運命学の実態は、充分科学的に説明がつくと私には思われた。

量子論と脳科学。

この両科学は、仏教を追認していくだけにも見えるが、意識の構造、
つまりは物理現象の構造に肉迫し、これからの常識になると思われる。

占術がなぜ的中するのか。

主観的に的中していると思われるもの、実際に的中しているもの、
その違いも含めて、物理現象とは意識の構造である事と関連する。

それは心理学ではなく、むしろ量子論、物理において説明がつき易く、
碩学たちが何故、易や仏教に傾倒していく事になるのかが理解できる。

東洋の世界観が、科学的事実として立証される事になるからである。

ニールス・ボーアは、自らの家紋に易の太極図を描き入れたほどだった。