株式会社 Arent

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マガジン

  • Arentが考えるDX

    世の中の課題に立ち向かう、Arentならではの視点。 新規事業開発、オープンイノベーション、Vertical SaaS… デジタルビジネスの課題とその解決策を イノベーションファーム「Arent」ならではの切り口で描き出します。

  • RevitのTips & Tricks

    本連載はRevitの操作時に、より効率よく操作できるようになるためのスキルだけでなく、手を動かす際にも役に立つ知識を紹介します。日々の業務のヒントとしてお役立てください。

  • BIM×自動化で圧倒的な業務効率化を生み出す

    BIMに「自動化技術」が加わることで、圧倒的な業務効率化を生み出すことができます。Arentが考えるBIMの活用や実際に圧倒的な業務効率化を生んだ事例を解説します。

  • 導入事例~LightningBIM自動配筋~

    配筋のモデリングを自動化し、建築設計プロセスを効率化するRevitアドインツール「LightningBIM自動配筋」の導入事例です。 「LightningBIM自動配筋」は複雑な配筋モデルを瞬時に生成し、手動での時間を大幅に削減。特に、納まり検討工数を従来の90%減少させることが可能です。高精度と使いやすさが特徴で、経験の浅い技術者でも高品質な設計が可能です。建設プロジェクトの時間短縮、コスト削減、そして環境負荷の軽減に貢献し、業界の効率化と持続可能性を推進します。

  • Arentで働く人たち

    Arentで働く人たちを紹介する企画

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Arent新ビジョン~自信を持って働ける日本に~

Arentは「自信を持って働ける日本に」というビジョンを掲げました。この記事では、今回のビジョン策定の背景を解説していきます。 失われた30年日本は、バブルが崩壊した1990年代から現在まで、長期にわたり経済低迷が続いています。 世界の時価総額ランキングをみても、1989年(平成元年)には、7社ランクインしていた日本企業は、現在は0社になっています。 日本が長期にわたる経済低迷を過ごす中、世界では第4次産業革命と言われるIT革命により、ゲームチェンジが起こりました。

    • 【Arent調査】DXの実施目的はコスト削減に留まり、DX人材の不足が7割越え。

      建設DXを推進する株式会社Arent(東京都中央区、代表取締役社長:鴨林広軌、以下Arent)は、日本経済団体連合会の後援を受けて2024年4月17日に実施したハイブリットセミナー「世界でも類を見ない建設DXセミナー」において、建設業界におけるDXの実態に関するアンケートを実施しました。 この調査により、約7割の企業がDXを推進しているものの、その多くがコスト削減を主目的としており、経済産業省が推奨する新規事業創出や収益機会の増大を目的とする企業はわずか14%に留まっていま

      • 【セミナーレポート】2024年4月17日開催「世界でも類を見ない建設DXセミナー」

        2024年4月17日(水)、Arent主催、経団連後援による「世界でも類を見ない建設DXセミナー!」を会場とオンラインによるハイブリッドで開催しました。この記事では、セミナーのハイライトと成果、参加者のお声をご紹介します。 セミナーの概要とハイライト 本セミナーでは、高砂熱学工業の古谷執行役員とArent代表鴨林が登壇し、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に焦点を当て、3月に発表された高砂熱学工業とArentが共同開発したBIMを中核とする9つのSaaS群

        • 【Revit 2025 アップデート】新機能ピックアップ

          Revit2025がリリースされました。今回は新機能を大まかにご紹介します。 各機能の個別紹介は別記事を後日公開予定です。 ※今回の記事はAutodeskの公式ヘルプページからの引用がメインとなります。 ■新機能ピックアップ公式ヘルプで紹介されている新機能は全部で49項目、言語を日本語に変更すると48項目です。 ※除外された1項目は「Next Generation Insight」でCarbon Insightsアドインにおける機能向上の紹介となっています。 今回はこれらの

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        記事

          パラメトリックファミリ

          今回は「パラメトリックファミリ」についてご紹介します。 これを理解できるようになれば、ファミリのことはある程度理解できたと言っても過言ではありません。尚、Revitのファミリの基本については以下の記事で解説をしていますので、ぜひ併せてご覧ください。 ▼ファミリとパラメータの概要についてはこちら ■パラメトリックファミリとはパラメータによる形状の制御が可能なファミリを指します。 例えばドアファミリにおける幅パラメータの値を変更することで、サイズを大きくしたり小さくしたりする

          パラメトリックファミリ

          ファミリのパラメータ

          今回の記事では、ファミリの属性情報となるパラメータについて深掘りします。ファミリとパラメータの構成やざっくりとした概要は、以下の記事で紹介していますので、ぜひご一読ください。 ■ファミリパラメータとプロジェクトパラメータRevitではパラメータをどこに作成するかを指定することができます。 ファミリパラメータはその名の通り、ファミリ単位でパラメータを作成します。それに対して、プロジェクトパラメータはプロジェクトごとに作成しますが、付与されるのはカテゴリ単位です。 □ファミリ

          ファミリのパラメータ

          ファミリのフォーム

          前回の記事ではファミリのテンプレートについてご紹介しました。 今回はテンプレートが決まったあとに実際にファミリを作成する段階になった際の、モデルの「見た目」となるフォームの作り方についてご紹介します。 ■フォームとは「形」や「外形」を意味し、その名のとおりファミリを形作る要素です。ドアを例にとると、枠、パネル、把手などはすべてフォームで作成します。 ファミリにおけるフォームの作成方法は全部で5種類あり、基本的にプロファイルと呼ばれる輪郭を描画することで各種形状を作成していき

          ファミリのフォーム

          ファミリテンプレートの選び方

          本記事ではRevitのファミリ作成時に必ず使用するファミリテンプレートについて紹介します。 ■ファミリテンプレートとはそもそもファミリテンプレートとはなんなのか? ファミリを作るとき、どのようにファミリを使うかによって求められる内容が異なってきます。 例えば、ドアファミリを作成したい場合、壁をホストとする必要があるためテンプレートには壁オブジェクトが含まれている必要があります。 また、レンダリング時にイメージ画像を描画したい場合はRPCファミリのテンプレートを使用するのがよ

          ファミリテンプレートの選び方

          ファミリの深掘り

          本記事ではRevitのファミリについて深堀りをしていきます。 ファミリはRevitプロジェクトを構成する上で非常に重要な要素であり、ファミリの仕組みを理解することでRevitの習熟度は格段に上がります。 ■Revitの要素Revitプロジェクトはほぼファミリで構成されています。 壁やドア、地盤面などのモデル要素のほか、文字やビューもファミリです。 ※ビューとは平面図や断面図などの画面のことです。 Revitの要素は大きく3つに分けることができます。 モデル要素 基準面

          ファミリの深掘り

          ファミリとパラメータの概要

          BIMソフトウェアとして国内外でも有名なAutodesk Revit(以下、Revit)のファミリとパラメータの概要について紹介します。 ■ファミリを制する者はRevitを制す上記の言葉はしばしばささやかれています。 ファミリはRevitプロジェクトの構成要素であり、壁や床、柱や梁などのモデル要素はもちろん、ビューやレベル、通り芯、注釈文字など、ほぼすべてがファミリです。そのため、Revitではファミリへの理解が非常に重要です。 しかし一口にファミリへの理解と言ってもなにか

          ファミリとパラメータの概要

          「BIM×自動化」を始めるために準備すべきこと

          これまではBIMと自動化をかけ合わせることの意義や具体的な事例について、紹介しました。 今回は「BIM×自動化」に着手する際に準備すべきことに焦点を当てて深掘りしていきます。 ■技術力の活かし方以前の記事では、自動化を生み出す3つの要素の1つとして「技術力」を挙げました。これはBIMユーザーが抱えている課題を解決するソリューションをカタチにするための必須事項です。 しかし、「技術力」だけではBIMの自動化は困難です。 自動化したい業務を構成する個々の要素やそれらの関係性など

          「BIM×自動化」を始めるために準備すべきこと

          【Revit】自動化による圧倒的な効率化の事例 Lightning BIM 自動配筋 ~後編~

          前回はArentの「Lightning BIM 自動配筋」の”自動配筋”機能をメインにご紹介しました。同プロダクトはそれ以外にも様々なシーンで活用可能な機能を有しており、Revitの配筋業務を効率化することができます。 前回に引き続き標準機能に触れつつ、詳細な内容をご紹介します。 ■Revit標準での配筋モデリングの実例Revitの標準機能のみで配筋モデリングを行うときはどのように作業するのか。実際にこの作業を行った方はお分かりいただけると思いますが、かなりの労力を要します

          【Revit】自動化による圧倒的な効率化の事例 Lightning BIM 自動配筋 ~後編~

          【Revit】自動化による圧倒的な効率化の事例Lightning BIM 自動配筋 ~前編~

          これまでの記事では自動化技術についての概要や、自動化すべきものやできないものの違いなどをお伝えしてきました。 今回は自動化することによる具体的なメリットを、Arentが開発した製品について触れながらご説明していきます。 ■配筋業務とは建築物における鉄筋コンクリート造の部材に対して、鉄筋を組むまでの業務全般を指します。仮定断面から構造計算を行い、計算結果をもとに部材の断面を決定し、検討内容を図面に起こします。各部に部材が正しく納まっているかを検討しながら設計を進めていき、最終

          【Revit】自動化による圧倒的な効率化の事例Lightning BIM 自動配筋 ~前編~

          【セミナーレポート】BIMを活用したDX戦略の考え方

          こんにちは、Arentです! 2024年1月30日(火)、日経メッセ「プレミアム・カンファレンス・シリーズ」 にて、代表取締役 鴨林が「BIMを活用したDX戦略の考え方~BIMを導入するだけからBIMを使った自動化へ~」というテーマでオンラインセミナーに登壇しました。 このセミナーでは、Arentが定義するDXの在り方とBIMの自動化に焦点を当て、多くの方にご視聴いただきました。この記事ではセミナーでお話ししたBIMを活用したDX戦略の考え方についてご紹介していきます。

          【セミナーレポート】BIMを活用したDX戦略の考え方

          BIM推進を進める戸田建設  『Lightning BIM 自動配筋』の導入で次の時代の土台を作る

          戸田建設株式会社は、企画から設計、施工、維持管理に至るまでをトータルで手掛ける総合建設会社として、業界をリードしてきました。建設業界では2024年問題への対応が急務とされる中、業務の効率化を目指し、Arentが提供するAutodesk Revitアドインソフト『Lightning BIM 自動配筋』をいち早く導入いただいた同社に導入の背景と今後の展望について伺いました。 2024年問題への対応が急がれる中、 建築施工の業務効率化を目的に『Lightning BIM 自動配筋

          BIM推進を進める戸田建設  『Lightning BIM 自動配筋』の導入で次の時代の土台を作る

          いま改めてアジャイル開発を理解しよう

          はじめに 経済産業省が発行するDXレポート2では、デジタル技術と市場の動向に素早く適応するためのアジャイル開発の重要性を強調しています。今回は、このアジャイル開発について解説していきます。 アジャイル開発とは何か、ウォーターフォール開発との違い なぜ今アジャイル開発が求められるのか アジャイル開発とは何か、今一度おさらいしましょう。アジャイル開発とは、柔軟性と迅速性を重視したソフトウェアやシステム開発の方法のひとつであり、急速に変化する今日の技術世界における革新的なソフ

          いま改めてアジャイル開発を理解しよう