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ピナリー・サンピタク: 断片化された身体-STPI Gallery/2019

断片化された身体-STPI Gallery/2019

ピナリー・サンピタク: Fragmented Bodies: The Personal and The Public(断片化された身体: 個人と公共)
2019年9月25日 – 2019年11月3日 STPI Gallery(シンガポール)

タイのアーティスト Pinaree Sanpitak によるプレゼンテーション

「Fragmented Bodies: The Personal and The Public」(断片化された身体: 個人と公共)で新しい作品群を発表した。
コラージュ、エッチング、モノプリントなどの版画や紙の技法の継続的な探求と、新しい空間的および形式的な懸念との架け橋となる一連の遊びや、挑発な作品もある。
ピナリー・サンピタクの一連の作品で著名な「乳房仏塔」のモチーフは、そこでも、再登場し、歴史を通じて神聖で地上的な意味を保持してきた古くからのシンボルを再考することを見る側に伝える。

Fragmented Bodies: The Personal and The Public

The Walls

2019年3月にアートバーゼル香港のEncounters sectionでメジャー デビューした、迷路のようなインスタレーション The Walls (2018-19) は、STPI の中央ギャラリー スペースを新しい迷路のような再構成された。

The Walls
The Walls
The Walls

また、作品の肌のような紙のテクスチャーと軽いサスペンションは、グリッド形式の規則性を脅かす多孔性と身体の存在を吹き込み、それを織り成す訪問者の身体から直接知らされる擬人化された品質と動きを呼び起こす。
そのインスタレーションの質感のあるパネルは、展示されている他の印刷物や紙の作品とともに、見る側を、近接性と接続性の瞑想的な瞬間に導く。

「断片化された身体:個人と公共」は

「断片化された身体:個人と公共」は、自己、文化的条件、環境の間の絶え間ない交渉と和解を示唆している、個人的、及び、宇宙的な規模の両方で、その領域を追跡する際に偶発性と流動性が表面化することが可能となる。
それは、人間の気まぐれや生きた経験に反応する共感性を生み出すピナリー・サンピタクの作品は、私たちが住む世界とのより深い関わりをもたらします。そのような評価もされている。

ピナリー・サンピタク(Pinaree Sanpitak)

ピナリー・サンピタク(Pinaree Sanpitak/1961- /タイの現代アーティスト)

Pinaree Sanpitak

その作品は、絵画、彫刻、ドローイング、料理と幅広い素材とタイの伝統的なカラフルで強烈な作品を、人間、そして、その女性のモチーフを展開している。
タイの急成長する現代アートシーンに強力な「女性」の存在感を送り込んでいる。
また、現在も、グローバルに、実に多くの展示会に出展、評価されている。

次回からも、ランダムになりますが、何回かに渡り、その作品のコラムにしたいと存じております。
お時間の許す折に・・・

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