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母親だって人間だよ

また悲しいニュース。幼い子どもが3人命を失った。
これは社会問題だ。

そういう私も
産後の手伝いもなしに家事・育児・仕事をこなし
家事育児に協力的でなかった夫との歪みにも悩みつつ
結構長いこと絶えてしまった母親の一人だ。(子ども3人います)

今はとっても協力的なのだが
考えただけでゾッとする。
子どもが小さい時ほど手を貸して欲しかったのに
なぜ一人で絶えてしまったのだろう・・と。

これは個々の努力不足や誰かのせいではなく
社会問題だと思う。

「〜べき」「男らしさ・女らしさ」色々な思い込みに
自分自身を縛って
気付かずに「こんなもんだ」「みんなやってる」と
自らに鞭を打って耐え忍んでいるママも少なくないはず。
育った環境からの影響も強いので私は「昭和の呪い」と呼んでる。

良妻賢母の聖母的イメージ強すぎって!
母親も人間だっつーの!

共働き夫婦の方が多いつーの!

スタエフでこのことについて語ってます。
書くより聞いた方が早いかな。
子育てを取り巻く社会問題について。

子育ても仕事もお互いに大変さを想像しあって
労う・思いやることが必須。
しんどかったら「しんどいから助けて」って言えることが大事。

最後に結論として話してることですが、
追い詰められるのは「子育てを楽しめない理由」
それ以外のことにある気がしています。
夫婦で共有するべきことなのにそれができない辛さ。
これは意識改革が必要な社会問題です!

結局「ひとり時間欲しいんでしょ?」ってのもあるんだけど
個人的には
ゆったりした気持ちで子育てをしたい
っていう願望もあります。

これは私の場合ですが、
子育て以外のこと(ご飯手伝ってもらうとかせめて自分のことは自分でするとか)をサポートしてもらえてたら
しんどいなって思うことはなかったかも。
子ども自体は大好きなので。

もちろん「ひとり時間」をプレゼントすることも忘れずに。

私のひとり時間は、
夫がお風呂に入れてくれてる5〜10分間/日のみでした。
その前後の準備やお手入れ・着替え→授乳は私の仕事で
上の子の宿題見たり、夕飯作りながらバタバタと。

しかもお風呂入れさえ
「これいつまでやらされるの?」と言われたことも。

子どものお昼寝タイムは、
仕事と家事に当ててたので
自分も一緒に昼寝をすることはほぼできませんでした。
夜も1時間おきに起きる子もいて数年間寝不足続きで
よく生きてたなぁと今は思います。

それでもご飯も買い物も洗濯も掃除も
皿洗い以外の全ては私の仕事でした。

二人とも自営なので夫も毎日家にいましたけど
そういうもんだとお互いに思っちゃってたんです。
恐ろしすぎる。

親も「夫婦二人揃ってるから大丈夫やろ」と思ってたようで
サポートは一切なし。

心の中で「誰か夕飯のおかず作ってくれ〜〜!」
と叫んだことが何度あったことか。

弁当やお惣菜だと
チクっと不満の声が出るのでそれもまた不快で。

あと一番大事なことは

「他人を見ないこと!!!!」


SNSでしんどさを共感しあって
「私だけじゃない!」って
癒される人も多いかと思うのですが

そこに癒しを求めると
SNSのコメントしたいのに子どもが邪魔してできない!
ってストレスになってくる。
顔も見ずに「ちょっと待って!」
って言ったことないでしょうか。


そしてスマホばっか見てる母親を見て
子どもが愚図りやすくなる。
あっという間に夕飯作る時間、子どもぐずる。
またイライラする。
洗濯物はたまってる。ご飯作らんと。あ、風呂も。

「あー疲れた。今日の飯何?」という夫を見て殺気立つ。

このバタバタ劇の後の夕飯時に何気に言われた
「おかずこれだけ?」にどんだけ心を抉られてきたことか。

多分想像しただけじゃ分かり得ないと思います。
人3体分くらいの動きを毎日こなしてます。

私が子どもにイライラしなかった理由は
子ども大好きっていうのもあるのですが
スマホデビューが遅かったので
SNSをやってなかったからかもしれません。

子育て=しんどいが一般的になっちゃうと
子ども達かわいそうじゃないですか?
そして結婚や出産に希望が持てなくなる人が増えて
少子化も進む。
実際、子どもたちの大学までの学費や家のローンが気になって
親は何の贅沢もできない家庭も多いと思います。

他にもPTAや町内会、子ども会など
強制的に回ってくる仕事に土日もゆっくりできないし
子育て世代に課せられた負担は山のようにあります。

「老後にやりたかったこといっぱいしよう」と思ったら認知症。
体は動かなくなって、やりたかったこともできなくなる。

これでいいわけないよね、日本。

ちょっと今日は愚痴っぽくなってしまいましたが
今は頑張らないことが板について
何のストレスもないです。
強制的に親として成長してきたのかもしれませんが。

スタエフでもお話させていただきました。

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