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キャベツの秘密:生産者のこだわり~茨城から届く、食卓を彩るキャベツ~

こんにちは。旭物産のnote編集担当です。

前回は、旭物産のキャベツ調達のこだわりを紹介しました!


旭物産の『カットキャベツ』で使用しているキャベツは、北は北海道から南は鹿児島県に至るまで、全国20以上の道県に点在する100軒以上の産地で生産しています。
今回は、旭物産の本社工場から目と鼻の先、茨城町でキャベツを生産してくださっている平澤さんから『生産者のこだわり』を伺いました!平澤さんは、春と秋の2シーズン、畑から工場へと新鮮なキャベツを届けてくださる大切な生産者のおひとりです。


旭物産との契約がもたらした変化

キャベツ生産者の平澤さんご家族

以前は、全農いばらきを通してチコリの一種であるトレビスを生産、納品していました。旭物産仕入れ担当者にキャベツを作ってほしいとお声がけいただいたのをきっかけに、2009年から旭物産向けのキャベツの生産を開始したのです。旭物産との契約栽培が始まったことで、決まった価格や数量を出荷できるので、所得が安定しました。これにより、設備投資ができるようになり、作業の効率化と省力化を実現。約半年の出荷期間中は、出荷量の安定化と品質を保つために努力を続けています。


気候変動への挑戦と品質保持の秘密 

機械で収穫している風景

キャベツの品質と出荷量を安定させるためには、天候の変化に応じて栽培方法を柔軟に変え続けることが大切です。天候の変化とは、暖冬やエルニーニョ・ラニーニャ現象などになります。キャベツ作りは、今まで通りの作付けをしてもうまくはいきません。うまくいかない理由は、常に栽培環境に変化があるからです。
2023年の夏も猛暑の影響で、通常の防除では間に合わないほどの青虫の発生に苦しみました。植えたキャベツが青虫に食べられてしまい、すべてをダメにしてしまうかもしれない。旭物産と約束した数量を出荷するために、従業員総出で『青虫撲滅ローラー作戦』を行いました。青虫撲滅ローラー作戦とは、畑に一列に並び、丸くなり始めているキャベツを一枚一枚丁寧に開いて、手で青虫を取り除いていくことです。そのおかげか、無事に旭物産と約束した数量を出荷できました。
野菜の栽培は、天候など常に自然との戦いです。そのため、さまざまな情報にアンテナを張り続け、栽培方法を柔軟に変える必要があります。これが常に品質のよいキャベツを提供し続ける秘訣なのです。


こだわりを持って追求するキャベツ作り 

キャベツ作りでは、生育に必要なことを常に考え、効率よく作業することを心掛けています。特に、2kg以上の完熟キャベツの生産にこだわり、旭物産の選定基準を満たした品質の高いキャベツを提供し続けています。キャベツの栽培を始めたころと比べて、品質も安定してきていると感じられるようになりました。


おすすめのキャベツの楽しみ方


千切りキャベツ、千切りピーマン、ツナに酢・マヨネーズ・塩・こしょうで味付けしたサラダ

私のキャベツは、生で食べることをおすすめします。千切りキャベツ、千切りピーマン、ツナに酢・マヨネーズ・塩・こしょうで味付けしたサラダは、シンプルながらもキャベツの甘味や食感も感じられ、無限に食べてしまいそうです。簡単でおいしいサラダので、試していただけると嬉しいです。



未来への展望と挑戦

キャベツの芽

今後の目標は、おいしさを追求し続けると共に、季節や気候に左右されず一年中生産できる体制を構築していきたいです。私が作るキャベツで、旭物産のおいしい商品に繋げたいと思っています。


まとめ

茨城県キャベツ生産者の平澤さんは、気候変動に対応した栽培方法や旭物産との契約による経営の安定化、効率的なキャベツ作りへのこだわりを持っています。今後もおいしさを追求し、一年中安定して生産できる体制を目指す平澤さんの挑戦は、私たちの食卓をより豊かにしてくれること間違いなしです!



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