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2021/11/25の一本

本日に取り上げるのはこちらの記事。

こちらの記事は「備蓄放出、市場に響かず NY原油2%上昇/逼迫解消へ規模不足の見方」という記事の付随記事であり、内容としては今回の石油の備蓄放出の背景には、産油国である石油輸出国機構(OPEC)+ロシアなどと石油消費国の間にある亀裂が原因だと述べている。

この記事を取り上げた意図としては、各国の対応に多面性を感じさせる記事であったためだ。

というのも、この記事やメインの記事で述べているように、中心にあるのは経済への影響を抑えるための石油放出である。
だが、OPECプラスは石油需要について「新型コロナの(感染力の強い)デルタ型に依然、圧迫されている」(ロシアのノワク副首相)と主張している。
また、この記事にも記載しているが、英国ではCOP26が開催されており、そこではいかに炭素排出を抑えるために石油消費をいかに抑えるか、いかに産まないかを議論している。

ここに国際社会の多面性を感じさせた。

各国が異なる主義・主張を掲げており、各国が各々の利益のために動いているのは理解している。
だが、問題の大きさ・重要性に併せて一貫した対応を行ってほしいと願う。

#日経COMEMO #NIKKEI

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