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遊戯王、特にマスターデュエルに関する記事を好きな時にやんわり更新しています 元々は海外大に行きたい人向けの記事を書いていました

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【遊戯王マスターデュエル】WCS本戦を通した統計と《増殖するG》について

沙録 本論文では遊戯王WCS2023大会のマスターデュエル部門の試合をすべて観戦し、まとめたデータでマスターデュエルのゲーム性を紐解いた。先攻が有利なのは事実ではあるが《増殖するG》がある程度それを是正していることがわかった。しかしながら同時に《増殖するG》自体の異常なパワーと先攻の勝率の上昇への関与も判明した。海外では禁止カードである《増殖するG》は日本やマスターデュエルでも禁止にしていかなければならないパワーカードであると同時に、現状のゲーム性では一発禁止にしてはならない

    • 【十周年記念】シャドールの歴史 10期編

      第10期 リンクの時代とシャドールの再誕2017年4月期 ルールの改変と激動  2017年4月からアニメ遊戯王VRAINS放送開始とリンク召喚の追加にともなうルール改定があり、荒れに荒れた。EXモンスターゾーンの追加とPゾーンの廃止、そして「リンクモンスターのリンク先、またはEXモンスターゾーンにしかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない」という制約の追加で過去のデッキの大部分が大きな大きな影響を受けた。環境の低速化とリンク召喚というシステムの普及のための変更だと思われ

      • 【十周年記念】シャドールの歴史 9期編

        第9期 シャドールの生誕と隆盛2014年4月期 「融合のような何か」と呼ばれた革命  2014年も4か月目。制限改訂で最上級征竜が全員制限となり、新アニメに合わせてマスタールール3が施行されたことで新たな時代の到来を予感させるなか、19日に第9期最初となるパック「ザ・デュエリスト・アドベント」(DUEA)が発売された。シャドールが産声を上げた瞬間である。このパックでは超重武者、幻奏、テラナイト、シャドール、竜星が登場し、アーティファクトーロンギヌスや烈風帝ライザーなどの現在

        • 【遊戯王マスターデュエル】環境デッキの簡単な紹介

          はじめに 友人へのデッキ紹介と環境デッキ研究を兼ねたほぼ独り言の備忘録なので悪しからず。各デッキのTierに関しては複数のサイトのリストを参考にしつつ独断と偏見で決めている。個人的にTierの数字は重要でなく大体「環境トップか否か」くらいわかればいいと思っているため細かいTierに関しては許してほしく思う。  各デッキに関してデッキタイプ、面白さ、強みと弱点、そして作る場合の必要UR等の情報を列挙していく。一つ注釈としてデッキタイプの個人的な定義を述べたい。遊戯王はマナがない

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        【遊戯王マスターデュエル】WCS本戦を通した統計と《増殖するG》について

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          3本

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          風神龍と雷神龍の生態に関する遺伝的アプローチ

          はじめに モンスターハンターライズの舞台であるカムラの里近辺で半世紀おきに起こる百竜夜行の元凶は風神龍イブシマキヒコであることが作中で明かされた。その目的は同種の雌個体である雷神龍ナルハタタヒメとの邂逅であった。しかし、この二体を見てその違いに疑問を持った人も多いのではなかろうか。「同じ種のオスとメスでこうも違うものなのか」と。しかも雌個体である雷神龍は風神龍を取り込み、特殊個体である百竜ノ淵源へと変化するとなると、ますますその生態に疑問符がわいてくる。この記事では現実の生物

          風神龍と雷神龍の生態に関する遺伝的アプローチ

          弾丸節約の必要性に関する確率論的研究

          序論MHFにて初登場した弾丸節約はMHXでメインシリーズに輸入され紆余曲折を経てMHRiseにおいてガンナーの必須スキルとしてよく名前の挙がるスキルとなった。最大で20%の確率で弾丸の消費をなくすスキルであり、SBでもその立ち位置は変わらず使用されている。しかしIBのころ存在した真・弾丸節約から確率が下がったことを理由にその必要性に疑問を呈すプレイヤーも一定数存在しその必要性に対し客観的な結論が求められるようになった。そも弾丸節約の有用性は二つある。弾丸の持ち込み数を疑似的に

          弾丸節約の必要性に関する確率論的研究

          MHR:SB ボウガンの必須スキルについて

          はじめにモンスターハンターシリーズ最新作であるサンブレイクは現在遠距離武器が近接武器にダメージ面で大きく上回る環境となっている。過去作でも同様の環境がなかったわけではないが常にボウガンと弓がタイムアタックで近接武器に勝る状況において効率のため遠距離武器を選ぶプレイヤーが増え、弓よりも操作が単純なボウガン二種に注目が集まりがちである。しかし、ボウガンに新規参入者が多くなったことでスキル構成に誤解が生じる例が散見されるようにもなった。新たな武器を使いたいと思う人が多くなった状況は

          MHR:SB ボウガンの必須スキルについて

          海外大の受かり方 エッセー編

          1.エッセーについて海外大受験の三本の矢のうち二つは前回と前々回の記事にてお話ししました。三本目はエッセーなのですがいかんせん一つの記事にまとめるのが難しく何回かに分かれることになると思います。なぜそんなに難しいのかと言いますと単純に書く内容の個人差と量があまりにも多いからです。しかし、どのようなエッセーも根底は同じで「自分はこういう人間でありこの大学に合格させてほしい」ということを伝えるための文章となります。課外活動の選び方でも少し「大学が欲しがる人材であることを示す」こと

          海外大の受かり方 エッセー編

          海外大の受かり方 課外活動編

          1.課外活動の定義前回の記事でアメリカ大学受験における三本の柱は成績、課外活動、そしてエッセーであることを話しました。今回のフォーカスはextracurricular activities, 課外活動です。課外活動とは要するに「授業でないすべての活動」のことを指し、その範囲はかなり広いです。スポーツ、音楽、研究など趣味から職業体験に至るまですべてが評価の対象となりうるこの世界において日常のすべてに気を配るべきでしょう。今回の記事は「どう課外活動を選ぶべきか」そして「どう活動す

          海外大の受かり方 課外活動編

          海外大の受かり方 成績編

          1.「海外大は入るのは簡単だが出るのは難しい」という都市伝説日本にいるとよく「日本の大学は入るのが難しくて出るのが簡単」「それに比べ海外大は入るのは易しいけど出るのが難しい」という話を聞きます。海外大は本当に入るのが簡単なのでしょうか。定義による、というのが正直なところです。あなたが入りたいのが地方のコミュニティ・カレッジなら簡単なのは本当でしょう。しかし、あなたが目指すのが全米トップ50の大学のいずれかならば「簡単」とは到底言えません。英語力・数学力ともに全米トップ1%の僕

          海外大の受かり方 成績編

          海外大を考えるということ

          はじめにはじめまして、アプカです。中学受験して入った進学校を高校で中退してアメリカの高校に入学し、現在 University of California, Berkeley (以下UCB)で勉学に励んでいる日本人です。このタイトルを見て記事を開いたということは海外大学ひいてはその受験について興味を持っていることかと思います。まだまだ勉強中の身なので大学卒業後のことはわからないのですが、ここに至るまでの経験から「何をもって海外大を選ぶのか」と「どう海外大を受験すればいいのか」と

          海外大を考えるということ