「リベラルの方が保守よりも、考えが違う人をブロックする確率が高い」というコメントを目にして、
そうかたしかに、リベラルは、自分が自由であるために、周りに不自由を担ってもらってるような側面があるな、とおもった。

おなじように、

仕事ができるひとは、周りに至らなさを味わうことを担ってもらっているし、

大らかなひとは、周りに細かい心配を引き受けてもらっているし、

ユーモアに溢れたひとは、周りに面白いことが言えない残念さを味わわせているし、

よく気のつくひとは、周りにあなたほど気が回らなくってごめんなさいとおもわせていたりする。

自分が何かができることは、周りをできないことにするのと、同じなんだな。
そう考えたら、できるばっかりがいいわけでも、ないんだよなぁ。

ワガママなひとが案外好かれるのは、周りのひとに、ワガママを叶えたり合わせてあげられる自分であること、をプレゼントしてあげられるからなのかもしれないですね。