大人は不完全な存在?いえいえ大人だって完璧です!

親はいつから親になるのだろう。
命はどこから来るのだろう。
親とはどのような存在なのか、
子供とはどのような存在なのか。
親とはどうあるべきなのか、
子とはどうあるべきなのか。
親としてどう在りたいのか、
混沌とした世界でおやこのみちを考える親子道を提唱しています。

はじめましての方もふたたびの方も
お立ち寄りいただきありがとうございます♪

生まれたばかりの命は完璧で不完全な存在が大人だと、「子供は完璧?」の会で表現しましたが、実はその後、モヤモヤと心に違和感がありまして
ようやくその原因がわかった気がしたのです。

そうなんです。大人も完璧な存在なのだと。完璧さの基準というか定義というか状態みたいなのが違うだけで、それぞれ、完璧な存在なのは間違いないと考えてみたら不思議とモヤモヤが晴れていく感覚を感じました。

たった一つの受精卵。細胞分裂を繰り返す…そのたびにここは「お父さん」ここは「お母さん」と選び決めながら成長していくのかな?と思うのです。多様性を兼ね備えた変幻自在の集合体。命はそういう存在なのだと思うのです。
同じ日本人同士だったり、不思議とよく似た顔立ちのご夫婦だとわかりにくいかもしれませんが、肌の色も髪質も目の色も全く違うご夫婦だとわかりやすいかもしれません。

細胞分裂する中で、常に、お父さんかお母さんかどちらかを選びながら成長していると考えると合点がいくのです。だって、こどもってコロコロ変わる。
生まれたときは、お父さんにそっくりで、お母さんに似ているところが1つもない。と感じて悲しくなったとしても大丈夫なんです。月日がたって気がついたら、お母さんにそっくりで今度はお父さんに似たところを探すのが難しい。なんてことはよくある話です。
成長する中で、その時々で、私達の好み希望に関係ないところで、部分部分それぞれ自由に勝手気ままに、お父さんに似たりお母さんに似たり二人の間を行ったり来たり。それは命が尽きるまで変化は続く…。

お父さんが好きでも嫌いでも。
お母さんが好きでも嫌いでも。
お二人に似てしまうのは命の源をわけていただいたから。親が好きなら最高にハッピーなことだけれどそうでなかったら…
でもでも…大丈夫。どんなに似ていても、決して同じではないのです。似ているところを探せば似ているところが、似ていないところを探せば似ていないところが見つけられるというだけのこと。

たとえ一卵性の双子でも同じ存在にはなることはできないのです。だって全く同じ選択をし続けることは不可能だから。だから、あなたも私もこの世でたった1つしかない存在。

オンリーワンです。

そうなんです!
完璧な唯一無二の存在なんです!
同じ存在は世界中どこを探しても見つからない!
完全オリジナル。
パーツパーツを見れば、似ていても、同じ人間は他にはいないんです。

だから、安心して自分を生きればいい。
何を選択してどっちに向かうのか、誰かに合わせてもいいし、合わせなくてもいい。その日の気分で決めたっていい。自分がどう在りたいのか、何をしたいのか、何を好んでいるのか、いっぱい自分を見つけて自分をわかってあげてほしい。だって世界で唯一の存在の自分を余すところなく正確に知るチャンスを与えられているのは自分自身だけだから。

長くなりましたが、ここまでお読みいただきましたことを感謝いたします。
ありがとうございました。
お読みいただいた貴方様に、よきことがなだれのごとく舞い込みますように。

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