カカオ90%のチョコレートのレシピ
こんにちは、世界初お菓子テックカンパニーCEOの柴田アリサです。
最近、チョコレートネタが続いているので、ここはひとつレシピでもと思いたったわけなのです。
だって、ハイカカオチョコレートで低GI値のものって、けっこう高い、、、!しかも、今、夏だから、あまり売ってないんです。溶けちゃうもん。
ショコラティエという専門職があるくらいなので、チョコレートって作るの難しそう!というイメージですが、そんなのただのイメージです。
クオリティーを求めれば、プロの方が作るチョコのがおいしいに決まってます。
でも、ポイントさえ守れば自分でもそれなりのものを作ることができるので、作ってみましょう。
今回のレシピはカカオ90%。
少し苦めですが、このレシピは砂糖の量を減らしたり増やしたりしてOKです。自分好みの甘さでチョコレートを作ってみてくださいね!
「カカオ99%のチョコレート」
板チョコ1枚分くらい
・カカオマス 48g
・ココアバター 5g
・ココナッツシュガー 5g
材料が少ない!
必要な道具は、ゴムベラ、温度計、鍋とボール、あとは氷くらいです。
ざっくりと説明すると、材料すべてを溶かし、型に流し固めるとチョコレートになります。
しかし、ただ溶かすだけでは、おいしいチョコレートを作ることはできません。
テンパリングという、チョコレートの温度を調整する作業が必要なのです。
これは、チョコレートの温度を変化させることで、口どけをよくしたり、光沢をだしたりする行程のこと。
この作業を、いかに上手にこなすかで、チョコレートの味が決まってきます。
それでは、まずはカカオマスとココアバターをボールに入れ、湯煎にかけて、溶かします。
このときの温度が重要で、50度〜55度を守ってください。
カカオマスが少しとけたなという頃合いを見計らって、砂糖を加えます。
全体をよく混ぜ、温度が50度〜55度を保つようになったら、次の段階です。
材料が入ったボールを、氷をはったひとまわり大きいボールの上に起き、混ぜながらしっかりと温度を下げます。全体の温度が28度になるまでよく混ぜましょう。
次に、氷からボールをはなし、また湯煎にかけます。ぬるめのお湯で大丈夫です。32度まで上がったら、テンパリング終了。
あとは型に流し、常温で固まるのを待ちましょう。
シリコンの型なら、外すときも楽チンです。
テンパリングの作業だけ、最初はとまどうかもしれませんが、慣れればとっても簡単です。何回かやってくうちに、10分もあればチョコを型に流し込んで、あとは固まるのを待つだけ みたいに、超インスタントかつお気軽に作れるようになっちゃいます。
ちなみに、材料はすべてネットや製菓材料屋さんで購入することができます。
ハマると、いろんな砂糖の種類を変えて味比べしてみたりと、けっこう楽しいです。
砂糖は、ものによって、融けにくさが異なるので、甜菜糖などはザラザラした感じが残ります。でも、このザラザラした感じが、またおいしかったりするんですよ〜
市販されていない、オリジナルチョコを作って遊んでみてください。
note書くときのコーヒー代や、クロエちゃんへのスペシャルおやつ代にさせていただきます٩( 'ω' )و