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海外だからと言って強がりすぎてた話

日本語と英語をしゃべるときで性格や印象が違って見えるように、海外に行くと日本にいるときよりも自力で何とかやってかないと!という思いが強くなるのは私だけでしょうか。

授業中は発言しないと参加していないとみなされるため、質問や意見を絞り出すことで精一杯になったり、大人数で食事したり遊びに行くときはなるべく自分から発言しない限り、話題を振られず一定の人のマシンガントークが続くこともあるので、1秒でも間が空けば話題に切り込むことになれる必要があったり、こっちに来てさらに「自分の意見がない人」というカテゴリーに入るまいと必死に自分を奮い立たせていた時期がありました。

きっかけは授業中やルームメイトとの会話などの中で沢山あったのですが、一番大きかったのは、ある女の子の存在。彼女はなぜかすべての日本人留学生、韓国、台湾の留学生と顔見知りで結構な頻度でアジア系留学生と過ごしているところを見ていたので、相当日本が好きなのかなーとだけしか思っていませんでしたが、本人に聞いたところ日本やアジアにめちゃくちゃ興味があるわけではないそう。彼女はとてもいい人なのですがエミネムのラップかよ、と思うくらい一度しゃべりだしたら1秒の隙も与えないくらい喋りまくります(笑)

ある日彼女の共通の友人と話している際に、日本人とか韓国人とかとよく遊んでるみたいだね~と話していると「アジア人の子たちはみんないい子でよく話を聞いてくれるからその子たちがターゲットにされてるんじゃない?」と言われたことがとてもショックでした。その子は悪気があっていったわけではないですが、私からすればアジア人=自分の意見をあまり言わない、聞く側に回る、みたいなレッテルを貼られているようでとても嫌でした(自分の考えすぎなのかもしれませんが)

それもあって必要以上に「なめられたらだめだ」「自分をもっと主張しなきゃ」と思い焦っていたのもあると思います。

そんななか、ルームメイトが使った食器やなんやらが3日間ほど放置してあり、料理ができない状態に。片づける気配もなかったので「台所が汚すぎて大変なことになってるからみんなで片付けよう」と言って、自分が何もしないものいかんかな~と思ったのですでに洗ってある食器の片づけととゴミ出しに行きました。

するとイタリア人のルームメイトが後で食器洗いはしてくれたのですが、その時に先週の掃除当番が彼女でたぶん忘れているんだろうと思い、忘れないうちにリマインドのつもりで「今週はあなたが当番だよ」と言うと「私は忙しいの」と半分逆切れをされたので私も少しムカッときて私もいろいろ言ってしまいそこからあまり話さなくなるという事がありました。「なめられたらだめだ」「自分をもっと主張しなきゃ」という思いが逆に裏目に出てしまったのかなと思います。

私も嫌なことに対してあまり我慢ができない、感情をコントロールするのが苦手なうえ、すぐ顔や態度に出てしまうのが最大の弱みでもあり、いつもそれで損をするのですが、なかなか直すのには時間がかかるようです(反省)

シェアハウスではキレイ好きが損をするとよく言われますが、「綺麗」の基準は人によって違うので一緒に住む人がどれだけ気にするかの問題なのかなと思いますが。

知り合いの日本人も同じような体験をしていて、結局自分が全て片付けているらしく、私は心がトロサーモンの久保田ぐらい狭いのと、毎回自分がやったらそれが当たり前になって結局ずっと自分がしていたという話も何度も聞いたことがあったので「自分の分は自分で洗ってください」というマインドで何週間か過ごしてみましたが、それもまあ難しく。

いろんな人に相談してすっきりはしたものの、昨日も同じようなことがありました。
シェアハウス経験者の方や海外生活をされている方、同じ体験をされた方など解決策があれば教えてほしいです。

長くなりましたが結局何が言いたかったのかというと
海外にいるからと言って気を張りすぎない。でも自分が我慢するのは絶対ダメ。ということ。

留学では自分をコントロールする方法や他人から学ぶことなど日々刺激が沢山あります。これもいい勉強と思ってポジティブに受け止めようと思いました!



































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