デンマークでは10分の自転車通学で1日のすべてのエネルギーを持っていかれるくらい風が強いです。ジムではあまり有酸素運動をしないようにしていて自転車こぎみたいなマシーンだけ乗っているのですがそれも辞めました（笑）デンマークの天気はいまだに好きにはなれませんが先日のドライブも残念ながら天気は良くない日でした、、、（天気予報では晴れのち曇りだったのに大雨なのはなんで？）

先月にデンマーク人の友人のリアがNyborg（ニュボー）にドライブに連れていってくれました！リアとの出会いはなんとルームメイトといったアイススケート！５人のうち男子２人しか滑れる人がいなかったので教えてくれるかと思いきや、その2人は楽しそうに頑張れー！できるよー！と応援するだけで全く役立たずだったので（笑）女子3人で頑張っていましたがなかなか上達せず、、結果的にリンクにいる誰かに教えてもらおうという事になり声をかけたのがリアでした。すごく熱心に教えてくれてほぼ１時間半、隣で滑ってくれました泣　彼女自身日本に興味があるらしく、沢山日本について質問されたしスケートを教えてくれている間になぜデンマークを選んだのかやデンマーク人についてどう思うかなど沢山の話をしました。

その数日後、nyborg行ったことないんだったら一緒に行かない？と声をかけてくれて車で連れて行ってもらうことになりました！

Nyborgは人口約17000人の小さな町でオーデンセから車で30分ほどで行くことができます。最初に動物たちがいるエリアを散策し、ウサギやポニーなどを見て、この写真の動物の名前は忘れちゃいましたがネイマールみたいな髪の毛のイケてる牛みたいなのを見ることができました。(説明適当ですみません)

その後はビーチを散策していたらいつの間にか1時間半ほどたっていてびっくり。

彼女はその時にディスレクシアであるという事を告白してくれて、自分と同じ悩みを抱えた子供たちに自分自身のような経験をしてほしくないと言っていました。ディスレクシアとは文字の読み書きに限定した困難さをもつ疾患です。 知的能力の低さや勉強不足が原因ではなく、脳機能の発達に問題があるとされています。アインシュタインをはじめあトム・クルーズやスティーブジョブスなどの有名人もディスレクシアだそう。

彼女がディスレクシアだと診断されたのは5年前。幼少期から読み書きに苦労していたらしいのですが、先生や周りの生徒からバカ扱いされたり、どんなに勉強しても成績がとても悪く自分を責めたこともあったらしく、そのためその苦しみがわかる分自分が教師になってサポートしたいという思いから今は心理学をはじめ生物学などを学び特別支援教育の教師を目指しているそう。しかし周りからディスレクシアの人は教師という立場に立つべきではない、とか読み書きができないのにどうやって子供たちに教えるんだ。などの反対意見もあったそう。しかし教師になりたいという強い思いと、教えることの楽しみが彼女を突き動かしたそうです。

帰り際にホットドックを食べたのですが、ソーセージにベーコンがまかれているタイプのもので、ピクルスとフライドオニオン、生玉ねぎがトッピングされたとてもデンマークらしいホットドックだそう。結構塩っ辛かったですが寒い日に食べるのには完ぺきな一品でした！！

デンマークの国内も素敵な場所が沢山あるので機会があれば他の場所へも行ってみたいです！