先週もこんな感じで、太田光『笑って人類!』を読みながら大槻ケンヂの『グミチョコ』を思い出したという記事を書いたが、今回もそれに近い。
それなりに読書をしていると、こういう経験ができるようになったことは、とても嬉しい。
こんなこと書いても、それは「あなたの感想」「あなたの思い込み」なんて言う人もいるだろうが、構わない。そうだよ、僕の、僕だけの感想だ。
羨ましいでしょ。
前に話したけど、リベラルアーツのひとつとして読書をあげたが、まさに、こんな時に報われたと思う。たしかにそれなりに時間はかかったが、読んできた本をひとつの情報のパッケージ化として整理できて、もっとシンプルに、かつ凝縮して言いたいことをそれをもってキャッチボールができるようになると思う。たしかに、それは相手も選ぶが、それができたらかなり幸せだと思う。って、ピンときませんかね?汗
これ! ハードボイルドじゃない! ここを読んで、『初秋』を思い出した。
あれ?ハードボイドじゃなくない汗 青春小説みたいだね。
おっと間違えた。『初秋』違いだった。抜粋したのは、僕が2年前に書いた小説の方だったww 懐かしい、この小説も愛着がある。僕が大学生の頃、ともだちと、馬鹿みたいに麻雀ばっかりしていたことをモデルにして書いたものだった。青春を書いている時は、ほんとうに楽しいよね。
本物はこっち、
ハードボイルド小説だ。1980年の本。
この本に辿り着いた経緯は、
村上春樹が好き→村上龍も読まねば『限りなく透明に近いブルー』あれは、衝撃だった。で、そこから彼のエッセイ『すべての男は消耗品である』を読んで、このVol.2かどちらかで「ロバート・B・パーカー」の『初秋』について書かれてあった。そこに、四の五の言わずに読みなさい的なことが書いてあった。
で、読んだ。4年前くらいだ。本とは、こういう出会い方がある。
数多ある小説の中からこの本に出合えたことは幸せだった。
これは、スペンサーシリーズの中で特に人気作らしい。主人公スペンサーは探偵で、たしか本作は、ある夏に、少年と過ごして、なんかオラオラ鍛えてあげまっせ、みたいな話だったような……内容もよかったが、僕にとってのはじめてハードボイルドだった。カッコよかった。
さすがにうる覚え過ぎたww カンニングする。裏表紙を引用しよう。
で、冒頭に戻るが『夏への扉』を読みながら、僕は『初秋』で読んだカッコいいハードボイルド感を思い出したのだ。
ついでに読書記録を探った。『初秋』を読んだ後、あっ!
そうだったそうだった。その次には大沢在昌の『新宿鮫』を読んだ。小説の幅を感じた。まだまだ楽しい小説は山ほどあることを知った。これで〆る。
と、明日記事にするが、『夏への扉』は1957年だった。じゃあ、初秋の方があとやん! というか、『夏への扉』は1957年なん! という驚きが勝る。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また次の記事も読んでくれたら嬉しい(過去記事も)。それではまた明日!