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ネグレクトを止めるには...(オキシトシンを出そう!)

乳幼児に対しての母親の育児放棄・子殺し・ネグレクトなどについての事件が後を絶たない。
そんな母親に対して、自身もネグレクトされていたとか、
夫の暴力が怖くて子どもを守れなかったとか、
一人で子育てするのに疲れ、(表面的に)やさしくする男性との時間が子どもの危機管理より優先してしまったとかの情報が入ってくるが、

ある臨床心理士は
「こういった傾向は、加害者となった母親自身が幼少期に親との愛着を形成できず、『人を愛する』という部分がうまく育ってこなかったことが背景として考えられ、一般的には被虐待経験が影響している。これがいわゆる‘‘虐待の連鎖’‘と呼ばれている」と言っていたが、それを防ぐためには社会が。。。福祉関係者が、とか親しい友人や親がとかが気づき抑止力をとか見守りが必要などと聞くが、もちろんそれもありなのかもしれないが。。。。

でも、実はもっと初期の本当にわずかな力でネグレクト等は防げるのではないだろうか?

最初のお産の時にあたたかく安全な環境で早期の母子接触を十分に行えるような援助がとても大事なのですが。
虐待の連鎖はこのお産の時止める、あるいは大きなきっかけとなり防げると思うのだが。。。。
母親となった人にも出産は大きな出来事で自身のオキシトシンの量が大量にあふれ出る素晴らしいチャンスとなる出来事になる。
そうすると、このオキシトシンが、子どもを愛しいと思い自身のつらさや寂しさなどから想像力が欠如した行為の走ることは無いと思うのだが。。。
行政や福祉はその後もちろんあたたかな見守りは必要だとは思うが、最初のこのスタート地点をもっと大事に考えてもらえたらと思う。

オキシトシンがあふれ出る行為は授乳によってもおきる。授乳のたびにオキシトシンは出る。

オキシトシンは、ホルモンなので、教育がとか知識があればとか関係なく誰もが出せるのである。このオキシトシンの力をもっと私たちは存分に発揮できる状況を作ることに注力していってみてはどうだろうか?

そして、子どもの虐待をあるいはネグレクトをした母親に必要なのは倫理的な罰より別なプログラムが必要なのではないだろうか?もちろん社会的には許されない行為を行ったのだけど。。。あまりにも悲しい母親とその子どもになってしまっている。

お産のあり方、産後すぐの母子のあり方をもう一度考えるべき。

野生の動物は積極的に母親自らがわが子をネグレクトすることはしない。
(ただし、産後すぐ人間が子どもを何らかの事情で手にしてしまった場合は母親はその子を育児しなくなると聞いたことはある。)

人間も哺乳類の一種であるのだから今一度野生の動物に学ぶところもあるのではないだろうか?

このコロナ禍の時期に考えてほしい記事があったので考えて持てほしい。
参考に↓
妊婦さんはPCR検査を希望してはいけません

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