slack日報

Slack日報のすすめ

Slack日報のすすめ
はじめまして。表参道で働く新卒のデザイナーです。

新卒として入社して早2ヶ月が経ちました。うちの会社では、入社してから新卒の社員である12人は毎日、日報を書くことになっていました。

そこで、この記事では、「こんなやり方があるよ」という日報の書き方の紹介と、「日報を書いていてよかったなー役に立ったなー」と思うことを紹介したいと思います。

Slack日報の書き方はこんな感じ

弊社では日報に関して、いくつかのツールや書き方を検討した結果、Slackを使ってやることになりました。

Slackでの日報のやり方は、以下のような形です。

スレッドで表示することで、12名の日報がそれぞれスッキリと見れるようになっています。

これにより、日報を書く人数が多くなっても、だらだらとスクロールし続けなければならないという事態にならずに済みます。

日報の中身は以下のような形です。

ちなみにこの素晴らしい資料は人事の方が作ってくださったもので、編集し利用させていただいています。

これに加えて、同期のエンジニアさんがこのようなbotを作ってくれました。

毎日退勤前に稼働し、自動で情報を投稿してくれます。すごい。

リアクションや投稿数が数値化されることで、日報を見てくれている人がそれらの数を増やそうという気持ちを促す効果があります。

よかったことその1 - いろんな立場の人からのフィードバックが得られた

次に、日報を書いてよかったことを紹介していきます。

「日報を書くことで、質の高いフィードバックを得る」ということが、この日報を書くことの目的の一つでもありました。
質の高いフィードバックをもらうためには、まず最初のステップとして、タイトルを見て「読んでみようかな」と思ってもらえることが大事です。

そのため、タイトルを付けるのにかなり時間がかかっていましたが、どういったタイトルだと読み手が読みたくなるのかを考え、言葉の選び方を以前よりかなり意識するようになりました。

また、Slackというツールを使用することで、いろんな人からのエモティコン(絵文字)やリアクションがもらえ、毎日日報を書くモチベーションにつながりました。

これは社内の方々の協力なしではできないので、チームや人事の方々の後押しも重要です。
「会社全員で新卒を育てていこう!」といった社内の雰囲気ができたのはとても嬉しかったし、組織文化の形成的な面でもとてもよかったのではないかと思います。

メンタルが豆腐以下なので、リアクションが少ない時は悲しくなったりすることもありましたが、
チームの人に


>「日報を書きました!リアクションもらえると嬉しいです!!」

とSlack上でお願いする精神の図々しさも身につきました(笑)。

よかったことその2- 文章を書くことに慣れた

個人的に文章を書くということに抵抗があり、めちゃくちゃ苦手意識を持っていたのですが、研修の一環として毎日書かなければならない状況に立たされ、書き続けたことが結果的にとてもよかったのではないかと思います。

というのも、ビジネス上で伝えたいことを正しく文章にして伝える技術は、職種・職場に寄らずどこでも使える汎用性の高いスキルであり、仕事をしていく上で、言葉を使ってやりとりする以上かなり重要なスキルだなーと思ったからです。

社内の人が大勢見ているSlackのチャンネル内で書き続けていったことで、一目に文章が晒すことの抵抗感が少なくなったように感じます。

また、他の同期の文章を読んで、上手な言い回しを勉強させてもらったりすることで適切な伝え方や表現を考えられるようになりました。
こういった日々積み重ねをしていくことで、少しですが自信もついてきます。

これからも地道に表現力を磨いていきたいと思います。継続は力なりですね〜。

よかったことその3 - 内省とコミュニケーションが捗った

研修中、いろんな人の話を聞くことが多く大部分が受け身になりがちだったのですが、改めて1日の終わりに自分がどう思っていたかを振り返ることで、自分がどう思っていたか、なぜそう思ったのかを考え直す良いきっかけになりました。

何をやっていたかを書くよりも、感じたことや気づいたことを自分の言葉で一度アウトプットすることで、頭の整理ができ、次に活かせることが多くなったと思います。
振り返ることを前提としているので、今やっていることはどんな意味があるのか、日報に書くとしたらどう書くかを意識しながら取り組むことで、自分のことだけでなく周りの状況もより冷静に考えられるようになったような気がします。

加えて、チームの人に気持ちの面を把握してもらえることで仕事上のコミュニケーションも円滑に進んだと思います。
割とくだらないような話題でも、日報に書いておくことでチームの人や社内の他部署の人などに会った時に、その話題について盛り上がったりできたのはかなり嬉しかったです。

新卒は同期以外に社内に知り合いがいない状態で、精神的に不安な面が大きいので、こういった些細なことでも見てくれている先輩社員さんたちの心遣いを感じられたことと、そこからコミュニケーションに繋り、知り合いの輪が広がったことは非常によかったと思いました。

まとめ

以上、Slack日報の書き方紹介とその振り返りでした!

新卒を迎える側の社会人の方や新社会人なるのまじ不安!って新卒の人に、なにかしら参考になるものがあれば幸いです。

Slack日報はいいぞ。

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