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No.3 子どもとあなたは、違う人!

前回の続きから~
「自己肯定感を育てる」ことについて、話をする前にどうしても先に伝えたいことがあります。今回はその話を……。

子どもが小さい頃は、良いとこ、悪いとこ、どこを見つけても、「私に似たのかしら~」「パパに似たのかしら~」「おばあちゃんかしら~」って言ってませんでした?(爆笑)

そして、もう少し大きくなると、「誰に似たのかしら~」って。(爆笑)

そう~、子どもはどうしても自分の分身のように思ってしまいます。(^^)/
(※まあ、これは仕方ないっていうか、ほんとによくわかります)

でもね、あえてこう思うように意識してほしいんです。

「子どもとあなたは、違う人である!」

違う人だからこそ、「客観的に理解する」ことが必要になってきます。

小さいから、子どもだから……と、説明をはしょったり、本人の意思を無視する行為はNGです。

「そんな事、してませんよ(汗)」と聞こえてきそうですが、案外、無意識にやってませんか?

保育園や幼稚園で、お友達とケンカした時にちゃんと理由をきいてあげてますか?
すぐに「〇〇ちゃんにあやまりなさい」ってなってませんか?(頭では理由を聞いてあげた方がいいとわかっていても(;'∀'))

小学校1、2年で、習い事を5、6つもしている子もいます。本人が行きたい場合は良いのですが、親が強制的に行かせるのは「NG」です。
(※本人がOKならいいのですが、できれば3つ以内にしたいですね)

思い当たる事、誰もが1つや2つはあるものです。
だって親は「子どものため」にしていると思っていますから。

子どもは他人じゃなく、自分がお腹を痛めて生んだ子だから~、それはそれは愛しいのです。そして「言わなくてもわかる、わかりあえる!」「全ては子どものためだから」という思いがどこかにあるのです。

確かに、子どもは他人ではありません。よく聞くママの言葉に、「夫はしょせん他人だけど、子どもは違うから~」(笑)

でも、その考えは、はっきり言って「なんの根拠も意味もありませんよ!」

※【怖い話】私が妊娠中に読んだ本の記憶ですが、3歳過ぎてから「ぶったり」「叩いたり」する行為は、親であっても憎しみが残るそうです。

違う人だからこそ「相性」を理解する。

「賢さ」=「生きる力」の土台となる「自己肯定感」を育てるためにも知っておかなければなりません。

夫や友人は、極端な話「相性」が悪ければ変えようと思えば変えられます(苦笑)

でも、子どもはどうでしょう?

子どもは親を選べません!
親も子どもを選べません!

こう言うと、たまに若いママさんからこんな質問をされる事があります。

でも、蒼さんはよく、子どもは育てたように育つ!って言うじゃないですか?(※はい、言います(微笑))

じゃ~、ママが自分と合うように子どもを育てればいいんじゃないですか?

あらま~↑↑↑、それでは「ペットちゃん」ですね(苦笑)
それに厳しい言い方をすれば、自分に合うように育てることは、子どもの存在を認めていないのと同じですよ。

また、「同じように子育てしてもどうして兄弟でこんなに違うのかしら~」って嘆いているママもいますよね。

私も4人兄弟の長女でして、よく母もつぶやいてました。

今なら、よくわかります。同じように育てちゃいけないんです!しかも生まれ持った気質も違いますから!

では、「親子の相性」に話を戻しますね。

ここまでで、「子どもとあなたは、違う人である」という意識が、少しあなたにも伝わったかと思います。

つまり「相性」という点で、お互いのタイプを理解する事が大切なのです。

実際、蒼はクライアント様に複数のタイプの説明します。
(※タイプの話は別の機会にてご紹介しますね)

親子の「相性」を見極める上で、一番最初に行うのは、ママが自分自身のタイプを知る事です。

特に重要なのは、あなたの、嬉しい、悲しい、イライラする、悔しいといった感情が、どのような時にわき起こるかを知る事です。

ちなみに、感情はどうしてわき起こるのか、ご存知ですか?

・・・

・・・

・・・

実は、自然発生的に起こるものではなく、あなたの価値観や認識に基づいているのです。

だから、同じ事を言われても「気になる人、気にならない人」がいるという訳ですね。

次に子どものタイプについてですが、年齢によってアプローチが異なります。具体的には3つに分けています。

1つ目は、乳幼児期(6歳まで)
2つ目は、小学生期(1年~6年)
3つ目は、青年期・成人期(中学生~20代)

1つ目と2つ目に関しては、子どものタイプ(または気質)を親が見極める目が特に必要になってきます。

そして、少々耳が痛い話ですが、まだボキャブラリーが少ない、1つ目、2つ目の時期は、子どものタイプを知る重要性が20%だとしたら、残りの80%は親である、ママが自分を深く知る事です!

※お子さんがまだ幼い時期は、親がティーチングする必要があるからです。だからこそ、この時期は、ママが自分のことを深く・深く知って、子どもをサポートする力を養ってほしいと思います。

さらにこの「親子の相性」を知り、理解する事は、
あなたと、あなたの母親に関しても同様です。

13才までに親の価値観が全インストールされると言われています。あなたの感情を起こしている元にある価値観は、まちがいなくあなたの親から受け継いでいるのですから、そこを知り理解する必要があるのです。
(※これ、超重要です!!!)

<まとめ>
●「子どもとあなたは、違う人である」
●違う人だからこそ「相性」を理解する!
●あなたとあなたの親との「相性」も理解する!


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