間で実施できたことで、検討開始からおよそ3ヶ月でトライアルまでこぎつけられました。今回やってみて、仮説の精度を上げるうえでお客様からのフィードバックは市場調査や競合調査と比べてリアルな声が多く、時間効率が高いと感じました。そういったフィードバックが、アンケートであれば配信から数時間で約100件の回答が集まり、試食会にもわざわざ23区外や県外から多くの方がお越しくださり忌憚のないご意見をいただけるなどとても協力的なお客様の多さに驚きました。お客様からはつくりおき.jpのサービス改善に貢献したいというお言葉をいただく機会も多く、これまで本ブランドがお客様と培ってきた信頼関係のおかげでこれだけのフィードバックが短期間で得られるのはサービス開発上最大の強みと実感しています。

2. 社内の商品開発・生産技術の知見の深さ
入社してから社内の知見の広さ、深さにも驚きました。当社はメニュー開発、生産、お客様コミュニケーションまで広いバリューチェーンを抱えており、各領域にエキスパートが多数おります。こうしたエキスパートから、想像していなかったアイデアや難しい課題を突破するための方策をすぐに提供してもらえるのも大変魅力的です。

バリューチェーンが広い分、キャッチアップは大変ですが、当社ならではの強みがいくつもあるため、リソースの制約や時期による優先順位を考慮する必要はありますが、他社と競合しないユニークな新規事業案を検討できる点もとても面白い環境だと思います。

私自身、中長期的には「ありそうでなかったけど、実はお客様にすごく求められている」オプション商品やオプション以外の新規事業を開発し非線形に会社を成長させていきたいと考えています。

さいごに

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
Antwayの事業開発は企画だけでなく実行までかかわる環境で、新しいことを学び他部署と協調しながら事業を推進することに魅力を感じられる方には非常にエキサイティングかつユニークな環境が待っていると思いますので、まずはお気軽にご応募いただけると幸いです!

また、今後は事業開発だけでなく、上場やその先も見据えた中長期戦略などにも関与する部署となりますので、そういった領域にも関心がある方だとよりフィットするかと思います!

ご応募をお待ちしています。




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